6月に発表された主要なスマホ新機種を一覧でご紹介します。
5月(先々月)は、下旬から6月月初にかけて2万円台の格安5G機が多く発表されました。
6月にも多くの機種が発表されましたが、5月ほど分かりやすいトレンドは見当たりませんでした。各メーカーの商品戦略の独自色が出た月でした。
目次
- 1 Oppo Reno4/Reno4 Pro【65W高速充電】
- 2 vivo X50/X50 Pro/X50 Pro+【ジンバルカメラ】
- 3 OPPO Reno3 A【日本向けモデル、Felica搭載】
- 4 Realme X3【X3 SuperZoomの下位互換】
- 5 Honor Play 4/4 Pro【さすがHonorといえるコスパ】
- 6 Motorola One Fusion+【ポップアップカメラ搭載】
- 7 nubia Red Magic 5G lite【上位版より高価格?】
- 8 Realme C11【Soc性能が気になる】
- 9 Redmi 9A/9C【同時に発表】
- 10 Honor 9A【ヨーロッパ向け廉価版】
- 11 6月まとめ
Oppo Reno4/Reno4 Pro【65W高速充電】
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、90Hz OLED
- 【価格】2999元~(約4.7万円~)
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、90Hz OLED
- 【価格】3799元~(約5.9万円~)
準フラッグシップ機という位置づけです。このシリーズは今年中に日本市場に投入される可能性がありそうです。
vivo X50/X50 Pro/X50 Pro+【ジンバルカメラ】
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、90Hz OLED
- 【価格】3498元~(約5.3万円~)
- 【スペック】SDM 765G、メインカメラ 48MP、90Hz OLED
- 【価格】4298元~(約6.5万円~)
- 【スペック】SDM 865、メインカメラ 50MP、120Hz OLED
- 【価格】5498元~(約8.3万円~)
このシリーズの特徴は何といってもジンバルカメラの搭載です。vivo機にしては比較的高めの価格設定となっています。
OPPO Reno3 A【日本向けモデル、Felica搭載】
- 【スペック】SDM 665、メインカメラ 48MP、60Hz OLED
- 【価格】3.98万円~
おサイフケータイ搭載の日本向けモデルで、ワイモバイル/UQモバイルを含めキャリア(サブブランド)/MVNO多数が扱う予定です。HuaweiがGMS非搭載で厳しい状況の中、ヒット商品となる可能性が高そうです。
Realme X3【X3 SuperZoomの下位互換】
Realme X3:
- 【スペック】SDM 855+、メインカメラ 64MP、120Hz LCD
- 【価格】24,999ルピー~(約3.8万円~)
Realme X3 SuperZoomの下位モデルです。ヨーロッパで先行して発表されたX3 SuperZoomのよりも後にインド発表となりました。
Realme X3ではペリスコープカメラが廃止された分、価格が抑えられています。Socも半世代古いものの、Snapdragon 865と比べても使っていて差を感じることはほぼないはずです。
Honor Play 4/4 Pro【さすがHonorといえるコスパ】
- 【スペック】Dimensity 800、メインカメラ 64MP、60Hz LCD
- 【価格】1799元~(約2.8万円~)
- 【スペック】Kirin 990、メインカメラ 40MP、60Hz LCD
- 【価格】2899元~(約4.5万円~)
Honor Play 4は、5下旬から発表が続いた格安5G機の一つです。
上位モデルであるHonor Play 4 Proには赤外線温度計搭載バージョンが発表されています。価格は値上がりし2999元(約4,6000円)から。
このバージョンでは、カメラ下部にある赤外線センサーで表面温度を計測できるとのこと。コロナウイルスの流行に合わせた仕様だとすれば、Honorの対応の早さには驚きです。
Motorola One Fusion+【ポップアップカメラ搭載】
Motorola One Fusion+
- 【スペック】SDM 730、メインカメラ 64MP、60Hz LCD
- 【価格】300ユーロ~(約3.6万円~)
米Motorolaのミッドレンジスマホです。SDM 730搭載で3.6万円という価格は、妥当なラインというところでしょうか。
nubia Red Magic 5G lite【上位版より高価格?】
nubia Red Magic 5G lite
- 【スペック】SDM 765G
- 【価格】600ユーロ~(約7.2万円~)
スペインのキャリア向けに発表された、nubia Red Magic 5Gの下位版です。中国向けに発売されたnubia Play 5Gというモデルがベースとなっています。ただ、価格設定はnubia Play 5Gが4万円以下なのでかなり割高です。ヨーロッパ市場以外の販売では、価格を見直してほしいですね。
Realme C11【Soc性能が気になる】
Realme C11
- 【スペック】MTK Helio G35、メインカメラ 13MP、60Hz LCD
- 【価格】100ドル~(約1.1万円~)
Realmeのマレーシア向け新機種です。スペックは価格重視ですが、見た目には高級感がありますね。新たに市場に投入されたHelio G35をSocに搭載しており、その使用感も気になるところです。
Redmi 9A/9C【同時に発表】
Redmi 9A
- 【スペック】MTK Helio P25、メインカメラ 13MP、60Hz LCD
- 【価格】RM359~(約0.9万円~)
Redmi 9C
- 【スペック】MTK Helio P35、メインカメラ 13MP、60Hz LCD
- 【価格】RM429~(約1.1万円~)
Redmi 9の発売に続き、Redmi 9AとRedmi 9Cの二機種が新たにXiaomiより登場しました。この2モデルはまずマレーシアでの発売を予定しています。9Aと9Cの主な違いはSocとカメラです。メインカメラの解像度は同じですが、9Aはシングルカメラなのに対し、9Cはトリプルカメラを採用しています。
Honor 9A【ヨーロッパ向け廉価版】
Honor 9A
- 【スペック】MTK Helio P22、メインカメラ 13MP、60Hz LCD
- 【価格】149ユーロ~(約1.8万円~)
Honor 9Aはヨーロッパ向けに発売されるHuaweiのエントリーモデルです。Helio P22のAntutuスコアは10万点以下と、少し不安なスペックです。
6月まとめ
各メーカーの春のフラッグシップ機が多く発表された2〜4月、高コスパ機の発売が多かった5月に比べると、6月はトレンドを一言で総括しずらい月でした。
なお、、6月は海外メーカーの日本向けスマホ発売は多い月でした。
また、WWDCを通じてAppleの今後の戦略も明らかになりました。
7月はSnapdragon 865+搭載機も初登場しそうで、楽しみですね。
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