Honor初となる折りたたみスマホ、Honor Magic Vが中国にて正式発表。Snapdragon 8 Gen 1や、折りたたみスマホとしては比較的大容量の4,750mAhバッテリー搭載、全て50MPセンサーのトリプルカメラなどが特徴的なモデルとなっています。
基本スペック
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.45インチFHD(2,560×1,080p 21.3:9 431PPI)OLEDディスプレイ(リア 中央パンチホール)最大輝度1,000nits・7.9インチ(2,272×1,984p 10.3:9 381PPI)OLEDディスプレイ(イン 左上パンチホール)最大800nits
- 120/90Hzリフレッシュレート(リア/イン)
- 12GB RAM + 256/512GB ROM
- 4,750mAhバッテリー、66W有線充電に対応(15分で50%充電が可能)
- 側面指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(f/1.9)+50MPハイパースペクトル+50MP超広角(f/2.2)+8×8 dTOF、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:42MP(f/2.4 リア)+42MP(f/2.4 イン)、最大4K動画撮影対応
- ステレオスピーカー IMAX ENHANCED、DTS:X Ultra
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- Magic UI 6.0(Android 12)
- 160.4×72.7/141.1×14.3/6.7mm(折りたたみ/非折りたたみ時)、288/293g(レザー・その他)
- スタンド付き保護ケース・充電器付属(66W通常+66W車用)
SoCには、折りたたみスマホとしては初搭載となるSnapdragon 8 Gen 1を採用。
Galaxy Z Fold3よりも横長なディスプレイを搭載
ディスプレイはリア、インそれぞれ6.45、7.9インチとなり、比率は21.3:9、10.3:9とGalaxy Z Fold3よりは横に長いものに(Galaxy Z Fold3はリアが25:9)。
ただ、リフレッシュレートに関してはZ Fold3が両ディスプレイで120Hzに対応している一方、こちらはリアが120Hz、インは90Hz対応となっています。
ベゼルにおいては、特に折りたたんだ際の左側がZ Fold3と比べてもスリムなものとなっているようです。
ディスプレイの強度に関しては、リアディスプレイではナノマイクロクリスタルスクリーンを採用。
一般的なガラスと比べ落下耐性が5倍としており、具体的にどの程度のものなのかは未知数ですが、発表会では実際にCEOが肩の高さから落としても問題がなかったため、普段の使用での心配はいらなさそうです。
またディスプレイそのものも、Z Fold3と比べ低反射、高透明度の光学フィルムを使用しているとのこと。
折りたたみ部分は、OPPO Find Nなどと同様に水滴型に。
リアカメラ全てに50MPセンサーを採用
カメラにおいては、メイン、ハイパースペクトル、超広角レンズとリアカメラ3つ全てにおいて50MPセンサーを採用。インカメラもリア、インともに42MPと、どのレンズも高画素なものとなっている点が特徴です。
バッテリーに関しては、4,750mAhと、折りたたみスマホとしては大きめなものとなり、66W急速充電に対応。15分で50%充電が可能としています。
その他の特徴としては、ステレオスピーカーや、独自のセキュリティチップを搭載など。
また通常の充電器はもちろん、スタンド付きケースに、66W対応の車用充電器も付属しているとのこと。
ソフトウェアでは、Android 12をベースとしたHonorのカスタムスキン最新版、Magic UI 6.0を搭載。
AIがユーザーの行動パターンを学習しその場に合ったアプリなどの提案、ノートパソコンやタブレットなど他デバイス間における連携、必要に応じてアプリに許可する位置情報の精度を変えるといったセキュリティ機能など、他メーカーでも見られる、最近の流れに沿ったアップデートとなっているようです。
配信スケジュールは上画像の通りで、今年第1四半期にHonor Magic3シリーズ、第2四半期にHonor 50 / 50 Pro、60 / 60 Pro、第3四半期にはHonor V40やHonor Xシリーズ、Honor Tab V7 / V7 Proなどが配信される予定となっています。
約18.1万円から
カラーは钛空银(シルバー)、燃橙色(オレンジ・レザー)、亮黑色(ブラック)の3色展開。予約は既に受付開始となっており、現地時間1月18日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 12GB+256GB 9,999元(約18.1万円)
- 12GB+512GB 10,999元(約19.9万円)
またリアディスプレイ側にディスプレイの表示が一部分透けて見える窓付きのケース、車載用ホルダーがアクセサリーとして用意。
価格はそれぞれ299元(約5,400円)、399元(約7,200円)となっています。
Honor Watch GS 3
昨年8月のHonor Magic3シリーズ発表時に予告されていたHonorの最新スマートウォッチ、Honor Watch GS 3が今回正式に発表。
1.43インチAMOLEDディスプレイ(326PPI、最大輝度1,000nits)、重さ44g、5分充電で1日、通常使用で14日間のバッテリー持ち、NFC搭載、SpO2計測、100種類以上のワークアウトモード対応、種類豊富な時計版スキンなどが特徴となっています。
予約は既に受付開始となっており、こちらは現地時間1月14日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)より販売開始。
価格はブラック(ラバーストラップ)モデルが1,299元(約2.3万円)、ブラウン、ブルー(ナッパレザーストラップ)モデルが1,499元(約2.7万円)です。
いらね