12月に発表された主要スマホを一覧でご紹介します。
12月に発表された主要なモデルは10機種と、11月に引き続き少なめな結果となりました。しかし全体の数こそ少ないものの、Mi 11やvivo X60シリーズの発表など、最新SoC(Snapdragon 888やExynos 1080)搭載機が発表されました。
過去2か月のまとめはこちら。
目次
- 1 Xiaomi Mi 11【Snapdragon 888を世界初搭載】
- 2 Xiaomi Mi 10i 5G【インド版Note 9 Pro 5G】
- 3 Redmi 9 Power【ほぼNote 9 4G】
- 4 Oppo Reno 5 5G【完成度はハイエンド並み】
- 5 Oppo Reno5 Pro 5G【Dimensity 1000+を搭載】
- 6 Oppo Reno5 Pro+ 5G【Sony IMX766搭載】
- 7 Huawei nova 8 5G【Kirin 985 5G】
- 8 Huawei nova 8 Pro 5G【120駆動AMOLED】
- 9 vivo X60/X60 Pro【Exynos 1080を初搭載】
- 10 12月まとめ
Xiaomi Mi 11【Snapdragon 888を世界初搭載】
Mi 11の主なポイント3つ
- Snapdragon 888を世界初搭載
- 2K・120Hz駆動AMOLEDを搭載
- 108MPの大型カメラセンサーを搭載
Mi 11はSnapdragon 888を世界で初搭載した、Xiaomiの次世代フラッグシップ機です。処理性能はもちろん、ディスプレイ、カメラ共にフラッグシップに相応しいスペックとなっています。バッテリー周りも55W急速充電/50Wワイヤレス充電をサポートと十分です。
価格は3999元(約6.4万円)から。対応するバンドが大幅に増加しているのもMi 11の特徴です。
Xiaomi Mi 10i 5G【インド版Note 9 Pro 5G】
Mi 10i 5Gは、SocにSnapdragon 750Gを搭載したミドルハイ5Gモデル。中国向けに発売されたRedmi Note 9 Pro 5Gのインド版にあたります。
価格は6GB+64GBモデルが20999ルピー(約3万円)から。Redmi Note 9 Pro 5Gよりも若干高い価格設定です。
Redmi 9 Power【ほぼNote 9 4G】
Redmi 9 PowerはSnapdragon 662を搭載したインド向けミドルレンジモデルです。スペックはほぼRedmi Note 9 4Gと同一ですが、マクロレンズの搭載など若干の変更点も見られます。
Powerの名の通り、6000mAhの大容量バッテリーが主な特徴です。価格は4GB+64GBモデルが10999ルピー(約1.5万円)から。
Oppo Reno 5 5G【完成度はハイエンド並み】
Oppo Reno5 5Gは、SocにSnapdragon 765Gを搭載したミドルハイ機。ディスプレイは90Hz駆動AMOLED、カメラは64MPメインのクアッド構成です。65W急速充電もサポートしています。
価格は8GB+128GBのモデルが2699元(約4.4万円)から。
Oppo Reno5 Pro 5G【Dimensity 1000+を搭載】
Oppo Reno5 Pro 5Gは、SocにMediatek Dimensity 1000+を搭載したミドルハイモデルです。ディスプレイが6.55インチ90Hz駆動AMOLEDとなっていますが、その他の構成はほぼReno 5と同等です。
価格は8GB+128GBのモデルが3399元(約5.5万円)から。
Oppo Reno5 Pro+ 5G【Sony IMX766搭載】
Oppo Reno5 Pro+ 5Gの主なポイント3つ
- Snapdragon 865を搭載
- メインカメラに50MPのSony IMX766を搭載
- 6.55インチ90Hz駆動AMOLED
Oppo Reno5 Pro+ 5GはReno5シリーズ最上位のモデルです。ディスプレイや充電速度はシリーズの他モデルと変わりませんが、カメラセンサーには高性能なSony IMX766を採用しています。
価格は8GB+128GBのモデルが3999元(約6.4万円)から。Xiaomi Mi 11と同じ価格設定です。
https://telektlist.com/oppo-reno5-pro-announced-with-neを採用w-sony-image-sensor-imx766/
Huawei nova 8 5G【Kirin 985 5G】
Huawei nova 8 5GはKirin 985 5Gを搭載したモデルです。ディスプレイは6.57インチの90Hz駆動AMOLEDを採用し、カメラは64MPメインのクアッド構成となっています。
バッテリーは3800mAhと若干少ないものの、66W急速充電対応のため満タンまでの充電速度は非常に速そうです。価格は8GB+128GBのモデルが3299元(約5.3万円)から。
Huawei nova 8 Pro 5G【120駆動AMOLED】
Huawei nova 8 Pro 5Gはnova 8と同じくKirin 985 5Gを搭載しています。最も大きな違いはディスプレイとインカメラで、nova 8 Proは6.72インチ120Hz駆動AMOLEDを搭載、インカメラは32MP+16MPのデュアル構成です。
価格は8+128GBのモデルが3999元(約6.4万円)から。
vivo X60/X60 Pro【Exynos 1080を初搭載】
- Samsung Exynos 1080を初搭載
- 6.56インチ120Hz駆動AMOLED
- ZEISS製レンズを採用した48MPメインカメラ
vivo X60/X60 ProはExynos 1080を世界で初めて搭載したハイエンドモデルです。ジンバル機能を搭載したメインカメラのセンサーはSony IMX598で、レンズはZEISS製のものを採用しています。
X60と比較したX60 Proの主な違いは、カーブディスプレイの採用、8MPペリスコープ(光学5倍)カメラの搭載などです。価格はX60の8GB+128GBモデルが3498元(約5.6万円)から、12GB+256GBのX60 Proが4498元(約7.1万円)から。
12月まとめ
12月の発表モデルは数少ないものの、2021年のスマホ市場に大きく影響しそうな機種も見られました。主要なニュースとしては以下の通り。
- Snapdragon 888の正式発表
- Snapdragon 888を初搭載したMi 11の中国発表
- Exynos 1080を初搭載したvivo X60/X60 Proの発表
2021年の最初の3ヶ月は5nmプロセスSoC搭載のフラッグシップ機が多く発売されるでしょう。5Gの普及も進んでおり、エントリーモデルでも5G対応が中心となっていきそうです。
最後の文章が凄いことになってますよ((ボソッ…