つい先日Mi 10 Youth Editionとともに発表されたMIUI 12ですが、その特徴の中でもやはり目を引くSuper Wallpaper。本来MIUI 12で実装される機能ではありますが、xdadevelopersによりMIUI 12から抽出され、それらをダウンロードすることでMIUI 11上および他メーカーの端末でも動くようになっています。以下、その方法を説明します。
※ お試しされる方は全て自己責任でお願いします。
目次
Super Wallpaperの設定の仕方
Xiaomi・Redmi端末
※こちらの機能は高性能を要求するためMi 10/10 Pro、Redmi K30 Pro、Mi 9/9 Explorer Edition、Redmi K20 Pro、Redmi K20 Pro Premium Edition、Mi 9 Pro 5G、Mi 8/8 Explorer Edition/8 Pro、Mi MIX 3のみの対応となっています。
筆者も手持ちのRedmi Note 8 Pro、Mi 8 Pro、Mi Note 3の3台で試してみましたが、Mi 8 Pro以外はホーム画面では動くもののロック画面からホーム画面へのズームインアニメーションはありませんでした。
必要なもの
- apkファイル
- Google Wallpapers(アプリ)
- Super Wallpaperは地球と火星の2種類が存在し、使用したい方のapkをダウンロード(地球リンク・火星リンク)します。
- ダウンロードが完了したら、ファイルマネージャーにて該当アプリをタップしインストールしましょう。
- Google Wallpapersを開きファイルへのアクセスを許可したら、一番下までスクロールしましょう。Live Wallpaperという項目が見つかるはずです。
- それをタップすると端末内にあるLive Wallpaperの一覧が表示されるので、先ほどインストールしたものをタップ。
- プレビューが表示され、壁紙に設定をタップすればSuper Wallpaperのインストールは完了です。
MIUI12のSuper Wallpaper入れた pic.twitter.com/ssQeFkGPdp
— Kohei (@Kohei_SP) April 28, 2020
注意点として、こちらで設定されるのはあくまでもロック解除後からホーム画面のアニメーションだけであるため、紹介の動画にあったようなAlways On Display(AOD)やロック画面の壁紙は変更されません。
そのため筆者は、ロック画面はMIUI 12公式壁紙の火星(静止画)で代用しています。MIUI 12公式壁紙はこちら(zip)からダウンロードするか、中国ROMの方はテーマアプリからダウンロードすることができます。
その他の端末
https://twitter.com/MishaalRahman/status/1255178912050659329?s=20
他メーカーの端末、そしてXiaomi・Redmi端末でも公式対応されていない端末ですが、xdadeveloperの認証貢献者linuxct氏によって移植され、使用が可能(Android 8.1以上が必要)となっています。
その方法は上のXiaomi・Redmi対応端末の方法とほぼ同じです。こちらからzipファイルをダウンロードし、ファイルを解凍。そして出てきたapkをインストール。こちらはOSデフォルトの壁紙設定で選択できるとのことですが、筆者のスマホではできませんでした。ただその場合は同じようにGoogle Wallpapersにて選択が可能となっています。
他メーカーの端末についてですが、Red Magic 5Gでは動作した一方Honor Magic 2では動作しませんでした。Magic UI(EMUI)はタスクキルなど様々な制限が厳しいため動作しないのかもしれません。
また、こちらの方法でもロック解除からホーム画面のアニメーションのみ動作し、動画のようなロック画面でのアニメーションはありません。さらに、火星の方はXiaomi・Redmi端末では署名の問題でインストールすることができませんでした。
MIUI 12のAlways On Displayの設定の仕方(Xiaomi・Redmi端末のみ)
必要なもの
- OLEDディスプレイ搭載のXiaomi・Redmi端末
- Android 9または10ベースのMIUI 11
- テーマアプリ・バージョン1.7.6.0以上
- AODアプリ・バージョン1.19.387以上
※テーマおよびAODアプリはAPKMirrorなどでもダウンロード可能です。(テーマリンク・AODリンク)
以上の条件を満たしていれば、テーマアプリのカテゴリ(画面上)を左にスワイプでAODカテゴリが表示され、公式作成のものや個人デザイナーのものなど様々な種類のAODをダウンロードし使用が可能です。また何もダウンロードせずとも、設定アプリでも新しいAODがいくつか追加されているのを確認しました。
※中国ROMとグローバルROMではテーマアプリの仕様が異なっており、筆者はOLEDディスプレイ搭載のXiaomi・Redmi機はMi 8 Pro中国版のみしか所持しておらず、グローバル版については同様に機能するか不明です。どなたか確認された方がいましたら是非コメント欄にて教えてください。
Androidと言ったらやはりカスタマイズが広範囲で効くのが特徴であるため、こういった機能はユーザーとして嬉しいところ。是非とも他のメーカーもXiaomiに追随してさらにカスタマイズ性を広げていってほしいですね。
Source:xdadeveloper(1),(2), Androidsage, GIZMOCHINA
AODのほう、さっそくグローバルでやってみましたか見事討ち死にです
テーマアプリは1.5.8.10 globalなるパッケージがインストールされており設定からはアンインストール不可、apkファイルを実行すると「アプリはインストールされていません」で上書き不可でした
「常時オンディスプレイ」はインストールに成功したもののサービスとして登録されているため単独での起動はできないようです
こちらは「システムアプリアップデータ」から確認すると「Always on mode」という微妙に違う名前の1.19.387-04171657という微妙に違うバージョンのパッケージが見つかりました(同一かは不明)
環境はMi10、11.0.9 global stableです
xiaomi.euは大陸ROMベースなので行けるかもしれません
米兔のAOD欲しかったのに…
以上ざっとした検証結果でした