9月に発表された主要なスマホ(&タブレット)新機種を一覧でご紹介します。
9月は計34モデルと大量のスマホが発表されました。また、Google PixelやGalaxy S20 FE、Xperia 5 IIなど注目度が高い機種の発表が9月下旬に集中しました。
目次
- 1 Pixel 5【ミドルハイの新シリーズ】
- 2 Pixel 4a 5G【より大画面に】
- 3 Apple iPad 10.2 (2020)【処理性能が向上】
- 4 Apple iPad Air (2020)【iPad Pro風デザインに】
- 5 Mi 10T/Mi 10T Pro【安価なハイエンドスマホ】
- 6 Mi 10T Lite【Snapdragon 750Gを搭載】
- 7 Xiaomi Redmi 9i
- 8 Xiaomi Poco X3/X3 NFC【Pocoオリジナルモデル】
- 9 Xiaomi Poco M2
- 10 Galaxy A42 5G【Snapdragon 690搭載】
- 11 Galaxy Tab A7 10.4(2020)【ミドルレンジタブ】
- 12 Galaxy M51【7000mAhバッテリー】
- 13 Galaxy S20 Fan Edition 4G/5G【コスパ良し】
- 14 Oppo F17 Pro【軽量なミドルレンジ】
- 15 Oppo F17【Snapdragon 662搭載】
- 16 Oppo Reno4 SE【超軽量5Gスマホ】
- 17 Realme V3【5G最安】
- 18 Realme X7/X7 Pro【K30 Ultraに匹敵】
- 19 Realme 7/7 Pro【65W急速充電】
- 20 Realme C17
- 21 Realme Narzo 20
- 22 Realme Narzo 20A
- 23 Realme Narzo 20 Pro
- 24 Sony Xperia 5 II【120Hzリフレッシュレート】
- 25 LG Wing 5G【回転するディスプレイ】
- 26 Motorola One 5G
- 27 Motorola razr 5G【性能のわりに高額】
- 28 Motorola Moto G9 Plus
- 29 Motorola Moto E7 Plus
- 30 9月まとめ
Pixel 5【ミドルハイの新シリーズ】
Pixel 5のポイント3つ
- Snapdragon 765Gを搭載
- 高級感が増したアルミ筐体
- 4080mAhの無線充電/逆無線充電対応バッテリー
Pixel 5はGoogleから発売されたミドルハイの5G対応スマホです。カメラスペックなど、Pixel 4aから全体的に進化しています。ディスプレイは90Hzリフレッシュレートに対応。日本発売価格は74,800円(税抜)からです。
Pixel 4a 5G【より大画面に】
Pixel 4a 5GはSnapdragon 765Gを搭載したミドルレンジスマホです。カメラスペックはPixel 5と同じで、ディスプレイは6.24インチとPixelシリーズでは大型となっています。日本発売価格は60,500円(税抜)からです。
Apple iPad 10.2 (2020)【処理性能が向上】
iPad 10.2 (2020)はiPadシリーズ最新のモデルです。A12 Bionicチップを搭載し、前モデルより処理性能が向上しています。本体デザインは前モデルからほとんど変わっていません。価格は34,800円(税抜)から。
Apple iPad Air (2020)【iPad Pro風デザインに】
iPad Air (2020)は5nmプロセスのA14 Bionicを搭載したタブレットです。デザインが一新され、よりiPad Proに近いデザインとなりました。コネクタもType-Cポートを採用しています。価格は62,800円(税抜)から。
Mi 10T/Mi 10T Pro【安価なハイエンドスマホ】
Mi 10T/Mi 10T Proのポイント3つ
- Snapdragon 865を搭載
- 144HzのLCDディスプレイ
- 64MP/108MPのカメラ
Mi 10T/Mi 10T Proはグローバル向けに発売されたハイエンドスマホです。144Hzと高リフレッシュレートのディスプレイが特徴ですが、AMOLEDではなくLCDを採用しています。Mi 10Tは64MP、Mi 10T Proは108MPのリアカメラを搭載しています。
価格はMi 10Tが499ユーロ(約6.2万円)、Mi 10T Proが599ユーロ(約7.4万円)からとなっています。
Mi 10T Lite【Snapdragon 750Gを搭載】
Mi 10T LiteはSnapdragon 750Gを初めて搭載したミドルレンジ5Gスマホです。120Hzリフレッシュレートに対応したLCDディスプレイ、64MPのカメラなど十分良いスペックになっています。
価格は279ユーロ(約3.4万円)から。Poco X3 NFCの5G版としても人気が出そうですね。
Xiaomi Redmi 9i
Redmi 9iはHelio G25を搭載したローエンドスマホです。インドで発表され、価格は8,299ルピー(約1.2万円)から。スペックはRedmi 9Aとほぼ同一で、RAMとROMの容量が向上しています。
