OPPO K10及びK10 Proが中国にて発表。それぞれSoCにDimensity 8000-MAX、Snapdragon 888を搭載し、どちらも5,000mAhバッテリー搭載、Proモデルは80W急速充電に対応し、メインレンズにSony IMX766を採用、OISに対応している点が特徴です。
また先月末にインドでOPPO K10が発表されていますが、そちらはSoCにSnapdragon 680を搭載するなど、デザイン、スペックともに異なるモデルとなっています。
OPPO K10
- Dimensity 8000-MAX
- 6.59インチ(2,412×1,080p 401PPI)LCDディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度600nit
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、67W有線充電、PD3.0(9V/2A)、QC2.0(9V/2A)に対応(29分で80%充電可能)
- 側面指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(f/1.8 81°)+8MP超広角(f/2.2 112°)+2MPマクロ(f/2.4 89°)、最大4K30FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP(f/2.05 79.3°)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー
- イヤホンジャック
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.3
- NFC
- ColorOS 12.1(Android 12)
- 164.3×75.8×8.73mm、205g
- 充電器付属
世界初Dimensity 8000-MAXを搭載
SoCには、TSMCの5nmプロセス製造SoC、Dimensity 8000のカスタマイズ版、Dimensity 8000-MAXを世界初搭載。
Antutuスコアは、Snapdragon 870を超える、775,749点を記録。
67W充電対応・5,000mAhバッテリー搭載
バッテリー容量は、最近では割と搭載機種が増えてきた5,000mAhとなり、67W急速充電に対応。29分で80%まで充電が可能としています。
冷却性能に関しては、素材にダイヤモンドを採用し、VC液冷や、グラファイトシートを搭載。”チキンモバイルゲーム”(おそらくPUBG Mobile)を1時間プレイした際の平均フレームレートは89.48fps、最高端末温度は43.5℃とのこと。
外付け冷却ファンも
また冷却面積1,800㎟、18Wの外付け冷却ファンも同時発表されており、こちらを使用し有名な性能テストに使用されるモバイルゲーム(おそらく原神)をプレイした際の平均フレームレートは58.4fps、端末温度は36.7℃だそう。
こちらは既に予約受付が開始されており、現地時間4月28日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。価格は199元(約3,900円)となっています。
イヤホンジャック搭載
オーディオにおいては、ステレオスピーカー、そして最近はミドルハイモデルからも消えつつあるイヤホンジャックを搭載。Bluetoothは最新のBluetooth 5.3に対応しています。
その他としては、Razerのメカニカルキーボードを彷彿とさせるバイブレーション及びデザインのキーボードテーマなど。
カメラに関しては、64MPメイン、8MP超広角、2MPマクロの3眼構成と、ミドルレンジモデルではよくあるものに。
LCDディスプレイ搭載
またディスプレイは120Hzリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレート対応ですが、材質はLCDとなっており、指紋認証も側面での対応となっています。
対応バンド
- 4G : B1/3/4/5/7/8/18/19/28A/34/38/39/40/41(194MHz)
- 5G : n1/3/5/8/28A/41/77/78
約4万円から
カラーは暗夜黑(ブラック)、冰魄蓝(水色グラデーション)の2色のみ。
8GB+128GBモデル及び8GB+256GBモデルは現地時間4月28日午前10時(日本時間同日午前11時)、12GB+256GBモデルは同月30日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+128GB 1,999元(約4万円)
- 8GB+256GB 2,199元(約4.3万円)
- 12GB+256GB 2,499元(約4.9万円)
OPPO K10 雾山五行ギフトパッケージ
中国のアニメ、雾山五行のキャラクターのフィギュアやスマホグリップが付属した、OPPO K10神隐雾山礼盒套装も用意。
ソフトウェア面では、専用のライブ壁紙やスキンが実装されています。
価格については通常モデルと同様となり、京東にて既に予約受付を開始。数量限定で、現地時間4月28日午前10時(日本時間同日午前10時)より販売開始となっています。
OPPO K10 Pro
- Snapdragon 888
- 6.62インチ(2,400×1,080p 20:9 397PPI)Samsung E4 OLEDディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度1,300nit
