Xperia 1, 10Plus, 10, L3の特徴を5分でおさらい!【2019年最新機種】

先日のMWC2019にてSONY Xperiaの新機種が4機種同時に発表されました。

今回発表されたのはXperia 1, 10 Plus, 10, L3の4機種です。

L3を除いた残りの機種は名前が大きく変わったことが印象的で、それらは新しいシリーズのスマートフォンということになります。これまでXperiaのスマートフォンではアルファベットがシリーズ名に使用されていたため、とても新鮮な変化です。

この記事では大まかなスペックや特徴・目玉機能について紹介していきます。

Xperia 1

Xperia 1は今回発表された新製品の中で最も注目を浴びているスマートフォンです。その注目度にふさわしい、スペック面やカメラ性能で非常に魅力のあるハイエンドモデルとなっています。

チップセットは発表の段階でSnapdragon社の最新・最高性能モデルであるSnapdragon 855 SoCを搭載します。Xperiaシリーズは発熱が問題視されてきましたが、今回の機種では改善がより進んでいることを願いましょう。

ディスプレイはこの機種の大きな特徴です。これまでSONYは4K液晶を同社の高級スマートフォンであるXperia Premiumシリーズの機種のみに採用してきました。

今回のXperia 1にはXperia Premiumシリーズの4K液晶よりもパワーアップした4K OLED液晶が採用されています。SONYは自社の強みの一つであるディスプレイ部品でライバル社へ対抗する試みのようです。今年発表の新スマホの中ではXperia 1だけが4K液晶を搭載しています。

ディスプレイ性能がパワーアップしたほか、Xperia 1では21:9比率の6.5インチ液晶を使用していることも話題になってます。21:9の比率はスマートフォンではとても珍しい比率ですが、SONYはあえて新たな画面比率を採用しました。

21:9比率の液晶の恩恵を受けられる場面の例として、マルチタスク、動画の視聴(YouTubeやNetflixなど)やゲーム(一部)のプレイ時が考えられます。

PUBGというアプリゲームを例とすると、このゲームでは画面として映し出せる幅が広いほどユーザーにとって有利になるため、SONYはゲームでの視野性も考えて21:9比率を採用したのでしょう。

カメラの性能も見逃せません。背面に備えたトリプルカメラは2xのズームまで対応しています。

トリプルカメラはそれぞれ12MP 26mmのワイドアングルレンズ、12MP 52mmの望遠レンズと12MP 16mmのスーパーワイドアングルレンズを搭載しています。これらのレンズにより、ぼかし撮影が可能なほか、瞳AFという瞳を検知し自動的にフォーカスする機能も実現しています。

見た目についても、ガラスのバックパネルを採用しているほか、アルミで高級感のあるフレームにもXperiaの良さが残るデザインとなっています。ガラスのバックパネルが端末に使用されるのはXperia Z5以来となります。

カラーはブラックとXperia Zシリーズで人気だったパープル、グレー、ホワイトの合計4色を展開します。

指紋センサーはボタンタイプのものが側面に搭載される形になっています。

Xperia 10

Xperia 10は今回新たに発表されたミッドレンジ機種の一つです。

Xperia 1と同様、21:9の比率を採用したFHD++ディスプレイを採用していることはこの機種の大きな特徴です。液晶のサイズは6.0インチとXperia 1よりも少し小さめです。

Xperiaの強みとも言えるカメラは、13MPと15MPのデュアルレンズを搭載します。ミッドレンジ機種ですが、デュアルレンズを採用しているのはこの機種の魅力になるでしょう。

チップセットはSnapdragon 630 SoCを搭載し、RAMは3GBとなっています。ストレージは64GBを積んでいます。

しかし、バッテリーの容量が2870mAhと少ないのが難点でしょう。2019年の機種としてはこのバッテリー容量は多いと言い難く、ゲームをプレイすると充電の減りが早く感じられるでしょう。

本体カラーはブラック、シルバー、ネイビーとピンクを展開します。Xperia 1では選べないピンクがある点は嬉しいですね。

価格は約38500円となります。

Xperia 10 Plus

Plusという名前の通り、Xperia 10 PlusはXperia 10よりも大型の画面サイズを採用したスマートフォンになります。スペック面でも若干のグレードアップがされています。

21:9比率である液晶のサイズはXperia 1と同じ6.5インチと非常に大きく、Xperia 1の廉価版とも言えるでしょう。

カメラは背面にデュアルレンズを搭載。それぞれ12MPと18MPとなっています。デュアルレンズカメラはぼかし撮影も可能にしており、画面をタッチすることでぼかしを設定することができます。

チップセットはSnapdragon 636 SoCを採用。4GBのRAMを搭載し、内部ストレージは64GBを搭載。バッテリー容量は3000mAhとなっています。Xperia 10よりも若干スペックは向上しているのが分かります。

カラーはブラック、シルバー、ネイビーに加え、ゴールドの4色を展開します。ゴールドは、今回発表の4製品ではXperia 10 Plusでのみ選ぶことができます。

こちらの価格は日本円で約43000円となります。

Xperia L3

Xperia L3はXperiaの低価格帯の機種です。海外の新興国をターゲットにした機種ということもあり、SONYのスマートフォンとしては最低価格の約2万5000円となっています。

LシリーズはL1、L2と続いて販売されてきており、それらの後継機種という扱いになります。

カメラ周りのデザインは上記3機種と異なりますが、全体的なデザインやサイドに指紋センサーを搭載している点は受け継がれています。

L3は5.7インチのHD+ディスプレイを搭載するものの、画面の比率は18:9となっています。ここも上位機種と大きく異なる点の一つでしょう。

また、Lシリーズは新興国向けシリーズのため日本国内での発売はないと予想されます。

Source:SONY

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Sekey
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 コメント

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  1. 匿名 2019.02.28 07:18 ID:539389cc6 返信

    パンチホール式にしないのかな?ソニーは・・・
    パンチホール式の方が、カッコイイと思うんだけどなぁ~

  2. 匿名 2019.02.28 07:22 ID:539389cc6 返信

    Xperia 10・・・
    64GBとかは良いんだけど・・・バッテリーが3000切ってるのが痛いな・・・

    惜しすぎる・・・

    次のを待とうかな・・・
    値段も手ごろだし、デュアルカメラなど、他の機能やスペックについては、文句なしなんだけどね・・・

  3. 匿名 2019.02.28 10:03 ID:a1fd07a8c 返信

    表示に拘るなら視野を遮ってしまうノッチだのホールだの
    余計なものは避けるべきだわな、そこは支持する。
    ただ、10のSOCがあの値段でせめて636か632ならなあ、
    本体価格控えめとはいえ630はさすがに型落ち感が強い。
    plusあるだろという話になるのかもしれないけど
    あのサイズには少々抵抗が。。。

    国内の端末インセ削減もあって価格を気にしたのかもしれないけど
    安物とはいえせっかくXperia買ったのにもっさりだと
    がっかりする(スペック読めない位の)ライト層多そう。

  4. 匿名 2019.05.07 16:17 ID:e7ae25755 返信

    ノッチレスと5000mah以上の大容量バッテリー
    2つ揃うなら10万出しても良かったが
    さすがにフラグシップモデルで冒険はできないか