マレーシアのガジェットマニアたちが愛するのが、「DirectD」というガジェット専門のショッピングモール。
最近では空港にも店舗をオープンするなど、勢いに乗っているモールですが、今回はスマホマニアの私SekeyがDirectDに行って大変楽しい時間を過ごしてきたので、小ネタを交えたブログ風の記事にしました。
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目次
不便なロケーション
住所:64, Jalan SS 15/4b, Ss 15, 47500 Subang Jaya, Selangor
マレーシアと言えばクアラルンプールが日本人には良く知られていますが、残念ながらDirectDは首都クアラルンプールからは遠い店舗ばかりです。特に一番大きいデジタルモールは郊外にあり、その距離に筆者は地図を見てため息を出してしまいました。東京都内からディズニーランドに行く、いやそれよりも時間がかかるかもしれません。
今回はSS15というエリアにあるDirectDへ行きました。一つのエリアに複数のスマートフォンショップが固まっており、順番に見て回ることにしました。
SS15というエリアはクアラルンプールから1時間くらいの場所にあるんですが、区画整理がされているのか、地図で見るととても美しいエリアです。東京で言う田園調布のようなイメージですが、SS15の歴史的背景は分からないですし(聞いたけど忘れた)、実際に訪れるとお世辞にもキレイな場所ではありません。店の周りにはゴキブリがいて、声が出てしまいました。公共の場所なのに。
本部のような場所
ここでは探している商品の在庫確認や取り寄せ、細かいカスタマーサービスなどを受けられるようです。私も探しているスマートフォンの在庫確認をお願いしましたが、あいにく欲しいカラーではなかったのであきらめました。大手だけあって品揃えはすごく、レアスマートフォンを探している場合には便利でしょう。
店舗というよりはオフィス本部のような作りでした。隣はOPPOブースです。
大手なので値段交渉はあまりできない
大手ショップなので、商品は基本的に定価での販売となります。しかし、アクセサリーなどの小物は、店員さんと交渉すると意外と「ー円でいいっピ~」と値下げをしてくれたりします。インド人と値段交渉のバチバチバトルみたいなことは一切起きないです。そういうバトルを楽しむ場所ではありません。
しかし、商品は全て正規品なので安心して買い物はできます。マレーシアは偽物のブランドスマートフォンがたくさん売られています。知人がGalaxyの最新機種を自慢してきましたが、それが偽物だと分かってしまい残念でした。本人が気づいているかは分からないですが、ガジェットマニアであることは時にデメリットになります。「1MPのカメラ!」と喜ぶ姿を見るのは少しつらいですね。
暑いので一度休む
マレーシアは暑いので、モールに突入する前に近場のセブンイレブンで一休みします。この記事はとても長いので、読者のみなさんも一度飲み物でも飲んで休んでください。
日本でもおなじみのセブンイレブンは世界各国にあります。今回はセブンイレブンで休むことにしました。タピオカドリンクは400円程度ですが、セブンイレブンのフローズンドリンクは90円くらいで飲むことができます。レジのおばさんにお願いしておかわりもさせてもらました。現地の言葉に加えてすごくキレイな英語をしゃべる方でした。
机にあるのは前の客が捨てていったスポーツ新聞です。日本でいう東スポみたいなものでしょうか。
いざ内部へ
どうやって写真の撮影許可を取ればよいか分からず、あまり写真が撮れませんでした。「ア、ア、ディスイズジャパニーズウェブメディア」と言えばいいんでしょうか。ブログ用に写真を撮りたいと適当にごまかして写真撮影を続けていきました。
少なくて申し訳ないのですが写真を見て楽しんで頂けたら嬉しいです。日本では絶対に見れないようなスマートフォンがたくさんありました。同じOPPOでも、ラインナップは全く違いますよ(※もちろん価格もね)。
東南アジアあるある
デモ用のスマートフォンで自撮りをし、別の誰かがその写真を壁紙にして晒上げる。これはもはや定番のネタでしょう。ひどい人は勝手にパスワードまで設定して、デモ用スマートフォンを使用不可にしてます。東南アジアの人はみんな自撮りが好きですね...
