Sonyは第二四半期(4~6月)の決算発表を行い、2020年4~6月のスマホ出荷台数(世界)が約80万台であったことを明らかにしました。2020年1~3月の出荷台数は40万台だったので、3ヶ月で倍増しました。
今年前半に発売したXperia L4、Xperia 1 II、Xperia 10 IIが貢献しているようです。
6年前のピークとの比較ではまだ15分の1
Sonyのスマホ出荷台数は2014年9〜12月のピークから急落を続けてきました。四半期ベースで80万台という出荷台数はピーク時(約1200万台)の15分の1です。
Sonyは赤字続きであったスマホ事業が今期黒字化する見込みであることを明らかにしています。黒字化の要因としては出荷台数の回復だけなく、コスト削減の成果も大きそうです。
今後の展望は少し明るい
Sonyのスマホ事業が、Apple/サムスン/中華系大手メーカー/Googleと世界のスマホ市場で再び勝負できるほどV字回復していくとは考えにくいですが、足元の販売が上向傾向である可能性は高そうです。
2020年の7月以降の「追い風」要因は以下のものがあります。
- Xperia 1 IIとXperia 10 IIの出荷が開始されたのは5月後半~6月であったため、これら新モデルの貢献は7~9月期以降により大きく効いてくる可能性が高い
- 2020年4~6月期の世界のスマホ市場規模はコロナ禍の影響で40%以上落ち込んでいると言われている。世界のスマホ市場全体が回復すればXperia事業もその恩恵を受ける可能性が高い
- 2020年後半には新機種、Xperia 5 IIが投入される見込み
Sonyのスマホ事業の今後には引き続き注目です。
Source: xperiablog, phoneArena
xperiaはすぐ値段下がるから1年待てばだけどコスパは良くなる。
しかしそこでもGalaxyという競合がいるのが……
今年のIIは3,5mmジャックあるしエッジじゃない
尚カメラ定期