Oppo F7はベンチマークでブースト詐欺をしていた

Oppo F7がベンチマークで意図的にクロックをブーストさせ、不正にスコアを嵩上げしていたことがベトナムのサイトの調査(genk.vn)で明らかになった。Oppoがベンチマークブーストで非難の対象となったのはこれが初めてではない。

genk.vnによると、Oppo F7はベンチマークアプリ「Antutu」「Geekbench」「PCMark」を起動している最中全てのCPUコアを2.0GHzまでクロックアップさせ、本来妥当な数値よりも著しく高いスコアを叩き出している。検証のため中身は空のアプリにAntutuと同じパッケージ名(com.AnTuTu.ABenchMark)をつけたところ、空のアプリを起動している最中Oppo F7のCPUクロックは熱処理を無視して2.0GHzに貼り付いていたことが確認されている。

Antutu起動中のCPUの挙動をMi 6Xと比較するとその差は明らかだ

Oppo F7が採用している台湾Mediatekの「Helio P60」はCortex-A73とCortex-A53をそれぞれ4基搭載した優れたチップセットだが、Snapdragon 660をぶっちぎるベンチマークスコアを記録していることは明らかにおかしい。

Oppoはこの疑惑に対して長文で正式に回答しているが、要約するとOppo F7がブーストするのはAI技術が自動的に判断してクロックを上げているから意図的ではない、という趣旨のものだ。

Oppoは昨年Oppo F3、Oppo F3 Plusにてベンチマークブーストを行っていることが露見しており、Oppo傘下のOneplusもOneplus 5以前はベンチマーク詐欺のためコミュニティの大きな批判にさらされてきた。今回の弁明は非常に苦しく、不誠実である。

ベンチマークブーストは珍しいことではなく、過去にはSamsung等の有名メーカーも行っていた。しかしそれは5年前の話であり、今やベンチマーク詐欺を行っているメーカーはほぼ存在しない。

Oppo R15を引っさげて日本に進出したOppoだが、このような行為は特にアーリーアダプターであるマニア層を失望させるものだ。小手先で数値をごまかさずに端末の性能でユーザーを惹き付けてほしい。

Source – genk.vn