今回は、ワイモバイルで販売されている全20機種を対象に、今購入すべきスマホを500機種以上のスマホのスペックを網羅するtelektlistが独自にランク付けしてみました。
他のサイトにもランキングはありますが、telektlistではスペックや販売価格だけでなく、SIMフリー市場での相場、競合他社での現在の販売価格、ワイモバイルSIMとの相性、開催中のキャンペーン、独自・ガラパゴス性能などを考慮し、総合的に分析しています。
また、ワイモバイルは公式サイトと店舗以外に、Amazonでも一部の機種を販売しています。ワイモバイルとのSIM契約が前提ですが、一括払いであれば公式サイトよりも安い価格で提供しています。
ランクの詳細は以下の通りです。それぞれ特徴や価格が違うスマホを1位からn位まで明確な順番をつけるのはナンセンスなので、S・A・B・Cの4段階で評価しています。
「S:かなりおすすめの良機種」
万人におすすめできるスマホです。使い勝手は良く、性能も十分。ワイモバイルで買った場合、お得でコスパが優れています。
「A:普通におすすめできる機種」
買って不満は感じにくいスマホです。価格・性能や独自機能など、何かしらに秀でています。
「B:用途によっては使える機種」
尖った特徴、希少なメーカーなど刺さる人には魅力的なスマホです。万人にはおすすめできませんが、特徴をしっかり理解した上で買えば後悔はしないでしょう。
「C:基本買わない方が良い機種」
他所と比べて価格が高い、もしくはスペックが不十分なスマホです。SIMフリースマホを買ってからワイモバイルと契約した方がお得な場合も多く、購入は推奨しません。
ワイモバイルのスマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
https://telektlist.com/review_ymobile/
Sランク
iPhone 7
一括払い:【32GB】73,116円 【128GB】86,076円
分割払い:【32GB】3,024円×24回(※頭金540円) 【128GB】3,564円×24回(※頭金540円)
AppleのiPhone 7は、発売から数年経過していますが、未だ根強い人気のある機種です。シリーズ初となる防水対応、Apple Pay・Suica対応など、日本ではお馴染みのガラパゴスな機能が追加されています。
ワイモバイル版は通信規格の追加、及び初期OSが比較的最新のiOS 12へアップデートされています。2019年時点でもバランスが良いスペックですが、容量が気になるのであれば128GBを選択することをおすすめします。
なお、価格だけ見ると他の大手MVNO及び市場価格よりも高額です。ただし、ワイモバイルでは現在MNP利用者を対象としたiPhone 7の2万円値引きのキャンペーンを行っており、活用すれば相場価格と同程度になります。手頃な価格でiPhoneを利用してみたい人におすすめです。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・802.11ac→802.11 a/b/g/n/acへ変更 ・初期OS iOS 10→初期OS iOS 12へ変更 |
HUAWEI P30 lite
一括払い:39,420円
分割払い:1,620円×24回(※頭金540円)
Amazon:
HUAWEIのP30 liteは、2019年度SIMフリースマホ人気ナンバー1の機種です。エントリーモデルながら、6インチクラスの大画面とAI搭載トリプルカメラを搭載しています。性能も申し分ありません。
公式サイトの価格は大手MVNO及び市場価格よりも高額ですが、一括払いならAmazonワイモバイルショップで購入すれば相場よりもかなり安い価格で購入できます。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・デュアルSIM→シングルSIMへ変更 |
Aランク
Android One X5
一括払い:83,484円
分割払い:3,456円×24回(※頭金540円)
Amazon:34,236円
LGのAndroid One X5は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。本体にGoogleアシスタントを呼び出せる専用ボタンが付いているという、珍しい特徴を持っています。おサイフケータイに対応しているので、日常遣いにも最適な機種です。2019年時点でも平均以上の性能を有していますが、唯一欠点があるとすれば、ケースの種類が少ないことでしょう。
Android Oneシリーズは、発売開始から2年間は、最低1回以上のOSアップデートと毎月のセキュリティアップデートが保証されています。Android One X5は2018年12月8日に販売開始されたので、2020年12月8日までは最新のOS、2021年12月8日まではセキュリティアップデートが保証されています。
現在、大手MVNOではワイモバイルが唯一取り扱っています。一括払いであれば、Amazonワイモバイルショップでの購入がおすすめです。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
HUAWEI P20 lite
一括払い:31,644円
分割払い:1,296円×24回(※頭金540円)
Amazon:541円
HUAWEIのP20 liteは、5.84インチの大画面と軽量性を両立した持ちやすいデザインの機種です。急速充電や指紋認証&顔認証など、2018年のトレンドを押さえています。2019年時点でのスペックはやや不満がありますが、ゲームなどをしないのであればさほど気にならないでしょう。
公式サイトの価格は大手MVNO及び市場価格よりも高いですが、Amazonワイモバイルショップならほぼワンコインで購入できます。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・デュアルSIM→シングルSIMに変更 |
Android One X3
