今回は、IIJmioで販売されている全24機種中在庫のある14機種を対象に、今購入すべきスマホを600機種以上のスマホのスペックを網羅するtelektlistが独自にランク付けしてみました。
他のサイトにもランキングはありますが、telektlistではスペックや販売価格だけでなく、SIMフリー市場での相場、マンスリー割、競合他社での現在の販売価格、IIJmioSIMとの相性、開催中のキャンペーンなどを考慮し、総合的に分析しています。
また、IIJmioで販売されている端末は全てSIMフリースマホであるため、今回は独自・ガラパゴス性能については評価対象には加えていません。
ランクの詳細は以下の通りです。それぞれ特徴や価格が違うスマホを1位からn位まで明確な順番をつけるのはナンセンスなので、S・A・B・Cの4段階で評価しています。
「S:かなりおすすめの良機種」
万人におすすめできるスマホです。使い勝手は良く、性能も十分。IIJmioで買った場合、お得でコスパが優れています。
「A:普通におすすめできる機種」
買って不満は感じにくいスマホです。価格・性能や独自機能など、何かしらに秀でています。
「B:用途によっては使える機種」
尖った特徴、希少なメーカーなど刺さる人には魅力的なスマホです。万人にはおすすめできませんが、特徴をしっかり理解した上で買えば後悔はしないでしょう。
「C:基本買わない方が良い機種」
他所と比べて価格が高い、もしくはスペックが不十分なスマホです。SIMフリースマホを買ってからIIJmioと契約した方がお得な場合も多く、購入は推奨しません。
IIJmioのスマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
10月31日までのキャンペーンを活用しよう
各スマホのランクを紹介する前に、IIJmioが現在開催しているキャンペーンについて触れておきます。
IIJmioでは、対象端末7機種と音声通話SIMをセット購入することで、端末価格と月額料金が大幅に安くなる「みんなおトクに!人気スマホ999円キャンペーン」を開催しています。
また、上記キャンペーンとは別に対象端末9機種と音声通話SIMをセット購入することで、3,000~5,000円分のe-GIFT券がもらえる「みんなおトクに!音声SIMとセットでギフト券プレゼントキャンペーン」も開催しています。
e-GIFTとは、Amazonギフト券やnanacoなど、お好きな電子マネーと交換できるサービスですが、IIJmioの端末購入料金や月額料金への支払いに直接利用できるわけではありません。
そのため、今回のランキングでは主に前者の「みんなおトクに!キャンペーン」を反映させた評価となっています。
Sランク
ZenFone 6
一括払い:【6GB】64,800円 【8GB】79,800円
分割払い:【6GB】2,750円×24回 【8GB】3,350円×24回
ASUSのZenfone 6は、2019年春モデルとして販売されたZenfoneシリーズの最新機種です。フラッグシップモデルなのでスペックは申し分ありません。周波数帯はドコモ・au共にバランス良く対応。Wimax 2+の周波数帯に対応しているので、WiMaxのルーターとの相性も良いです。
端末価格は、大手MVNO及び市場価格を見ても最安値です。Zenfone 6を扱うMVNOはほかにもありますが、処理速度に優れた8GB版(ROM:256GB)をラインナップしているのはIIJmioのみ。コスパの良いAndroidスマホがほしいなら断然お買い得です。
HUAWEI P30
一括払い:69,800円→50,000円
分割払い:3,000円→2,175円×24回
HUAWEIのP30は、2019年春モデルとして販売されたフラッグシップモデルです。2019年度時点ではトップクラスの性能を有しています。周波数帯はドコモ・au共にバランス良く対応。Band 41(Wimax 2+)に対応しているので、WiMaxのルーターとの相性も良いです。
大手MVNOでは最安値ですが、市場価格よりは大幅に高いです。人気スマホ999円キャンペーン対象機種なので、音声通話とのセット購入を考えているのであればかなりおすすめです。
Aランク
AQUOS zero SH-M10
一括払い:79,800円
分割払い:3,350円×24回
SHARPのAQUOS zero SH-M10は、6インチクラスでありながらも軽量で持ちやすいスマホです。SHARPらしくガラパゴスな機能も豊富で、スペックも申し分ありません。周波数帯も海外製格安スマホより幅広いため、日本国内では快適に利用できます。
大手MVNOでは最安値、市場価格とほぼ同程度の価格です。持ちやすくハイスペックなスマホを探しているのであれば購入候補になります。
ただし、後継機種の「AQUOS zero 2」が発表されたため、販売開始後に価格が変動する可能性があります。人気スマホ999円キャンペーンの対象機種ではないので、AQUOS zero 2が販売されるのを待ってから購入しても遅くはないでしょう。
AQUOS sense2 SH-M08
一括払い:29,800円→19,800円
分割払い:1,250円→830円×24回
SHARPのAQUOS sense2 SH-M08は、軽量小型で顔認証などのトレンドやガラパゴスな機能を一通り抑えた機種です。2019年時点での性能はそれなりなので、普段使いには問題ないでしょう。周波数帯は主要なものこそ対応していますが、ドコモ・au回線共に地方都市や山間部での使用はやや不安が残ります。
大手MVNOの中では最安値クラス、市場価格よりはやや割高です。軽量小型、手ごろな価格で慣れ親しんだガラパゴスな機能のスマホを使いたいなら候補に入ります。
なお、後継機種の「AQUOS sense 3」が発表されたため販売後に価格が変動する可能性がありますが、人気スマホ999円キャンペーン対象機種なので、音声通話とのセット購入を考えているのであれば10月31日までに購入することをおすすめします。
ZenFone Max (M2)
一括払い:21,800円
分割払い:910円
