ヤフオクやメルカリなどの登場で「物を売る」ということが手軽にできる時代となりました。また、現在でもブックオフなどの中古品ショップでもスマートフォンの買い取りは盛んに行なわれています。
スマホをできる限り高く売るにはどうすれば良いでしょうか?スマートフォンを50台近く所有し、スマートフォンの売買も多く経験した筆者が、今日からはじめられる高く売るコツを伝授します。
目次
箱と説明書・付属品は捨てない(ゼッタイ)
箱と説明書・付属品は捨てないことが大切です。また、付属品の充電器やイヤホンは未使用で保管しておくと高く売れやすくなります。iPhoneシリーズであれば以前使っていた機種の充電器とイヤホンをそのまま使い回すというのも良いでしょう。
もし捨ててしまった場合は有名モデルであればメルカリなどで本体以外の付属品も出回っています。そこまで高くは無いので、取り寄せてから売る事をおすすめします。
ケースと保護フィルムは売るまで着けたまま
スマートフォンを購入したら、はじめにケースと保護フィルムを購入しましょう。スマートフォンのディスプレイ・パネルは落としたりぶつけただけで割れてしまうこともあります。一部分が割れていたり、大きなキズがあるスマートフォンは、そうでないものより売却価格は下がってしまいます。
最近のHuaweiやOppoの一部スマートフォンでは、ケースがおまけとして付属していることがあります。ほとんどのケースは透明で無地のものであるため、それを使うのも良いでしょう。また、一部では保護フィルムが工場で貼り付けされている場合もあります。この場合、剥がさずに使い続けるのも高く売るコツです。
ディスプレイの劣化を防止する(焼き付き)
有機ELはXperia 1、Galaxy S10やiPhone 11 Proなど高価格なスマートフォンの多くに採用されており、メリットがたくさんある一方で劣化(焼き付き)が問題となっています。
ここ数年のスマホであれば、有機ELの劣化(焼き付き)はまず起こりませんが、同じゲームやアプリを長時間使用する予定がある方のみ、以下の記事をチェックしてみてください。ディスプレイに劣化(焼き付き)があると売却価格は5000円~2万円ほど落ちます。ひどいと買い取りをしてもらえない場合もあります。
新機種の発売前に売るのは重要
iPhoneやGalaxy、Xperiaなどのスマートフォンでは、新機種が出ると旧機種の売却価格が急激に下落します。原因は、新機種に乗り換える人が旧機種を一斉に手放すので中古品が大量に出回ることと、購入者にとって新機種はより魅力的なので中古品の需要も減少するため。
アメリカの中古品査定会社Deculttrによると、新型iPhoneが発売された1ヶ月後には旧モデルの市場価格は3割減少するとのこと。
新モデル発表の時期は事前に必ずリークされるので、その前に売ることは非常に効果的です。
急いでいないならメルカリやヤフオクがおすすめ
早く売りたい、闇金に追われているので現金が今すぐに欲しいなどの場合を除いて、メルカリ・ラクマやヤフオクでスマホを売ることがおすすめです。
フリマアプリで売る場合、商品名と説明文を正確に記入するようにしてください。説明文の内容がしっかりしていると売れる確率はアップします。また、購入者が安心できるように多くの写真をアップすることも重要です。
中古品買い取り業者へ売却するより、フリマアプリで行ったほうが手元に残るお金は多くなることがほとんどです。これは古いスマートフォンであればあるほど当てはまります。
スママで売る(家電専門のフリマサービス)
メルカリやヤフオクとは違い、スマートフォンを中心とした家電だけを扱うフリマサイトというのも存在します。
スマートフォンの機種ごとに最安値が分かるようになっているのが特徴です。
スママでスマートフォンを売るのはもちろん、買う際にも便利なサイトです。
イオシス 「けっこう高い」
ガジェットマニアの間で人気なのがイオシスです。スマートフォンの買い取り・販売に強く、日本全国に店舗を持っています。
店舗に出向くスタイルの買い取りはもちろん、宅配での買い取りも行っているのが特徴です。また、スマートフォンの機種ごとに買い取り価格が公開されているため、フリマアプリや他業者と比較しながら安心して売却することができます。買い取り業者の中では買い取り価格は全体的に「けっこう高い」方です。
うんこした後の便所に落としたスマホ売ったことあるから中古市場は便利だよね