Amazonはアメリカで格安通信サービス提供準備か【楽天モバイル・アメリカ版？】

Bloombergによると、Amazonはアメリカ市場で格安通信サービスをMVNO事業者を提供することを検討しており、ベライゾン・T-Mobile・Dish Network等の通信キャリアと協議をしているようです。

日本市場においては、EC大手の楽天モバイルが（MVNOだけでなく）MNOに参入し、苦労をしています。

楽天モバイルが新プラン「Rakuten最強プラン」を発表

楽天モバイルは、6月1日以降「Rakuten最強プラン」を提供開始することを発表しました。6月1日以降、既存の「Rakuten UN...

Amazonはプライム会員向けサービスという位置づけで、モバイル通信サービスの提供を検討しているようです。

無料～月10ドル（約1400円）で通信サービス提供検討か

Amazonはプライム会員向けに無料～10ドル（約1400円）/月で通信サービスを提供することを検討しているようです。

アメリカのプライム会員の年間メンバーシップ費用は$139（約2万円）と、日本（4,900円）の4倍と高額に設定されています。アメリカのAmazonプライム会員の中には、キャンセル・入会を繰り返す顧客が少なからずいるようです（プライム会員の月額費用は$14.99。）Amazonは、プライム会員特典として安価な通信サービスを提供することで、プライム会員の継続利用を促進できると考えているようです。

Amazonが本当にMVNO事業に参入するかは決定してないようです。2020年春に楽天モバイルが打ち出した「基本料金0円プラン（1年間）」は日本の通信業界に衝撃を与えました。Amazonがアメリカの通信業界に新たな風を吹き込むのか、注目です。

スマホの割引上限は4.4万円に引き上げへ【但し1円スマホは減る方向か】

総務省が開催した「競争ルールの検証に関するWG（第45回）」に事務局が提出した資料において、端末割引規制の上限を現行の2.2...

Source: bloomberg.com