一括払い:5円
分割払い:なし
Amazon:5円
京セラのAndroid One X3は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。国産メーカーらしく、おサイフケータイ、ワンセグ、防水防塵などガラパゴスな機能が豊富な機種です。2019年時点でのスペックは見劣りしますが、ゲームなどしないのであれば特に気にならないでしょう。
なお、Android One X3は現在ワイモバイルでセール販売されており、初期OSがAndroid 9.0に変更されています。
2020年1月18日までは最新のOS、2021年1月18日まではセキュリティアップデートが保証されています。
現在、大手MVNOではワイモバイルが唯一取り扱っています。5周年セール対象として、公式サイト及びAmazonワイモバイルショップで、5円という驚異の価格で販売されています。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.0→Android 9.0に変更 |
HUAWEI nova 3
一括払い:なし
分割払い:1,782円×24回(※頭金16,416円)
HUAWEIのnova 3は、6.3インチの大画面と平均以上のスペックを兼ね備えるミドルレンジクラスの機種です。新規加入者かつSIMとのセット販売が条件となっています。
ワイモバイルでは他の大手MVNOとは異なり、ローカライズされていないSIMフリー版を取り扱っています。そのため、他社ではローカライズされていることが多いデュアルSIM・デュアルスタンバイも利用可能です。市場価格よりも高額ですが、分割払いなので初期費用を安く抑えることができます。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
https://telektlist.com/wp-admin/post.php?post=22169&action=edit
Bランク
iPhone SE(32GB)
一括払い:32,400円
分割払い:なし
iPhoneのiPhone SEは、軽量小型な廉価版モデルとして人気を集めた機種です。ワイモバイルでは、現在中古のiPhone SEを販売しています。2019年時点での性能はそこそこですが、容量が32GBと少ないのはデメリットです。
大手MVNOの中では唯一32GBを販売しており、市場価格よりも高いです。カラーもローズゴールドのみなので選択肢はありません。在庫も少なめとみられます。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
かんたんスマホ
一括払い:60,156円
分割払い:2,484円×24回(※頭金540円)
京セラのかんたんスマホは、電話・メール・ホームへの切り替えができる物理ボタンやガラパゴスな機能などを搭載した、初心者・高齢者向けの機種です。2019年時点でのスペックは見劣りします。
MVNOの中ではワイモバイルが唯一取り扱っています。特定のターゲット層向けの機種なので、それに合致しない人はおすすめしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
Android One X4
一括払い:10,800円
分割払い:なし
SHARPのAndroid One X4は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。スペックと外観はSIMフリーモデルであるAQUOS sense plusをベースにしています。ガラパゴスな機能が豊富ですが、2019年時点でのスペックは見劣りします。2020年5月31日までは最新のOS、2021年11月30日まではセキュリティアップデートが保証されています。
Android One X4は現在ワイモバイルでアウトレット販売されており、初期OSがAndroid 9.0に変更されています。安いスマホなら他にも選択肢があるので、特別おすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.1→Android 9.0に変更 |
Android One X2
一括払い:10,800円
分割払い:なし
HTCのAndroid One X2は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。ガラパゴスな機能が豊富ですが、古い機種なため2019年時点でのスペックは見劣りします。2019年11月30日までは最新のOS、2020年11月30日まではセキュリティアップデートが保証されています。
Android One X4は現在ワイモバイルでアウトレット販売されており、初期OSがAndroid 9.0に変更されています。安くスペックの良いスマホなら他にも選択肢があるので、あまりおすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.1→Android 9.0に変更 |
Android One X1
一括払い:10,800円
分割払い:なし
SHARPのAndroid One X1は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。ガラパゴスな機能が豊富で、発売当時としては大容量のバッテリーを搭載しています。ただし、古い機種なため2019年時点での全体的なスペックは見劣りします。OSアップデートの保証期間は過ぎていますが、2020年6月30日までは安全なAndroid OSを利用できます。
Android One X1は現在ワイモバイルでアウトレット販売されており、初期OSがAndroid 9.0に変更されています。OSアップデートの保証期間対象のアウトレット機種やセール機種は他にもあるので、あまりおすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.0→Android 9.0に変更 |
