任天堂はスマホゲーム事業の見直しに着手【Pokemon Uniteに賭ける?】

任天堂が、モバイルゲーム事業の方向性を見直し中のようです。

任天堂のモバイルゲーム事業は話題性があるものの、うまくヒットしないものが多いのが現状です。古川社長は今年5月の決算発表で、「モバイルゲーム市場に毎年何本もの新しいアプリを継続して投入していく考えはない」と表明しました。

「ゲーム内課金モデル」の採用に積極的ではない任天堂

任天堂がリリースしたスマホ向けゲームタイトルは、Tencent等他社のヒットしているタイトルに比べて、伸び悩んでいます。

Source: Sensor Tower

モバイルゲーム事業は基本無料で前提として、ゲーム内での課金をしていくモデルが大半です。成功している大多数のスマホゲームアプリはこのゲーム内課金モデルを採用しています。

任天堂の場合、ユーザからの批判を恐れて、ゲーム内課金を前提としたアプリ開発に積極的ではありません。実際にスマホ向けにリリースされた「どうぶつの森ポケットキャンプ」は、課金額での差が出やすいゲームであったため、ユーザからの批判が少なくありませんでした。

Pokemon Unite(MOBA)は理想的な解決策

先日発表された「Pokemon Unite」はMOBAという新しいジャンルとなります。任天堂はこの分野で実績のあるTencentと提携しました。

任天堂とTencentが提携したゲーム「Pokemon Unite」が6月24日が公式Youtube上で発表されました。Twitte...

MOBAは課金では差がつきにくいゲームなので、ユーザからの批判を浴びるリスクは少ないというメリットがあります。また、「Pokemon Unite」はAndroid/iOSだけでなくNintendo Switchにも提供されます(基本無料。ゲーム内課金あり。)特にSwitchユーザ向けに課金モデルを適用するのかも注目です。

Pokemon Unite次第ではモバイルゲーム事業の大幅縮小も

そもそも任天堂が数年前にモバイルゲーム市場へ本格参戦した背景には、Wii Uの失敗がありました。しかし「あつまれ どうぶつの森」などSwitch向けゲームが大成功を収めている今、ユーザからの批判を浴びるゲーム内課金を前提としたゲームアプリ開発に注力する必要はないのかもしれません。

「Pokemon Unite」が上手くいかない場合は、今度こそモバイルゲーム事業の縮小、Switch等のゲーム機事業への集中、に舵を切るかもしれません。

Source:Bloomberg.co.jp,Bloomberg.com,xdadevelopers

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Writer

岩佐
新人ライターの学生(19)。狂信的なXiaomiファンです。 https://twitter.com/nagi_iwasa

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 コメント

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  1. 匿名 2020.07.05 23:13 ID:e4f896993 返信

    単純に岩田さんが主導した物が終わったってだけでしょ
    元からずっと毎年ずっと継続的にリリースするなんて事一言も言ってないし
    後、Pokemon Uniteは(と言うかポケモンのIPの所属は)株ポケの物であり、任天堂の物ではない
    一応、任天堂は株ポケの株を約1/3持ってるけどね

  2. 匿名 2020.07.06 11:06 ID:7b4a3826e 返信

    課金を悪と捉えるアホな風習が廃れない限りどうにもならんやろ

  3. 匿名 2020.07.06 15:27 ID:bf1628ce6 返信

    テンセントは中国版LoLの王者栄耀で成功してるからポケモン+MOBAはまあ手堅いけど中華圏や東南アジアではその王者栄耀自身がライバルになるのと欧米でもポケモンは人気だけどスマホでMOBAをやる習慣があんま根付いてなさそうだからどっちに転ぶか未知数
    まあとにかく海外でヒットするかどうかが全て

  4. 匿名 2020.07.07 08:37 ID:46e220892 返信

    グラフの出し方適当過ぎない? 下見切れてるし