Xiaomi Poco X3/X3 NFC【Pocoオリジナルモデル】
- Snapdragon 732Gを搭載
- 120HzのLCDディスプレイ
- ステレオスピーカーとイヤホンジャックを搭載
最初にPoco X3 NFCがグローバル向けに約2.9万円~で発表され、インド向けにPoco X3が16,999ルピー(約2.5万円)~で発表されました。
2機種の主な違いはバッテリー容量で、X3 NFCが5160mAhのバッテリーを搭載しているのに対して、X3は6000mAhのより大きなバッテリーを搭載しています。
Xiaomi Poco M2
Xiaomi Poco M2はHelio G80を搭載したミドルレンジスマホです。13MPのメインカメラ、6.53インチのLCDディスプレイを搭載しています。価格は10999ルピー(約1.6万円)から。
Galaxy A42 5G【Snapdragon 690搭載】
Galaxy A42 5Gはは9月初めにIFA 2020で発表されましたが、一部スペックは不明です。48MPカメラに6.6インチのAMOLEDディスプレイ搭載とみられています、価格は約4.6万円~です。
Galaxy Tab A7 10.4(2020)【ミドルレンジタブ】
Galaxy Tab A7 10.4(2020)はSnapdragon 662を搭載したミドルレンジのタブレットです。10.4インチのLCDディスプレイを搭載しており、メインカメラは8MPです。価格は約2.8万円から。
Galaxy M51【7000mAhバッテリー】
Galaxy M51はSnapdragon 730Gを搭載したミドルレンジスマホです。6.7インチのAMOLEDディスプレイに64MPのカメラを搭載し、7000mAhの大容量バッテリーが大きな特徴となっています。
インドでの発表価格は24,999インドルピー(約3.6万円)~でしたが、ドイツ公式サイトでは約4.3万円~となっています。
Galaxy S20 Fan Edition 4G/5G【コスパ良し】
Galaxy S20 FE 4G/S20 FE 5Gのポイント3つ
- 120HzリフレッシュレートのAMOLEDディスプレイを搭載
- 豊富なカラーリング
- インカメラ解像度は32MP
Galaxy S20 Fan EditionはGalaxy S20の廉価モデルに当たります。フラットディスプレイの採用やカメラスペックなど変更点はありますが、十分フラッグシップとして通用する仕上がりです。
Socは4G版がExynos 990、5G版がSnapdragon 865を搭載しており、価格は699ドル(約7.4万円)~となっています。
Oppo F17 Pro【軽量なミドルレンジ】
Oppo F17 ProはHelio P95を搭載したミドルレンジスマートフォンです。6.43インチのAMOLEDディスプレイを搭載しており、インカメラはデュアル構成です。重量も164gと軽く、OPPOらしいスマホとなっています。
インド向けに発表され、価格は22,990ルピー(約3.4万円)から。
Oppo F17【Snapdragon 662搭載】
Oppo F17はSnapdragon 662を搭載したミドルレンジスマホです。F17 Proと比べカメラ性能が抑えられており、インカメラはシングルで水滴ノッチを採用しています。価格は17,990ルピー(約2.6万円)から。
Oppo Reno4 SE【超軽量5Gスマホ】
Oppo Reno4 SEのポイント3つ
- Mediatek Dimensity 720 5Gを搭載
- 6.43インチAMOLEDディスプレイを搭載
- 65W急速充電対応の4300mAhバッテリー
Oppo Reno4 SEはOppo Reno4シリーズの廉価モデルに当たるミドルレンジスマホです。169gと5Gスマホとしてはかなり軽量なのが特徴で、価格は2499元(約3.9万円)からです。
Realme V3【5G最安】
Realme V3はSocにMediatek Dimensity 720を搭載した5Gミドルレンジスマホです。価格は999元(約1.6万円)~と5Gスマホとしては初の1万円台となりました。HD画質のLCDディスプレイなど妥協点は見られますが、十分普段使いに耐えうる仕様となっています。
Realme X7/X7 Pro【K30 Ultraに匹敵】
- Mediatek Dimensity 800U/Dimensity 1000+を搭載
- AMOLEDディスプレイ(X7 Proは120Hzリフレッシュレート)を搭載
- 65W急速充電対応
Realme X7/X7 Proは中国向けに発表されたコスパの良い5G対応スマホです。Redmi K30 Ultraと競合するようなスペックで、価格はX7が1799元(約2.8万円)~、X7 Proが2199元(約3.4万円)~となっています。
Realme 7/7 Pro【65W急速充電】
- Helio G95/Snapdragon 720Gを搭載
- 64MPメインのクアッドカメラを搭載
- 30W急速充電/65W急速充電に対応
