前回のリークとはちょっと違う...?
OPPOから登場予定のOPPO Reno Ace 2に関して、新たな情報が続々とリークされています。先代のReno AceはRenoシリーズのフラッグシップモデルとして、現時点でも世界最速の65W急速充電機能や、日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズとコラボした特別モデルで話題となりました。
目次
ついにレンダリング画像がTENAAに登場
毎度おなじみ、中国でスマホの法的な認証を行うTENAAのデータベースには、ついにReno Ace 2のものとみられるレンダリング画像が登場しています。
1枚目は、端末背面の画像です。中央上部に丸型のカメラモジュールを搭載しています。今季のスマホはGalaxy S20のように巨大な長方形のカメラモジュールが採用されていることが多いですが、これはどちらかと言えばHuawei Mate 30シリーズを彷彿とさせます。
レンダリング画像におけるカメラモジュール周辺の明度を、少し調整してみました。少し分かりにくいかもしれませんが、レンズはおそらく4つと見受けられるため、噂通りクアッドカメラですね。画像を拡大してご確認いただければと思います。
前回のリークと少し違う?
Reno Ace 2は、過去にも実機写真とされるリークが出回っています。その写真がこちらです。
カメラモジュール周りのシルバーがかっている様子や、OPPOロゴの位置など、上記の写真とTENAAの画像は一見かなり似通っているようです。しかしよく見てみると、リーク写真にはフラッシュ部分がありません。
スマホにフラッシュがないというのは少し不可思議ですので、試作段階の写真か別端末のもの、あるいはフェイクであった可能性が高いです。少なくともTENAAは公的なものであり、前回のリーク写真よりは今回のレンダリング画像のほうが信憑性は高いといえます。
左上にパンチホール
TENAAに登録された画像の2枚目がこちら。ディスプレイ面の画像で、唯一確認できるのは左上のインカメラのみとなっています。さすがにこの位置でノッチということはないので、パンチホール式でしょう。
他の発見があるかどうか、この画像でも編集を試してみましたが、特に何かを見つけることはできませんでした。
ディスプレイはフラットになりそう
TENAAでは、前面・背面の2枚の画像に加えて、側面の画像も2枚公開されています。
先ほどのディスプレイの画像とあわせて推測すると、Reno Ace 2のディスプレイはフラットとなりそうです。
OPPO Find X2やXiaomi Mi 10などでフチが湾曲したエッジディスプレイが流行中ですが、賛否両論がある印象を受けているため、個人的には評価できるポイントです。
5Gにも対応予定
Reno Ace 2では、先代のReno Aceで見送られた5Gに対応する予定です。同じくTENAAに登録された情報に加え、中国で工業製品の安全性を認証するCCCのデータベース(日本のPSEのようなもの)でも、Reno Ace 2のコードネーム「PDHM00」の5G対応が確認できます。
65W有線+40W無線充電に対応?
Reno Ace発売時に話題となった、世界最速の65W急速充電機能「SuperVOOC 2.0」。今回のReno Ace 2では、有線充電の速度が65Wのまま据え置きになりそうです。先述のCCCに登録された情報を見ると、 「10VDC 6.5A Max」という記述を確認可能。この電圧・電流は、SuperVOOC 2.0の規格と一致しています。
そしてReno Ace 2では、先代では残念ながら搭載されていなかった無線充電機能が、40Wの世界最速スピードを引っさげて登場するかもしれません。
OPPOのVOOC部門でチーフエンジニアを務める張加亮氏が自身のWeiboで「今年中に40Wの無線充電を商用化するよ」と公表しています。フラッグシップモデルであるReno Ace 2が、これを採用する可能性は高いといえるでしょう。
4月発表に向けた準備が進行中
OPPO副社長の沈義人氏はWeiboで、Reno Ace 2が4月発表予定であることを公表しています。27日には実際に「OPPO Reno Ace 2 5G」からWeiboを投稿しており、発表に向けた準備が着々と進んでいることがうかがえます。
値段が気になる