今回の記事では、Xiaomiが2020年夏に海外発表したスマートフォンを一覧でご紹介します。
春モデルのまとめはこちら。
目次
Xiaomiの2020夏モデルまとめ(~9月20日主要モデル)
Soc | 特徴 | 価格 | |
Mi 10 Ultra | SDM 865 | 48MPクアッドカメラ(120倍ズーム)、120Hz駆動AMOLED、120W急速充電 | 約8.2万円(中国) |
Redmi K30i 5G | SDM 765G | 48MPクアッドカメラ、120Hz駆動LCD | 約2.8万円(中国) |
Redmi K30 Extreme Edition | SDM 768G | 64MPクアッドカメラ、120Hz駆動LCD | 約3.1万円(中国) |
Redmi K30 Ultra | Dimensity 1000+ | 64MPクアッドカメラ、120Hz駆動AMOLED | 約3.1万円(中国) |
Redmi 10X Pro 5G | Dimensity 820 | 48MPクアッドカメラ、AMOLED、33W急速充電 | 約3.5万円(中国) |
Redmi 10X 5G | Dimensity 820 | 48MPトリプルカメラ、AMOLED、22.5W急速充電 | 約2.5万円(中国) |
Redmi 10X 4G | Helio G85 | 48MPクアッドカメラ、9Wリバースチャージ | 約1.6万円(中国) |
Redmi 9 | Helio G80 | 13MPクアッドカメラ | 約1.8万円(スペイン) |
Redmi 9A | Helio G25 | 13MPシングルカメラ、HD+画質 | 約9千円(マレーシア) |
Redmi 9C | Helio G35 | 13MPトリプルカメラ、HD+画質 | 約1.1万円(マレーシア) |
Black Shark 3S | SDM 865 | 64MPトリプルカメラ、120Hz駆動AMOLED | 約6.1万円(中国) |
Poco F2 Pro | SDM 865 | 64MPクアッドカメラ、AMOLED、リブランド | 約5.9万円(グローバル) |
Poco M2 Pro | SDM 720G | 48MPクアッドカメラ、リブランド | 約2.1万円(インド) |
Poco X3 NFC | SDM 732G | 64MPクアッドカメラ、120Hz駆動LCD、33W急速充電 | 約2.9万円(グローバル) |
Xiaomiは2020夏でも、Miシリーズ/Redmi/Black Shark/POCOの4つのブランドのラインナップに新機種を追加しました。
Mi 10 Ultraのようにハイスペック・高価格機種も出しましたが、Redmi 10X 5G(格安5G機)、Redmi K30 Ultra(高性能高コスパ機)、POCO X3 NFC(高コスパ4G機)のようなコスパ機にも注力しています。
注目の機種をピックアップ
Mi 10 Ultra【史上最高のスペック】
Mi 10 Ultraの主なスペック
- Snapdragon 865を搭載
- 120HzリフレッシュレートAMOLEDディスプレイ搭載
- 120倍ズーム対応のクアッドカメラを搭載
- 120W急速充電、50Wワイヤレス充電に対応
Mi 10 UltraはXiaomi10周年記念イベントで発表されたハイエンドスマホです。120W急速充電を初めて搭載し、120倍ズームや120Hzリフレッシュレートなど史上最高レベルのスペックとなっています。
価格は8GB+128GBが5299元(約8.1万円)から。中国国内の売れ行きは好調な様子です。
Redmi K30 Ultra【Xiaomiらしいコスパ最高なスマホ】
Redmi K30 Ultraの主なスペック
- MTK Dimensity 1000+を搭載
- 120HzリフレッシュレートAMOLEDディスプレイ搭載
- ステレオスピーカーを搭載
- Poco F2 Proと似たカメラ仕様やデザイン
Redmi K30 UltraはXiaomi10周年記念イベントで発表された高コスパなスマホです。デザインはほぼPoco F2 Proと同じで、120HzリフレッシュレートのAMOLEDディスプレイ搭載など、スペックはハイエンド並みとなっています。
価格は6GB+128GBが1999元(約3万円)から。Xiaomiらしい破格のコスパです。こちらも売れ行きは順調とのこと。
Poco X3 NFC【LCDディスプレイ採用が残念】
Poco X3 NFCの主なスペック
- Snapdragon 732Gを搭載
- 120HzリフレッシュレートLCDディスプレイ搭載
- ステレオスピーカーを搭載
- 今年初のPocoブランドオリジナルモデル
Poco X3 NFCはグローバル向けに発表されたPocoブランドオリジナルモデルです。SocにはSnapdragon 732Gを搭載しており、5Gには非対応となっています。120Hzのディスプレイを売りとしていますが、AMOLEDではなくLCDなのが残念なポイントです。
価格は6GB+64GBが229ユーロ(約2.9万円)から。グローバル向けとしては格安で、Redmi Note 9Sの後釜になりそうな印象です。
これからのグローバル展開が楽しみ
Xiaomiの2020年夏に発表されたモデルは中国向けが多かったものの、Redmi K30 UltraやMi 10 Ultraなど魅力的な機種が数多くみられました。
上記2機種に関してグローバル展開は今のところアナウンスされていませんが、今後名前を変えるなど形態を変えて登場する可能性も少なからずあります。
また、秋モデルではMi 10TシリーズやRedmi Note 10シリーズなど、グローバル販売が期待される機種が多数控えています。グローバル展開されるかは分かりませんが、Mi 10 Ultraの画面下インカメラ搭載バージョン発売の噂などの注目度も高いです。
この記事では海外発表時期を基準に夏モデルを取り上げましたが、日本で6月に発表されたRedmi Note 9Sは、日本のSIMフリースマホのコスパ水準を引き上げています。Xiaomiのグローバル展開・日本展開共に目が離せないですね。
デザインなんとかしろや