HUAWEI nova lite 2
一括払い:なし
分割払い:864円×24回(※頭金1,922円)
HUAWEIのnova lite 2は、新規加入者かつSIMとのセット販売が条件となっている機種です。ワイモバイルでは他の大手MVNOとは異なり、ローカライズされていないSIMフリー版を取り扱っています。
そのため、他社ではローカライズされていることが多いデュアルSIM・デュアルスタンバイも利用可能です。市場価格よりも高額なので、わざわざワイモバイルで購入する理由はありません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | △ | なし |
Cランク
iPhone 6s
一括払い:【32GB】32,292円 【128GB】45,252円
分割払い:【32GB】1,323円×24回(※頭金540円) 【128GB】1,863円×24回(※頭金540円)
AppleのiPhone 6sは、SIMフリーモデルとの差違はiOSがバージョンアップしているだけで、その他に目立った変更点はありません。ワイモバイルには上位互換のiPhoneもあるので、わざわざ選ぶ必要はないでしょう。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | △ | ・初期OS iOS 10→iOS 12に変更 |
Android One S5
一括払い:53,676円
分割払い:2,214円×24回(※頭金540円)
Amazon:9,612円
SHARPのAndroid One S5は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。おサイフケータイ、ワンセグなどガラパゴスな機能は一切搭載していません。2019年時点でのスペックは動作にかなり不満を感じられるため、おすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
Android One S4
一括払い:32,400円
分割払い:なし
Amazon:541円
京セラのAndroid One S4は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。おサイフケータイ機能は搭載していません。2019年時点でのスペックは見劣りします。おサイフケータイ搭載でスペックが良いスマホもたくさんあるので、おすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.0→Android 9.0に変更 |
Android One S3
一括払い:32,400円
分割払い:なし
Amazon:541円
SHARPのAndroid One S3は、Google公認のAndroid Oneシリーズです。防水防塵に対応していますが、おサイフケータイには対応しておらず、スペックはかなり見劣りします。おサイフケータイ搭載でスペックが良いスマホもたくさんあるので、おすすめはしません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.0→Android 9.0に変更 |
Android One S1
一括払い:7,560円
分割払い:なし
Android One S1は、Google公認のAndroid Oneシリーズで、ワイモバイルでは現在アウトレットとして販売されています。2016年モデルなので、2019年時点でのスペックはかなり微妙です。価格が性能に見合っていないので、おすすめできません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | ・初期OS Android 8.1→Android 9.0に変更 |
HUAWEI P20
一括払い:なし
分割払い:2,214円×24回(※頭金22,248円)
ワイモバイルではSIMフリーモデルのHUAWEI P20が販売されています。新規加入者かつSIMとのセット販売が条件となっている機種です。相場価格より料金が高く、頭金も高額なので、ワイモバイルで購入する理由としては弱いです。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
P10 Plus
一括払い:なし
分割払い:2,160円×24回(※頭金21,384円)
ワイモバイルではSIMフリーモデルのP10 Plusが販売されています。新規加入者かつSIMとのセット販売が条件となっている機種です。性能は申し分ないのですが、市場価格よりも高額なので、無理して購入する必要はありません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
HUAWEI Mate 10 lite
一括払い:なし
分割払い:864円×24回(※頭金12,528円)
ワイモバイルではSIMフリーモデルのHUAWEI Mate 10 liteが販売されています。新規加入者かつSIMとのセット販売が条件となっている機種です。2019年時点での性能は見通りする上、市場価格よりも高いのでワイモバイルでの購入はおすすめできません。
ソフトバンク LTE | ソフトバンク 3G | 変更点 |
○ | ○ | なし |
スマホ購入はワイモバイル公式サイト・Amazonがおすすめ
今回は、8月時点で販売されているワイモバイルの全20機種をランク付けしてみました。なお、入荷未定となっている「HUAWEI Mate 20 Pro」「Android One S2」「HUAWEI nova lite for Y!mobile」の3機種は除外しています。
Webから購入する方が店頭で購入するよりも安いので、この機会にワイモバイル公式サイトをぜひチェックしてみてください。機種によっては、Amazonのワイモバイルショップの方が安い場合もあるので、両者を上手く活用してほしいスマホを購入してみてください。
未使用品のiPhone買って
契約した方が安そう