シャープから片手で持てるフラッグシップモデル「AQUOS R2 Compact」が発表されました。
AQUOS R2 Compactは今年の5月に発表、発売されたAQUOS R2(スペック詳細)のコンパクトモデルです。基本的な性能はAQUOS R2と同じで、SoCはSnapdragon 845、RAMは4GB、ROMは64GBです。防水とお財布ケータイに対応しています。
AQUOS R2との主な違いはサイズとカメラです。R2は6.0インチディスプレイを搭載し、幅が74mmですが、サイズの小さいR2 Compactは5.2インチの1080 x 2280(FHD+)ディスプレイを搭載し、幅は64mmです。横幅が1cm小さいことで持ちやすくなり、片手操作が捗るようになっています。
先代機種のAQUOS R Compactと比較すると、上部だけでなく下部にもノッチを設けることでディスプレイサイズを大きくしつつ変わらないサイズ感を維持しています。AQUOS R Compactと比較しても横幅は2mmほど小さくなっています。
有名どころのスマホの横幅を見ると、iPhone SEは59mm、iPhone 8は67mm、iPhone XSは71mm、Xperia X Compactは65mm。AQUOS R2 Compactのコンパクトさが目立ちます。
先代のAQUOS R Compact(左)とAQUOS R2 Compact(右)のサイズ比較
AQUOS R2のカメラは22.6 + 16.3MPのデュアルカメラですが、AQUOS R2 Compactは22.6MPのシングルカメラです。ポートレートモードなどのデュアルカメラ独特の機能はないですが、光学式・電子式手ぶれ補正に対応しています。
デュアルノッチを搭載するスマートフォンはかなり珍しく、シャープはGoogleとやりとりをしながら開発を進めたとコメントしています。うまく表示されないなどの不具合はほとんどないそうです。
AQUOS R2 Compactの登場でシャープのスマホはR2、R2 Compact、zeroの3種類のフラッグシップモデルにsense 2のミドルレンジモデルという体制になります。
小型スマホでフラッグシップレベルのスペックを持ったスマートフォンは、需要はあるはずなのにほとんどないので、一定数売れるのではないでしょうか。シャープは意外とOSのサポートもしっかりしていますし、安心して買えるモデルです。
AQUOS R2 Compactはスモーキーグリーン、ディープホワイト、ピュアブラックの3色展開で2019年1月にソフトバンクから発売されます。
AQUOS R2 Compactのスペック詳細はこちらから
Source : Sharp
iPhoneSEが公式から無くなり、SE2の希望もほぼ途絶えた今、丁度良いサイズのスマートフォンとして案外流行るかも知れませんね
そして何より、ダブルノッチであるという、最大の特徴がなかなか良いかもしれません
人間は不思議なもので、上にだけノッチがあると不均衡な感覚がして、いわゆる「気持ち悪い」などという気持ちが芽生えたりもしますが、下にもある事でその気持ち悪さが薄れた気がします(あくまで個人的に、ですが…)
ただ残念なのは、上と下でノッチの形が違うことですね
ノッチを最小限に抑えようと言う努力は感じられますが、アクオスシリーズのノッチは美しさが感じられません