vivoのブース
これはvivo S1 Proですね。3万円ちょっとのミッドレンジモデルです。
こっちはお馴染みのvivo S1です。もう何度見たことか。約27000円です。結構人気機種のようでした。
次はvivo V17 Proです。ポップアップ式カメラを搭載していますが、なんとデュアルカメラ仕様です。背面にはクアッドカメラがあり、カメラ性能が魅力のスマートフォンということでした。ゲームにも良いと言っています。(vivoボーイの解説)
vivo NEX 3が見たかったのですが、ダミー(モックアップ)しかないよと言われてしまいました。vivoボーイ=セールス店員は「マレーシアでは5Gがまだ利用できないけど、このスマートフォンは5G対応だぜ」と笑っていました。
ちなみにこのオシャレなvivoボーイですが、若かったので年齢を聞いたら18歳と恥ずかしそうにしていました。
クリスマス用のギフトラッピングもやっていますよ
筆者も学生時代のアルバイトでギフトラッピングを何度も練習しました。お店の中でも上手い人と下手な人、そして全くできない人といます。ギフトラッピングはビリビリ破いて開けないでください。仕事でも大変なんですよ。私との約束です。
OPPOのブース
筆者もレビューしたOPPO A5s。約3000円ほどの値下げがされ、約13500円ほどです。発売時の定価で買った自分にとっては悲しい。OPPO Renoシリーズは写真を取り忘れました。
一人につき店員が専属で付きまとう!もはや「逃走中」
東南アジアでガジェット探索をすると必ず起きるのが、店員さんとのコミュニケーションです。一人につきショップの店員さんが専属で付きまとって、いや優しく付き添ってくれます。合言葉は「イエス↑?」です。なんだイエスって、なぜ疑問形になっているんですかね...学生時代の河合塾仕込みの英語では理解できません。どなたかコメントで教えてください。
狭い店内を、店員さんから話しかけられないように逃げる必要があります。
一度ハンター(店員さん)にロックオンされると風のごとく近づいてくるので注意が必要です。捕まるとその場で見ていたスマートフォンのスペック解説が数分始まります(みんなすごく早口です)。解説は内蔵メモリのことやチップセット、カメラ性能、ディスプレイなどのスペックが中心です。
「べらべらべら...(早口)」「分かったよ、そんなの知っているよ(ペーペーのガジェット系ライターですから)」と言ってその場を去っても、付き添ってくれます!「いくらぐらいのスマホが欲しいんだい?」や「仕事用かい?」などなど、これが店を出るまで続きました。私は超が付くほど日本人の性格なので、捕まっても冷たい態度はできません。これがつらいんです。ゆっくり一人で見させてくれ...
Realmeブース
Realmeブースです。Realme X2 Proの発売イベントが別店舗のDirectDであったのですが行けませんでした。発売から数日たったので実機をサワサワできると思っていたのですが、まだ用意されていませんでした。
Realme 5のレビューは12月中に公開予定です。
Honor 9Xが大きすぎる件
なんだこの大きいHonor 9Xは。とおもったらただの紙製パンフレットでした。
とにかくオマケが多い
どの店もアピールして来たのがフリービーズ?というオマケ。「フリービーたくさんあげるで」と店員さんは客を誘ってきます。良く分からないヘッドホンやミニ三脚とか、あまり魅力的ではないものばかりでした。フラッグシップスマートフォンなどにはカバンなどのオマケもあるようですが、それは良さそうでした。
続きは後編へ。
数年前に知人から東南アジアだと、Xiaomiとoppoがバカ売れしてて、SamsungやSony、Huaweiは店舗は大きいけど全く売れてない的なこと聞いたことあるんですけど、どうでした?