Anker Japanは25日、公式Twitterで新製品「Nebula 4K Streaming Dongle」を開発中であることを画像付きで明らかにしました。日本国内で発売される見通しで、Android TVを搭載し、「9月頃」に発売する予定であるということです。
TV等にHDMI接続できるストリーミングデバイス「Nebula 4K Streaming Dongle」を9月頃に販売開始予定!最新のAndroid TV 10.0を搭載し、YouTubeやNetflixを始めとした7,000以上のアプリに対応。最大4K出力の高解像度に加え、Dolby Digital Plus対応の高音質な映像がお楽しみいただけます。#APC21Spring pic.twitter.com/RqEbAUyBzQ
— Anker Japan (@Anker_JP) May 25, 2021
Nebula 4K Streaming Dongleは4K/75fps映像・Dolby Digital Plus音声の再生に対応し、Android TV 10.0を搭載しています。
リモコンにはYouTube、Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Disney+のショートカットボタン、Googleアシスタントのショートカットボタンが確認できます。本体の給電はType-CではなくmicroUSBになっており、Twitterでは一部のユーザーから不満の声が寄せられています(実際のところACアダプターは付属し、頻繁に付け外しをすることも無いと思われるのであまり大きな問題ではない)。
スマートTVスティックの分野では既にAmazonのFire TV Stickシリーズが日本国内で先行しており、昨年末にGoogleが発表したChromecast with GoogleTVは後発ですが、AndroidTVを搭載したものとしては日本国内でまだまだ希少性のある製品です。
国内メディアのAV WatchはAnkerに取材した記事を公開しており、予定価格は7980円であるとのこと。
Chromecast with GoogleTVはAndroid TVスティックでかつ4K HDR映像の再生にも対応しており、AnkerのNebula 4K Streaming Dongleと競合することになるでしょう。日本国内で展開されている類似製品の参考価格は、Chromecast with GoogleTV(2020年11月発売)が7600円、FireTV Stick 4K(2019年1月発売)が6980円となっています。これらの価格を考えると、Ankerの価格設定は高すぎるような気もします。
Nebulaシリーズは既にAnkerがプロジェクターなど映像機器の分野で展開しているブランドで、Nebula Capsule IIは「世界初のAndroid TV搭載プロジェクター」を謳っています。日本国内での発売はほぼ確実で、将来的には全世界で広く展開されるとみられています。
スティック…?