3月にRealme 3が発表されて間もないですが、先日Realme 3 Proのティザー動画が公開されました。
Realme 3はインドで販売されているOPPOの廉価スマートフォンです。約15000円と超低価格ながらもSoCはMediaTekのHelio P70であり、RAMも4GBと快適に使用できるスペックを備えています。
そんなコスパ最強のRealme 3に続けてスペックを底上げしたRealme 3 Proが4月に発表されることになりました。
See you on 22nd April. pic.twitter.com/UfomufNovY
— Madhav Sheth (@MadhavSheth1) 2019年4月12日
Realme 3 Proのティザー動画を投稿したのは同社インド支社のCEOであるMadhav Sheth氏です。
この動画では、Realme 3 Proがスピード(おそらく処理速度でしょう)を重視したモデルであることがわかります。
Realme 3 Proのスペックは?
動画内では具体的なスペックについては言及されていませんが、つい先日、Geekbench上にRealme 3 Proのスペックが掲載されました。
スペック表から、SoCはSnapdragon 710であり、RAMは6GBであることがわかります。ベンチマークスコアもRealme 3と比べてかなり上がっており、ミドルレンジ相当のスペックです。
また、スペック情報はGeekBench以外でもリークされています。
Bluetoothの認証をする団体であるBluetooth SIG上には同じモデル名である「RMX1851」のスペックが載っています。
Bluetooth SIGのリーク情報によると、Realme 3 Proは6.3インチのFHDディスプレイであり、バッテリーは大容量の3960mAhとなります。
なお、5Gという表記がありますが、これは5G通信ではなく5.0GHzのWiFi通信のことだと思われます。
How about playing #Fortnite on #realme3Pro? I believe #realme3Pro will be the 1st in its segment that can directly support it. Tried to play this game on some latest "Pro" devices but none of them could manage. When it comes to speed, chipset matters.
RT to win 1 Rm3pro. pic.twitter.com/j5SKOrXA2g— Madhav Sheth (@MadhavSheth1) 2019年4月10日
Madhav Sheth氏はRealme 3 ProのスペックでFortniteが遊べることを強調しています。
このTwitterの写真をみると、奥の方に「非対応です」というエラー画面の出ているスマートフォンがあります。このスマートフォンは、Realmeが競合相手としているXiaomiのRedmi Note 7 Proだと思われます。
現在、Android版Fortniteは限られた機種しかプレイできません。Madhav Sheth氏は、「Redmi Note 7 ProはできなかったFortniteが、Realme 3 Proならできるよ!」ということを伝えたかったのかもしれません。
さらに、Realme 3 Proは現在順次導入中のFortniteの60fpsモードに対応する見込みです。
Realme 3 Proは4/22に公式発表される予定です。価格に関しては不明ですが、スペックが高く、ゲーミングを意識したRealme 3 Proは、死者が出るほどゲーム熱が高まっているインド市場ではかなり売れるモデルになりそうです。
Proではない方のスペックはこちらから。
Source : Geekbench, Bluetooth SIG, Twitter(1), Twitter(2)
日本には来ないか、来てもそれなりに値上げされるんだろうなあ。