Galaxy A42 5GがGeekbenchに登場【サムスン初の2万円台5G機か】

3C認証を通過済みで中国発売が見込まれるGalaxy A42 5GらしきモデルがGeekbenchに登場しました。Galaxy A42 5GはチップセットにSnapdragon 690を搭載した低価格5Gスマートフォンとなる見込みです。

GalaxyのAシリーズでは、すでに4種類の5G対応機種が展開されていますが、新たにGalaxy A42 5Gという機種が追加される...

シングルコア615でマルチコアが1799点

Geekbenchに登場したのはモデルナンバー「SM-A426B」というGalaxy Aシリーズに分類される機種で、Galaxy A42 5Gであると予想されています。

Geekbenchのスコア情報ではシングルコアが615点、そしてマルチコアが1,799点となっています。スコアからはミッドレンジ帯のチップセットを採用したスマートフォンだと分かります。マザーボードに”Lito"が使われていることが分かるのですが、このマザーボードはSnapdragon 765Gか690にしか使われておらず、今回のGeekbenchスコアから推測すると、Snapdragon 690である可能性が高そうです。

また、Android 10(One UI 2.1番台)が採用され、搭載されるチップセットはQualcomm製の8コア・1.8GHzのものと確認できます。内蔵メモリは4GBとあります。

Geekbenchの情報とは別に、Safety Koreaからもバッテリー容量が5,000mAhになるということが判明しました。この数字は以前のリークとも一致しており、5Gスマートフォンとしては特別大きいものではありません。

サムスンも格安5G機販売に参入か

2020年8月現在でサムスンから登場した最も安い5G対応機種はGalaxy A51 5Gで、インド国内では約50,000円という価格設定でした。今回Galaxy A42 5Gが搭載するSnapdragon 690は、QualcommがMediatekに対抗して格安5G機向けに発表したSocです。

6月17日午前、QualcommがSnapdragon 690 5Gを発表しました。Snapdragon 6シリーズで初めて...

中国では2,000元(日本円で3万円)を下回る価格のスマホが10機種以上発売されています。A42 5Gの価格設定に注目です。

2020年当初は高価格だった5Gスマホも、最近では日本円換算で2万円台のスマホが多く登場しています。今回は8月初旬までに発表された、...

Source: SamMobile

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Writer

Sekey
アジア市場を中心にレポート

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