注目を集めるゲーミングスマホnubia Red Magic 3が5月のAntutuスコアでトップに立ちました。
2位はF2FSを採用するなどストレージ性能に優れたZTEのAxon 10 Pro。3位にはXiaomi Mi 9 Explorerが入っています。ゲーミングスマホのライバルBlack Shark 2は4位に甘んじました。
弊誌では今回、実機でのスコア検証を行っています。
なお、Red Magic 3は公式サイトから直販で日本からも購入可能です。ヴェルテという胡散臭い並行輸入サイトでも買えるようですが、筆者は購入した商品を未発送の上シカトされた経験があるので絶対にお勧めしません。
5月の月間スコアランキング
Antutuが発表した5月のスコアランキングは以下のとおりです。
各スマートフォンのスコアは、5月1日から5月31日までの間にAntutuを通過したすべての結果の中央値となります。
実力は本物なのか?
今回の結果を受けて、次のような疑問が浮かびました。
「いかさまブーストでトップに立ったんじゃないか?」
「Game Launcherを使ったゲームモードで、空冷ファンを回したらスコアが良くなるのは当然では?」
過去にはRedmi K20 Proが458754ポイントという怪しげなスコアでぶっちぎったものの、後に常温時388803ポイントに修正されるということもありました。Red Magic 3の数値も素直に信じるわけにはいきません。
そこで弊誌では、さっそく実機でAntutuスコアを計測。検証を行いました。
実機検証
今回の計測にあたっては特別な配慮は一切せず、空冷ファンは停止、UIには素の状態のQuick Stepランチャーを使用、タスクもあえて複数のアプリを開いたまま、日常的な状態で計測しています。
結果は上記画像を見ていただいてのとおり、381286ポイントとRed Magic 3の月間中央値をあっさりと上回る好結果となりました。月間トップスコアはイカサマではないといってよいでしょう。
設定次第で数値は上がるのか
Game Launcherを使用して、空冷ファンも回して、スーパー・パフォーマンス・モードでスコアを計測するとどうなるのかも試してみました。
計測中には、警告を発するエラーのビープ音が何度も鳴るなど、トラブルも有りましたが、無事計測完了。多少スコアが良くなったものの、Antutuベンチマーク上ではあまり大きな差が出ませんでした。
現在のスコアランキング
現在のスコアランキングは以下のようになっています。
弊誌では近日中にRed Magic 3の実機レビューを公開予定です。ご質問があれば本記事のコメント欄からお寄せください。
Source:Antutu
MEMたっか