今週のニュースの中から目立ったニュースをピックアップ。telektlistが選ぶ今週のニュースTOP5。2019年7月第2週は、アップルとグーグル、ファーウェイの新機種や次世代OSの話題、注目のXperia 20やMi Mix 4の新情報などをお届け。Nokia X5の実機レビューも注目です。
目次
iPad OSを採用した新iPadの姿が見えてきた
今週は9月に発売予定の5つの新しいiPad、そして来年以降に発売されるとされる折りたたみiPadの噂を取り上げました。
iPadに関しては昨年のiPad Proの完成度が高く、個人的にはこれ以上望むものはないかと思っていましたが、いまはiPad OSで更にどのように進化するのか興味がつきません。
その他、iPhoneに関するニュースも2本取り上げています。
Pixel 4とGoogleの新OS
アップルのiPad OSはタブレット専用OSですが、グーグルが開発中のFuchsia OSはARM、x86-64の両方に対応しています。
Fuchsia OSは将来的にAndroidを置き換えるモバイルOSになるのでは――ともいわれていますが、タブレットなどのモバイル端末だけでなく、ラップトップやデスクトップでも動作する仕様です。
Fuchsia OSが搭載されているわけではありませんが、グーグルについては、今週もPixel 4の新情報2本をお伝えしました。
HuaweiからはHongMeng OSやHonor 9X
iPad OSとFuchsia OSに続いてはHongMeng OSです。ファーウェイCEOの任正非氏の語ったところによると、HongMeng OSはAndroidより高速になるそうです。
一時はユーザーサポートを懸念する声もあったファーウェイですが、ひとまず23機種についてEMUI9.1へのアップデートを明らかにしました。
今週は、コスパに優れた新たなスマートフォンHonor 9X、Honor 9X Proのリーク情報についてもお伝えしました。
ソニーの折りたたみスマホとXperia 20
iPadが折りたたみになるなら、Xperiaも折りたたみになるしかない――というわけではないでしょうが、ソニーの折りたたみスマホのプロトタイプに関する噂です。
情報元によればプロトタイプのディスプレイはLG製だそうですが、気になるのは「LGの小型有機ELディスプレイ事業は、思うように進んでいないのではないか」ということです。
今週はLGが自社のスマートフォンにBOE製ディスプレイを採用するというニュースもお伝えしました。
さらに現在、日本政府はフッ化ポリイミドなど3品目について、韓国への輸出審査を厳格化しています。フッ化ポリイミドは、折りたたみスマホのカバーやアンダーディスプレイカメラなどを実現する透明ポリイミドに使用されるともいわれています。
ET Newsによると、韓国の透明ポリイミドは、品質に関しては日本の透明ポリイミドと比較して品質が劣るとされており、サムスンが折りたたみ式ディスプレイに住友化学の透明ポリイミドを使用したのもそれが理由とのこと。
なかなか実用化しそうでしない折りたたみスマホですが、立ちはだかる壁は、どうやら技術的問題だけではないかもしれません。
ソニーに関しては、今週はXperia 20に関するニュースも2本お届けしました。
Xiaomi Mi Mix 4の新情報、Xiaomi Mi A3について
今週は、XiaomiのフラッグシップモデルMi Mix 4に関する噂やXiaomi Mi A3についてもお伝えしました。
すでにEtorenなど一部のストアでは販売がはじまっているMi A3ですが、Etorenの表記が正しければ当初噂されたスペックより見劣りするスマホとなっています。
Etorenの表記では、Mi A3のSoCはSnapdragon 665、ディスプレイも720 x 1560 pixelsとなっています。
これに関しては、GSMArenaも昨日の記事で「Snapdragon 730になるという情報と矛盾して、Snapdragon 665になる」としています。
弊誌でも「Mi A3=Mi CC9」「Mi A3 lite=Mi CC9e」となる可能性が高いとお伝えしていましたが、Etorenの表記が誤りでなければ、スペックを見る限り「Mi A3=Mi CC9e」のようです。
EtorenによるとMi A3の価格は26,500円で、出荷予定日は7月22日となっています。
番外
今週は注目スマホランキングを更新。IIJmioのお得なキャンペーンや、Nokia X5の実機レビューもお届けしました。
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