OPPOは4月にインドで発表したRealme 3 Proは順調な売れ行きですが、続けてOPPOは新たなRealmeブランドスマートフォンを発表する模様です。
スマートフォンの名称はRealme 3iです。位置づけとしてはRealme 3の廉価版であり、スペックはエントリーモデルのRealme C2とミドルレンジのRealme 3の中間程度となります。
Realme 3iのスペックは?
Realme 3iはRMX1827という名前でベンチマークサイトのGeekbenchに登場しました。
SoCはMediaTek製のオクタコアMT6771VWというものであり、これはHelio P60であると考えられます。SoCは力不足感が否めませんが、RAMは4GBであり十分確保されています。なお、OSはAndroid 9.0 Pieです。
Geekbenchでのスコアはシングルコアで1420ポイント、マルチコアで5070ポイントとなっています。
写真はRealme 3
Realme 3はSoCにRealme 3iよりも一つ上のランクのものであるMediaTek Helio P70を搭載しています。SoCの観点からもRealme 3iはRealme 3の廉価版であることがわかります。
Realme 3iに関してはこれ以上のことはわかっておりません。
しかし、Realme 3と同様のデザインであるとしたら、フロント側は水滴ノッチの液晶ディスプレイとなり、大容量バッテリーを搭載するモデルとなるはずです。
Realme 3は15000円で販売されていたので、Realme 3iはそれよりも安くなると見込まれます。おそらく3000円ほど安い12000円ほどで売られるだろうと推測されています。4GBのモデルが1万円台で買える良い時代になりましたね...
Realme 3はどんなスペック?
Realme 3iのベースとなったRealme 3は、3月に発売されたインド向けのスマートフォンです。
SoCはMediaTek Helio P70、RAMは4GB、ROMは64GBです。
ディスプレイは720*1520のHD+の6.22インチ水滴ノッチ液晶ディスプレイです。なお、Gorilla Glass 3で保護されています。
メインカメラは13MP+2MPのデュアルカメラで、インカメラは13MPです。
バッテリーは4230mAhの大容量です。しかし、充電は10Wまでの対応となっています。また、充電端子はUSB-CではなくmicroUSBと古い規格になっています。
一部廉価モデル感は否めませんが、見た目はグラデーションカラーで水滴ノッチとトレンドをしっかり抑えている上、バッテリーが大きく電池持ちが良く、ユーザーのニーズを満たしています。15000円と安いので、海外用のサブ機とかにおすすめです。
そもそもRealmeとは?
Realmeは、OPPOが展開する格安スマホのサブブランドです。
Huaweiはhonor、XiaomiはRedmi、VivoはiQOOなど、それぞれサブブランドを展開しています。OPPOは、高級モデルはReno、格安モデルはRealmeという名前で展開しています。
Realmeは主にインド市場で使われるブランドですが、近頃中国に逆輸入され、安くてしっかり使えるモデルとして人気となっています。
先日発表されたRealme XはRedmi K20と同じSnapdragon 710を搭載し、メモリはフラッグシップ級の8GBであるにもかかわらず、価格は24000円と「何かの間違いではないのか?」と思えるほどコスパの良いモデルも登場しています。
Source : Geekbench, Via : Gizmochina
Renoはどちらかと言うとoppoブランドに含まれると思います。OPPO Renoとするくらいですから。高級ブランドはOnePlusじゃないですかね。
また、realme Xはsnapdragon710ですが、Redmi K20はsnapdragon730でantutu20万点超えですから、15~16万点の710を搭載するrealme Xがコスパが高いとは、一概には言えませんね