7月に発表された主要なスマホ新機種を一覧でご紹介します。
Snapdragon 865+が発表され、同Socを搭載したモデルが3機種発売されました。
7月は安価な5Gスマホとゲーミングスマホを中心とし、多数の新機種がリリースされています。ただ反面、以前の機種のマイナーアップデートに留まるスマホも多い印象です。
目次
- 1 Xiaomi Poco M2 Pro【Note 9Sの使い回し】
- 2 Xiaomi Black Shark 3S【120Hzリフレッシュレート】
- 3 OnePlus Nord【OnePlusのミッドレンジ機】
- 4 nubia Red Magic 5S【冷却機能が強化】
- 5 Huawei Honor X10 Max 5G【大画面ディスプレイ】
- 6 Huawei Honor 30 Youth【90Hz格安5Gスマホ】
- 7 Samsung Galaxy M01s【サムスンの低価格機】
- 8 Samsung Galaxy Z Flip 5G【発表前倒しのサプライズ】
- 9 Oppo A72 5G【Dimensity 720初搭載】
- 10 vivo iQOO Z1x【相変わらずコスパ最強】
- 11 iQOO U1【2万円以下の4G機】
- 12 Asus ROG Phone 3【ショルダーボタンが増えた】
- 13 Lenovo Legion Duel【嘘みたいなスペック】
- 14 7月まとめ
Xiaomi Poco M2 Pro【Note 9Sの使い回し】
- 【スペック】SDM 720G、メインカメラ 48MP、60Hz LCD
- 【価格】13999インドルピー~(約2.1万円~)
Poco M2 ProはXiaomiのインド向けブランド、POCOから新機種として登場。ただしスペックはRedmi Note 9Sとほぼ同じです。
Xiaomi Black Shark 3S【120Hzリフレッシュレート】
- 【スペック】SDM 865、メインカメラ 64MP、120Hz AMOLED
- 【価格】3999元~(約6.1万円~)
Black Shark 3SはBlack Shark 3のアップデート版です。ディスプレイ性能が強化され、ネックだったリフレッシュレートが向上しています。
OnePlus Nord【OnePlusのミッドレンジ機】
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、90Hz AMOLED
- 【価格】24999インドルピー~(約3.6万円~)
OnePlusから発売されたミッドレンジの新機種です。Snapdragon 765Gを搭載し5Gに対応、バランスの取れたスペックとなっています。
nubia Red Magic 5S【冷却機能が強化】
- 【スペック】SDM 865、メインカメラ 64MP、144Hz AMOLED
- 【価格】3799元~(約5.8万円~)
Red Magic 5Gのアップデート版です。主に冷却機能が強化されています。Red Magic 5GがRed Magic 5として日本向け販売もされたので、Red Magic 5Sも日本向け販売に期待です。
Huawei Honor X10 Max 5G【大画面ディスプレイ】
- 【スペック】Dimensity 800、メインカメラ 48MP、60Hz LCD
- 【価格】1899元~(約2.9万円~)
7.09インチの大画面ディスプレイが特徴です。SocにはMediatek Dimensity 800 5Gを搭載し、価格は3万円を切る水準です。
Huawei Honor 30 Youth【90Hz格安5Gスマホ】
- 【スペック】Dimensity 800、メインカメラ 48MP、90Hz LCD
- 【価格】1699元~(約2.6万円~)
こちらもSocにはMediatek Dimensity 800 5Gを搭載しています。90Hzディスプレイを搭載しており、価格は2.6万円と格安5Gスマホの中でも安い部類です。
Samsung Galaxy M01s【サムスンの低価格機】
- 【スペック】Helio P22、メインカメラ 13MP、60Hz LCD
- 【価格】9999インドルピー~(約1.5万円~)
Galaxy M01sはインド向けに発売された安価なスマホです。SocにはMediatek Helio P22を搭載。処理性能には若干不安を感じます。
Samsung Galaxy Z Flip 5G【発表前倒しのサプライズ】
- 【スペック】SDM 865+、メインカメラ 12MP、60Hz AMOLED
- 【価格】 1450ドル~(約15.4万円~)
Galaxy Z Flip 5GはGalaxy Z Flipのマイナーアップデート版です。5Gに対応し、SocもSnapdragon 865+搭載へ変更されました。
Oppo A72 5G【Dimensity 720初搭載】
- 【スペック】Dimensity 720、メインカメラ 16MP、90Hz LCD
- 【価格】 1899元~(約2.9万円~)
Oppo A72 5Gは初めてDimensity 720を搭載しました。期待ほど安くありませんが、90Hzに対応していることから、Socのスペックは評価できそうです。
vivo iQOO Z1x【相変わらずコスパ最強】
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、120Hz LCD
- 【価格】1598元~(約2.5万円~)
iQOO Z1xはiQOO Z1、iQOO Neo 3 5Gの廉価版に当たります。価格は約2.5万円から。発表時点では5G機最安値でした。
iQOO U1【2万円以下の4G機】
- 【スペック】SDM 720G、メインカメラ 48MP、60Hz LCD
- 【価格】1198元~(約1.9万円~)
iQOO U1はシリーズ内では珍しく5Gに対応していません。未発表ですが、iQOO U1 5Gの存在も噂されています。
Asus ROG Phone 3【ショルダーボタンが増えた】
- 【スペック】SDM 865+、メインカメラ 64MP、144Hz AMOLED
- 【価格】49999インドルピー~(約7.2万円~)
日本でも人気のあるROG Phoneの新作です。SocにSnapdragon 865+を搭載し、着実にアップデートされています。日本で発売される可能性も高いですが、詳細は不明です。
Lenovo Legion Duel【嘘みたいなスペック】
- 【スペック】SDM 865+、メインカメラ 64MP、144Hz AMOLED
- 【価格】3,499元~(約5.4万円~)
中国Lenovoのゲーミングブランド「Lenovo Legion」として登場した、Lenovo初のゲーミングスマホです。横持ちを前提とした面白いデザインとなっています。なお、Snapdragon 865+搭載機では現状最安です。
7月まとめ
7月は新機種の大きな注目ニュースは以下の通りでした:
- 中国で格安5G機の発売が続く (4機種)
- ゲーミングスマホが4機種発売 (うち2機種はSnapdragon 865+搭載)
- OnePlusがミッドレンジの新シリーズ、OnePlus Nord発表
- 2万円前後の4G低価格機もインド・中国で登場 (3機種)
スマホの5G対応は高価格化が危惧されていましたが、最近では2万円の格安5Gスマホも多くみられます。日本国内でも5G対応スマホの普及が進めば、キャリアも5Gネットワーク網を本格的に広げてくれそうです。
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