今年初めに中国で発表されたiQOO 9シリーズが、インドにて正式発表。iQOO 9、9 Pro、9 SEの3モデル展開となり、9はiQOO 8のSoCがSnapdragon 888+となったモデル、9 SEはiQOO Neo5sのリブランドモデルとなっています。
iQOO 9
- Snapdragon 888+
- 6.56インチFHD+(2,376×1,080p)AMOLEDフラットディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,200nits
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,350mAhバッテリー、120W有線充電に対応(6分で50%、18分で満充電可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX598 f/1.79 ジンバルスタビライゼーション)+13MP超広角兼マクロ(120° f/2.2)+13MPポートレート(f/2.46 光学2倍ズーム対応)
- インカメラ:16MP(f/2.45)
- ステレオスピーカー
- Bluetooth 5.2
- NFC
- Funtouch OS 12(Android 12)
こちらは中国で発表されたiQOO 9とは異なり、その中身はほぼiQOO 8となっています。ただiQOO 8はSnapdragon 888搭載でしたが、こちらはSnapdragon 888+を搭載。
それ以外は基本iQOO 8と変わらず、iQOO機では定番のディスプレイ用チップ、感圧式タッチ対応なども健在です。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28A/34/38/39/40/41
- 5G NSA : n41/n78/n77
- 5G SA : n1/n5/n8/n3/n28A/n41/n77/n78
約6.6万円から
カラーはLegend(ホワイトに3色縦ストライプ)とAlpha(ブラック)の2色のみ。予約は既に受付開始となっており、3月2日より販売開始。価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+128GB ₹42,990(約6.6万円)
- 12GB+256GB ₹46,990(約7.2万円)
iQOO 9 Pro
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.78インチQHD+(3,200×1,440p 20:9 517PPI)Samsung E5 AMOLED LTPOエッジディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,500nit
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 256GB UFS3.1 ROM
- 4,700mAhバッテリー、120W有線、50Wワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:50MPメイン(ISOCELL GN5 f/1.75 ジンバルスタビライゼーション)+50MP超広角兼マクロ(150° f/2.27)+16MPポートレート/望遠(f/2.23 OIS)
- インカメラ:16MP(f/2.45)
- ステレオスピーカー
- Bluetooth 5.2
- NFC
- Funtouch OS 12(Android 12)
無印モデルとは打って変わって、こちらは中国で発表されたiQOO 9 Proと基本的に変わらず。
QHD+、LTPOディスプレイや、120W有線、50Wワイヤレス充電対応に、50MPメイン+50MP超広角+16MPポートレート/望遠のトリプルカメラなど、モリモリのスペックはそのままとなっています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41/42/66
- 5G : n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n66/n41/n77/n78/n79
約10万円から
カラーはLegend(ホワイトに3色縦ストライプ)とDark Cruise(ブラック)の2色展開。こちらも予約は既に受付開始となっており、3月2日より販売開始。価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB ₹64,990(約10万円)
- 12GB+256GB ₹69,990(約10.8万円)
iQOO 9 SE
- Snapdragon 888
- 6.62インチFHD+(1,080p)AMOLEDフラットディスプレイ(中央パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、66W有線充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX598 OIS)+13MP超広角兼マクロ(120°)+?MPモノクロ
- インカメラ:?MP
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- OriginOS Ocean(Android 11)
シリーズの中で最下位モデルとなるiQOO 9 SEですが、こちらは中国で発表されたiQOO Neo5sのリブランドモデルに。
ネーミングのややこしさと言えば、XiaomiのRedmi Noteシリーズがよく挙げられますが、iQOOも、インド版iQOO 7=iQOO Neo5、インド版iQOO 7 Legend=中国版iQOO 7となるなど、最近では少々ややこしいものになってきています。
スペックに関しては、Snapdragon 888や66W急速充電対応の4,500mAhバッテリー、ディスプレイ用チップに、OIS搭載の48MPメインレンズを始めとしたトリプルカメラなど、iQOO Neo5sと基本変わりありません。
約5.2万円から
カラーはSunset Sierra(水色グラデーション)とSpace Fusion(グレー)の2色のみ。こちらは3月2日より予約受付開始となり、価格は以下の通り。
- 8GB+128GB ₹33,990(約5.2万円)
- 12GB+256GB ₹37,990(約5.8万円)
ゲームパッドも
アクセサリーとして、iQOO GamePadも同時に発表。Bluetooth接続となり、150時間のバッテリー持ちなどが特徴で、Free Fire、BGMI、CoD Mobileに対応。
インドでの発売日は執筆時点で不明ですが、価格は₹2,999(約4,600円)です。
ちなみに中国では199元(約3,600円)で既に発売されており、京東では執筆時現在セール価格の169元(約3,100円)で、日本にも発送可能となっています。(リンク)
いらね