テレクトリスト・ディスカッション第16弾となる今回のテーマは「Xperia史上最高の名機」です。
体験を意味する"experience"とラテン語で場所を意味する"-ia"を合わせた造語、Xperia。それは、スマートフォンからタブレット、Bluetoothヘッドセットなどソニーの様々なモバイル製品に付けられる名です。しかし、多くの人々にとってXperiaと言えばスマートフォンの印象が強いのでしょう。
Xperiaスマホの歴史は、2008年の初代Xperia、Xperia X1から始まり今年で13年目を迎えます。Galaxyは12年目、iPhoneは14年目なのでXperiaは古参ブランドの一つとして数えられます。そんなXperiaの歴史の中で最高の名機はどれなのか。是非、読者の皆さんの意見をコメント欄にお寄せください。
Xperia Z Ultra
Mo
Xperiaの名機といえばXperia Z Ultra(ズルトラ)でしょう。
Xperiaらしいパープルカラーに当時は珍しい6.4インチの巨大スクリーン。薄い機体でかっこよく、その使い勝手の良さからGoogle Play Editionも販売されましたね。
私はサブ機としてお風呂用、テレビ用端末として使っていましたが、大画面で高精細のディスプレイが本当に素晴らしく、今になっても色褪せない機種だと思います。
残念だったのがカメラとバッテリー持ち。そこもまた愛らしいポイントではあるのですけどもね(笑)だからこそサブ機で光る端末だとも言えますよ!
海外では2013年7月24日から、日本では2014年1月24日から発売されたXperia Z Ultra。コードネームは「Togari」。筆者の初Androidスマホの候補の一つでした。
Sekey
Xperiaの名機はXperia Z4vですかね。
発売されなかった幻のXperiaなので、ある意味名機です。
アメリカの大手通信キャリアのVerizonからの独占モデルだったんですが、発売を前に中止となりました。理由は忘れちゃいましたが、当時からすでにXperiaの勢いが弱くなっていたからだと思います。
当時のXperiaはベゼル上部にSONYロゴがありましたが、Xperi Zvシリーズは代わりにVerizonのロゴが配置されています。この点もかなりレア。(しかも旧ロゴ)
デフォルト壁紙も特別仕様でレア。一度自分の目で見てみたかった名機です。
コードネームは「Ivy」。発売キャンセルとなった理由は、他社との競争や発売時期などを考慮した結果だそう。当機種が発表されたのは2015年6月で、次期モデルのZ5の発表は同年9月。タイミングが悪かったのは明らかです。
Xperia SX
red-mint
個人的なXperiaの名機は「Xperia SX」です。
発売当時(2012年)は実際に利用していましたが、手が小さい私でも片手で快適にスマホを操れたのには感動しました。Xperia SXはディスプレイサイズ3.7インチの超小型スマホ。今ではスマホの大型化が進んでいますが、個人的にはこれぐらいの小型スマホが使いやすかったです。
本体カラーも「ブラック」「ホワイト」という王道に加えて「ピンク」「オレンジ」があり、アクセサリーとしても優秀。当時はiPhoneがカッコイイ、美しいともてはやされた時期ですが、個人的には当時Appleの最新機種だったiPhone 4sやiPhone 5に勝るとも劣らないデザインの良さがXperia SXにはありました。
2012年8月10日に発売されたXperia SX。コードネームは「Komachi」。日本国内のXperiaではLTE初対応、そしてそのディスプレイもそうですが重さはなんと約95g。今では考えられない軽さです。
Xperia Z3
telektlist管理人
Xperia Z3です。
当時、Galaxyなど他のAndroidスマホはどれもダサダサだった中(個人の意見です)、美しい背面ガラスの色合い(私はグリーンを持っていました)・メタルフレーム・端正なフォルムはひときわ輝いていました。
目立った不具合も無く、スペックもフラッグシップにふさわしいものでした。Z4以降が、爆熱問題や海外での不振に悩まされる中で、Xperia Z3はソニースマホ事業の金字塔だったと今でも思っています。
日本では2014年10月23日に発売されたXperia Z3。コードネームは「Leo」。筆者の両親ともにZ3を使用しているのですが、購入の際に店員さんがZ4は発熱がひどいからとZ3を勧めていたのが印象的でした。
Xperia Arc
早川あさひ
「自分史上最高」のモデルとして、Xperia Arcを挙げたいと思います。「Arc(弧)」の名前通り、背面が湾曲したアーチデザインは、発売当時では革新的だった記憶があります(現行機で似たようなデザインってありますかね?)。
背面に輝く「XPERIA」の文字や、立体感のあるソニー・エリクソンのロゴなども含めて、所有欲を満たしてくれるルックスが今でも印象に残っています。
後継機のXperia Acroは重量が増加していたこともあって、自分にとってのナンバーワンはやっぱりXperia Arcです。
2011年3月24日日本発売のXperia Arc。コードネームは「Anzu」。薄さは8.7㎜で当時では世界最薄スマホだったそう。現状の最強スペックで蘇ったら買いたいくらいかっこいいです。
まとめ
こうして見るとどれもZシリーズ以前の機種で、既にZシリーズが前のさらに前のシリーズだということに時代を感じてしまいました。そんな名機を数多く輩出し、最盛期では世界のスマホ市場で世界3位(5.1%)のシェアを誇っていたソニーですが、今となってはその見る影もありません。2020年で5Gと共に黒字化を狙っているようですが、果たしてあの頃の栄華を取り戻すことはできるのか。個人的には、国産メーカーでもありますし頑張ってもらいたいところです。
読者の皆さんが思うXperia史上最高の名機は何でしょうか。是非、皆さんの意見をコメント欄にお寄せください。
国内ではz3cの白ロム買って使ってた人も多いはず
あれは良かった…