Realme 7/7 ProはRealme 6の後継機に当たるミドルレンジスマホです。Realme 7は90HzリフレッシュレートのLCD、Realme 7 Proは60HzのAMOLEDディスプレイを搭載しています。
価格はRealme 7が14,999ルピー(約2.2万円)~、7 Proが19,999ルピー(約2.9万円)~です。
Realme C17
Realme C17はSnapdragon 460を搭載したローエンドスマホです。90Hzリフレッシュレートに対応したLCDディスプレイを搭載しています。価格は15990バングラデシュタカ(約2万円)から。
Realme Narzo 20
Realme Narzo 20はHelio G85を搭載したミドルレンジスマホで、Narzo 10の後継機に当たります。48MPメインカメラ、6.5インチのLCDディスプレイを搭載しており、6000mAhの大容量バッテリーが特徴です。価格は10,499ルピー(約1.5万円)~となっています。
Realme Narzo 20A
Realme Narzo 20AはSnapdragon 665 AIEを搭載したミドルレンジスマホです。12MPリアカメラやMicroUSBの採用など妥協点が目立ちます。価格は8,499ルピー(約1.3万円)とNarzo 20より約2000円安くなっています。
Realme Narzo 20 Pro
Realme Narzo 20 ProはSocにHelio G95を搭載したNarzo 20シリーズ最上位のモデルです。90HzリフレッシュレートのLCDディスプレイ、65W急速充電対応などが特徴で、価格は14,999ルピー(約2.2万円)から。
Sony Xperia 5 II【120Hzリフレッシュレート】
Xperia 5 IIのポイント3つ
- Snapdragon 865を搭載
- 120Hz(疑似240Hz)リフレッシュレートのAMOLEDディスプレイを搭載
- ZEISS製カメラレンズを採用
Xperia 5 IIは日本発売も予定されているハイエンドスマートフォンです。Xperia 1 IIより廉価ですが、FHD+画質になった代わりに120Hzリフレッシュレートに対応しています。
価格は950ドル(約10万円)となっています。現時点ではauとSoftbankから発売が決定しており、日本版はFelicaにも対応する見通しです。
LG Wing 5G【回転するディスプレイ】
LG Wing 5Gのポイント3つ
- Snapdragon 765Gを搭載
- 回転するデュアルディスプレイ
- ジンバルカメラのような安定撮影
LG Wing 5Gは回転するディスプレイが特徴のミッドレンジスマホです。その特性を生かした多彩な機能が搭載されており、インカメラもポップアップなどギミックが多めです。
グローバル向けの価格は明かされていませんが、韓国では約10万円から取り扱われているようです。
Source:ndtv.com
Motorola One 5G
Motorola One 5GはSocにSnapdragon 765を搭載したミドルレンジスマホです。デュアルパンチホールが特徴で、その他、48MPメインカメラ、90Hzリフレッシュレートの6.7インチLCDディスプレイなどを搭載しています。
価格は500ドル(5.3万円)以下で発売されるとのこと。
Motorola razr 5G【性能のわりに高額】
Motorola razr 5GはSocにSnapdragon 765Gを搭載した5G折り畳みスマホです。前モデルに比べ、カメラスペックやバッテリー容量が向上しています。価格は1,400ドル(約15万円)からと、ミドルレンジとしてはかなり高めです。
Motorola Moto G9 Plus
Moto G9 PlusはSocにSnapdragon 730Gを搭載したミドルレンジスマートフォンです。64MPメインカメラ、6.8インチのLCDディスプレイを搭載しており、価格は2,499ブラジルレアル(約5万円)から。同様の価格帯のスマホと比較すると、少し物足りないスペックです。
Motorola Moto E7 Plus
Motorola Moto E7 PlusはSnapdragon 460を搭載したローエンドスマホです。6.5インチLCDディスプレイ、48MPメインカメラなど搭載し、価格は1499レアル(約3万円)~です。
9月まとめ
9月の新機種の中でtelektlist読者から最も注目を集めた機種(シリーズ)は以下の4つでした。
- Galaxy S20 Fan Edition 4G / 5G
- Xperia 5 II
- Pixel 5 / Pixel 4a 5G
- Mi 10T / Mi 10T Pro / Mi 10T Lite
日本発売が決定しているのは、Xperia 5 IIとPixel 5 / Pixel 4a 5Gです。telektlist読者や海外ガジェットメディアに好評価を得ているのはGalaxy S20 Fan Edition 4G / 5Gです。ハイエンド機でFan Editionよりコスパの良い機種は中華系スマホでありますが、サムスンとしては頑張ったと評価されているようです。
10月にはiPhone 12の発表も見込まれており、まだまだスマホ業界への注目は続きそうです。
iPad、どっちも鬼コスパだなぁ…