【2022/04/26:追記】
グローバル向けに、Redmi K50 Gamingのリブランドモデル、POCO F4 GTが発表されています。
【以下、公開時の記事】
Redmiによるゲーミングスマホの最新モデル、Redmi K50 Gamingが正式発表。メルセデスAMG F1とのコラボモデルが用意されており、Snapdragon 8 Gen 1搭載、120W超急速充電対応などが特徴のモデルとなっています。
目次
基本スペック
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.67インチFHD+(2,400×1,080p 20:9)OLEDディスプレイ(中央パンチホール)MEMC
- Gorilla Glass Victus
- 120Hzリフレッシュレート・480Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM(6,400Mbps) + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,700mAhバッテリー、120W有線充電、QC3+/PD2.0/3.0に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(IMX686 1/1.73)+8MP超広角(120°)+2MPマクロ、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:20MP(IMX596)、最大1080p60FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー JBL Dolby Atmos Hi-Res Audio/Wireless
- NFC
- IRブラスター
- Wi-Fi 6E
- Bluetooth 5.2
- 162.5×76.7×8.5mm、210g
- MIUI 13
- 充電器付属(120W)
Redmiゲーミングスマホの初代となるRedmi K40 Gamingは、SoCにMediaTekのDimensity 1200を採用していましたが、2代目となるRedmi K50 Gamingは、QualcommのSnapdragon 8 Gen 1を採用。
デザインはK40 Gamingからあまり変わらず比較的抑え目なものとなっていますが、カメラモジュール内のRGBライトの位置や、スピーカー口の形は異なるものに。
VC液冷を2つ搭載
ゲーミングスマホにおいて非常に重要な要素となってくる冷却性能ですが、主な熱源となるSoCと充電ICチップを左右に分けて配置し、それぞれにVC液冷を備えることで端末の温度を均衡化。
VC液冷の冷却面積は4,860㎟となり、超薄型ステンレス鋼と超高密度キャピラリー構造により、熱伝導率が40%向上しているとのこと。
肝心のパフォーマンスは、王者栄耀を30分プレイした際の平均fpsが119.88fps、端末の最高温度が43.5℃。
原神を30分プレイした際の平均fpsが57.2fps、端末の最高温度が44.1℃。
120W超急速充電に対応
バッテリー容量は4,700mAhと、K40 Gamingよりも365mAh少なくなっていますが、代わりに120W超急速充電に対応(K40 Gamingは最大67W対応)。
17分で満充電が可能としており、更にバッテリー周りにおいて同スペックの競合機9と比べ、ゲーム中でもより速く充電できる点をアピール。
Android史上最強のバイブレーション
またバイブレーションにおいては、Android史上最強を謳っており、CyberEngineを世界で初めて搭載。
その振動量は、iPhone 13搭載のTaptic Engineよりも大きいものとしています。
またゲーミングだけでなく、MIUIにおける普段使いで、95種類の振動パターンが用意されているとのこと。
磁力式ショルダートリガーを搭載
ゲーミングスマホのアドバンテージの一つとなるショルダートリガーでは、前モデル同様磁力式のものを採用。
こちらもゲーミングに限らず、フラッシュライトをオンにしたり、カメラを起動するなどといったショートカットの割り当てが可能に。
計4つのスピーカーユニットを搭載
スピーカーは前モデルより引き続きJBLのチューニングが施されたステレオスピーカーとなっていますが、今回は左右それぞれに高音と中低音のユニットを搭載し、計4つのスピーカーユニットを搭載しています。
Gorilla Glass Victusを採用
ディスプレイにおいては、120Hzリフレッシュレート、480Hzタッチサンプリングレートに対応し、解像度はFHD+(1,080p)と、極めて一般的なものに。
ただ、K40 GamingではGorilla Glass 5を採用していましたが、当モデルでは最新のGorilla Glass Victusを採用しています。
Sony IMX596を世界初採用
カメラに関しては、リアカメラはSony IMX686の64MPメイン+8MP+2MPマクロの3眼構成と、ゲーミングスマホとしては普通のスペック。また照明のちらつきを防ぐ、フラッグシップレベルのフリッカーセンサーを搭載しているとのこと。
インカメラではSony IMX596を初採用し、解像度も20MPと悪くないものに。
その他では、IRブラスターを搭載しており、こちらは従来のものより2倍パワーアップし、通信が可能な角度も60%向上。最大角度は50°となり、通信可能な距離は最大10mとなっているとのことです。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/34/38/39/40/41/42
- 5G : n1/n3/n5/n8/n28a/n38/n40/n41/n77/n78
アクセサリー
磁力式吸着アクセサリーに対応し、ケース一部が金属となっており、冷却性能が向上する専用ケースも用意。価格は99元(約1,800円)です。
上記ケースの背面に付ける冷却ファンも用意されており、こちらの価格は199元(約3,600円)となっています。
約6万円から
カラーは暗影(ブラック)、银翼(シルバー)、冰斩(ブルー)の3種類。予約は既に受付開始となっており、現地時間2月18日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始。その価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 3,299元(約6万円)
- 12GB+128GB 3,599元(約6.6万円)
- 12GB+256GB 3,899元(約7.1万円)
メルセデスAMG F1とのコラボモデルも
メルセデス・ベンツのF1チームである、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームとのコラボとして、AMG F1 冠军版(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team Edition)が用意。
パッケージも特別なものとなり、120W対応GaN充電器が付属しています(通常版は普通の120W対応充電器付属)。
こちらはRAMストレージ構成が12GB+256GBのみとなり、1万台限定。こちらも既に予約が受付開始となっており、通常モデルと同日発売で、価格は4,199元(約7.7万円)です。
Redmi K50 Gamingのグローバル版については、前モデルRedmi K40 GamingがPOCO F3 GTとして発売されているため、POCO F4 GTとして発売されると見られています。
既に複数の認証機関を通過しているため、近くの発表が期待できそうです。
こっちの更新は早いね
これも全然いいけどディメシティー9000のはまだかえ……