ASUSのZenfone MAX(M2)は、2万円台クラスの中では異例となる4,000mAhの大容量バッテリーを搭載した機種です。それ以外のスペックはエントリーモデル並です。周波数帯はドコモ、au共にバランス良く対応。Band 41(Wimax 2+)に対応しているので、WiMaxのルーターとの相性も良いです。
大手MVOの中では最安値、市場価格と同等の価格水準です。ゲームや動画視聴などは特にしない、とにかく安いスマホを探しているのであれば候補に加えても良いでしょう。
AQUOS R2 compact SH-M09
一括払い:64,800円
分割払い:2,750円×24回
SHARPのAQUOS R2 compact SH-M09は、軽量小型モデルながら顔認証のトレンドやガラパゴスな機能を抑えた機種です。2019年時点でのスペックは申し分ありません。ただ、上下ノッチのデザインは好みが分かれるところでしょう。
周波数帯はドコモ・au共に全体的にバランス良く対応しているため、日本国内での使用は快適です。
大手MVNOの中では比較的安い価格ですが、市場価格よりは割高です。5,000円分のe-GIFT対象機種ではあるものの、音声SIMとのセット購入をしないのであれば、IIJmioで購入する理由としては弱いです。
ROG Phone
一括払い:74,800円
分割払い:3,150円×24回
ASUSのROG Phoneは、ゲーミングに特化した機種です。iPhoneのハイエンドモデルに匹敵する優れた処理性能を有しており、3D系のゲームやリズムゲームなど高いスペックが要求されるゲームをサクサクプレイできます。
周波数帯はドコモ、au共にバランス良く対応。Band 41(Wimax 2+)に対応しているので、WiMaxのルーターとの相性も良いです。
大手MVNOではIIJmioしか取り扱っておらず、割引対象ではないものの市場価格よりも安値です。10万円以内でAndroidのゲーミングに特化したスマホは貴重なので、日常的にゲームをプレイする機会の多い人はおすすめです。
Bランク
iPhone 7
一括払い:【32GB】39,800円 【128GB】44,800円→29,800円 【256GB】54,800円
分割払い:【32GB】1,680円×24回 【128GB】1,870円×24回→1,245円×24回 【256GB】2,300円×24回
IIJmioでは、人気のiPhoneシリーズを中古端末として割安価格で販売しています。市場価格よよりも安いですが、新品のiPhone 7がほしい人にはおすすめできません。
128GBのみ人気スマホ999円キャンペーン対象機種となっており、音声通話とのセット購入を考えているのであればこの容量がおすすめです。また、256GBは市場では品薄になっているので、正規ルートで購入したいのであれば候補に入れても良いでしょう。
Xperia Ace
一括払い:49,800円
分割払い:2,080円×24回
ソニーのXperia Aceは、10月11日にIIJmioで販売予定の機種です。6インチ前後のサイズが主流の近年では貴重な軽量小型の機種です。ガラパゴスな機能は豊富なので、処理性能に目を瞑れば普段使いには問題ないでしょう。販売価格は市場価格と同程度ですが、その他にも上位互換の機種があるので無理をしてまで買う必要はありません。
Reno 10x Zoom
一括払い:94,800円
分割払い:3,980円×24回
OPPOのReno 10x Zoomはトリプルカメラなどカメラ性能に特化した機種で、スペックも優秀です。大手MVNOの中では安い方ですが、市場価格よりも割高です。5,000円分のe-GIFT対象機種ではあるものの、音声SIMとのセット購入をしないのであれば、IIJmioで購入する理由としては弱いです。
moto g7 plus
一括払い:35,800円
分割払い:1,500円×24回
Motorolaのmoto g7 plusは、2018年冬モデルとして販売されたエントリーモデルです。前モデルよりもバッテリー性能が下がった点を除けば、全体的に平均的なスペックの機種です。
大手MVNOでは最安値で市場価格と同程度です。5,000円分のe-GIFT対象機種ですが、音声SIMとのセット購入をしないのであれば特別おすすめはしません。
NichePhone-S 4G
一括払い:12,800円
分割払い:550円×24回
フィーチャーモデルのNichePhone-S 4Gは、4G回線に対応したAndroid OS搭載のフィーチャーフォンです。テザリングやBluetooth機能も搭載しており、既存のフィーチャーフォンの中でも使い勝手はトップクラスです。ただし、ドコモ回線のみの対応となります。
MediaPad M5 Lite (8インチ)
一括払い:24,800円
分割払い:1,050円×24回
HuaweiのMediaPad M5 Lite は、MediaPad M5 8の廉価版として販売されたAndroidタブレットです。MediaPad M5 8よりも解像度は下がりましたが、その他のスペックはほぼ同程度の水準です。
販売価格は市場価格(LTEモデル)と同程度です。ただし、より安いモデルであれば5,000円以下の投げ売り価格で販売されている「MediaPad 7 Youth」もありますし、スペックが良いものなら最新モデルの「MediaPad M6」シリーズなども市場で販売されているので、特別おすすめできる機種ではありません。
Cランク
moto g7
一括払い:29,800円
分割払い:1,250円×24回
Motorolaのmoto g7はコスパに優れた機種です。ただし、市場価格よりも割高で割引も特にないので、無理をして購入する機種ではありません。Motorolaの機種であれば、IIJmioでも販売している上位互換の「moto g7 plus」の方がおすすめです。
スマホ購入はIIJmio公式サイトがおすすめ
今回は、10月時点で販売されているIIJmioの全14機種をランク付けしてみました。在庫が無い商品は除外していますが、復活次第随時記事にも追加していきます。
IIJmioの機種はWebから購入する方が店頭で購入するよりも安いので、この機会にIIJmio公式サイトをぜひチェックしてみてください。
ROGの値段入ってなくない?