実機レビュー:Huawei Y7 Pro (2019)【とにかく安価】

このレビューは、Huaweiから2019年1月に発売された1万円台のスマホ、「Huawei Y7 Pro(2019)」のテレクトリスト読者による実機レビューです。

寄稿してくださったvisayaさん、ありがとうございました。

Huawei Y7 Pro (2019) のスペック概要

ベーシックな性能と大容量バッテリーが特徴です。日本では販売されていません。

基本スペック
ディスプレイ6.26インチ, 720 x 1520, IPSディスプレイ, 269ppi
サイズ158.9 x 76.9 x 8.1mm, 168g
システム
OSAndroid 8.1 (Oreo)
SocQualcomm Snapdragon 450
CPUCortex-A53 8コア, 1.8 GHz
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ 32GB,  microSD最大512GBまでSIM2スロットを使用
カメラ
メインカメラ 13 + 2MP, F値/1.8, デュアルカメラ, PDAF
前面カメラ 16MP
センサ類 加速度センサ, 近接センサ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 非対応, イヤホンジャック 有り
バッテリーmicroUSB 2.0, 4000mAh

購入について

 購入の決め手

バッテリーの持ちのいいスマホが欲しかったから

 購入場所・購入時期・購入価格

Robinsons Place Manila Philippines 2019年10月 php6990(約14800円)

 購入モデル

Huawei Y7 Pro (2019) Midnight Black

化粧箱・付属品

思っている以上にしっかりした外箱に入っています。 付属品は充電器、充電ケーブル、イヤホン、TPUケース、書類関係と普通の一式でした。

本体デザイン

デザインは良くも悪くも普通のスマホで、至ってシンプルです。 黒色を購入しましたが、落ち着いた感じになっていると思います。

背面のカメラ部分は少々出っ張っていますが、付属のケースを使用すればあまり気にならなくなるでしょう。

 ディスプレイ

520 x 720 HD+ IPS ディスプレイです。今時のフルHDパネルに比べれば見劣りしますが、問題ない範囲かと思います。

ですが、ノッチがあるせいか上部の辺りは若干発色が悪い感じを受けます。

ソフトウェア・アプリ

Android 8.1ベースのEMUI 8.2です。こちらも至って普通といった感じです。

海外で購入した物だからか、プリインストールされているアプリが結構あります。 個人的にインストールしたアプリは最下段(LINE/Grab/SmartNews/Atok/翻訳)になります。

独自機能

認証はピンか顔認証なのですが、顔認証が思ったよりスムーズで良かったです。

また、SIMスロットがトリプルスロットなのがうれしい誤算でした。(telektlist注:1スロットはMicroSDカードスロットです)

動作・ゲーム性能

個人的に写真、WEB閲覧、SNS、地図閲覧などの簡単な操作に使っているので、特に不満はないです。

ただ、少し負荷の高い操作を行ってしまうと、不意に動作にモッサリ感を感じることがあります。

4G band19 非対応のようですが、都会で使用している分には特に問題は感じません。

カメラ性能・写真サンプル

正直あまり期待はしていませんでしたが、この値段でよくこれだけ綺麗に撮れるなぁというのが第一印象でした。 色味も悪くないと思います。ちなみに外箱関連もこちらのカメラで撮影しています。

ただ、木々の葉や芝などの細かい部分までは流石に厳しいです。

電池持ち・充電速度の印象

私のような使い方であれば、1日中十分に充電が持ちます。

まとめ

 良い点

①とにかく安価!!

③バッテリーの持ちがいい

 悪い点

①使わないアプリが多い。ちょっと使ってみようかなと思っても、使うにはHuaweiもしくは子会社でデータ管理を行うことの同意が必要になってしまう

②たまにモッサリした動きになってしまう

③モニター上部の発色があまり良くない

 全体的な感想

正直、この値段でこれだけの機器をよく作れるなというのが一番の感想です。 処理能力、カメラ、液晶はどれも必要最低限以上の水準になっているのではないでしょうか。

今はまだ使い始めたばかりなので何とも言えませんが、使っていくうちに多少の問題があったとしても、値段を考えると「仕方ないか」と思えるような気がしています。

 満足度:10点満点中7点

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