- Gorilla Grass 5
- 120Hzリフレッシュレート・120/720Hzタッチサンプリングレート(デフォルト/最高)
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、80W有線充電、PD3.0(9V/2A)、QC3.0(9V/2A)に対応(31分で満充電可能)
- 画面下指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766 f/1.8 84° OIS)+8MP超広角(f/2.2 120°)+2MPマクロ(f/2.4 89°)、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP(f/2.4 78°)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- ColorOS 12.1(Android 12)
- 162.7×75.7×8.56/8.68mm(保護フィルムなし/あり)、199g
- 充電器付属
Proモデルとなるこちらは、SoCに一世代前のSnapdragon 888を採用。デザインはK10とともに、前モデルのK9 Pro同様、背面の上部全体がカメラモジュールとして凸んでいます。
80W充電対応・5,000mAhバッテリー搭載
バッテリー容量は無印モデルと同じく5,000mAhですが、こちらは80W急速充電に対応。31分で満充電が可能としています。
冷却性能においては、こちらもダイヤモンドを採用し、VC液冷やグラファイトシートなど8層からなる冷却機構を搭載。総冷却面積は4,129㎟とのこと。
メインレンズにIMX766を採用し、OISに対応
カメラに関しては、50MPメイン、8MP超広角、2MPマクロとなり、メインレンズにはSony IMX766を採用。
またOISにも対応しており、realme GT Neo3やrealme 9 Pro+、OnePlus Nord 2 5Gなど最近のOPPO系列機でよく見られる構成となっています。
Samsung E4 OLEDディスプレイ搭載
K10はLCDディスプレイ搭載、側面指紋認証採用となっていますが、K10 ProはSamsung E4 OLEDディスプレイを搭載し、画面内指紋認証を採用。
最大輝度も1,300nitとより高いものとなり、120Hzリフレッシュレート、120/720Hzタッチサンプリングレート(デフォルト/最大)に対応するなど、ディスプレイスペックはやはり全体的に無印モデルよりも優れたものとなっています。
イヤホンジャックは非搭載
無印モデル同様ステレオスピーカーを搭載していますが、こちらはイヤホンジャックは非搭載に。
またK10は最新のBluetooth 5.3に対応していますが、K10 ProはSoCのSnapdragon 888が同規格非対応なため、一世代前のBluetooth 5.2対応となっています。
対応バンド
- 4G : 1/2/3/4/5/7/8/28a/18/19/26/34/38/39/40/41(2515-2675MHz)
- 5G : n1/3/5/8/28a/41/77/78
約4.9万円から
カラーは晴蓝(水色グラデーション)、钛黑(ブラック)の2色展開。
こちらも8GB+128GBモデル及び8GB+256GBモデルは現地時間4月28日午前10時(日本時間同日午前11時)、12GB+256GBモデルは同月30日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 2,499元(約4.9万円)
- 8GB+256GB 2,799元(約5.5万円)
- 12GB+256GB 3,199元(約6.3万円)
OPPO K10シリーズ スーパーゲーマーセット
先述の外付け冷却ファンや、ショルダートリガー、有線イヤホンなどが付属したゲーマー向けセット、超级玩家套装も用意。
本日より4月28日までの間に、天猫(Tmall)にてK10シリーズを購入する際に19.9元(約390円)追加することで入手が可能で、こちらも数量限定となっています。
OPPO Enco Air2 Pro
OPPOのTWSイヤホン廉価モデル、OPPO Enco Airシリーズの最新モデル、OPPO Enco Air2 Proも同時発表。
12.4mmドライバー、ANC(アクティブノイズキャンセリング)、レイテンシー94ms、IP54、10分の充電で2時間使用可能や、最大28時間のバッテリー持ちなどが特徴となっています。
既に予約受付は開始されており、現地時間4月26日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。
通常価格は299元(約5,900円)、初回販売価格は269元(約5,300円)となっています。
OPPO SuperVOOC 33Wモバイルバッテリー
SuperVOOC 33W、そしてPDでは30Wの充電に対応した10,000mAhモバイルバッテリー、OPPO SUPERVOOC 33W超级闪充移动电源も同時発表。
こちらも既に予約受付は開始されており、現地時間4月28日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。価格は199元(約3,900円)となっています。
日本語使える?