2019年2月の発売開始から、早くも注目を集めているRedmi Note 7 Pro。Redmiブランドの戦略としてインドと中国での限定販売というスマートフォンではありますが、果たしてそのベンチマークスコアは高いといえるものなのでしょうか。中国メディアの快科技が今回の検証を行いました。
Redmi Note 7 ProはSnapdragon 675を搭載します。600番台のSnapdragonとして最も性能が高いチップセットです。
Snapdragon 675のCPUはオクタコア(クロック数:2.0GHz+1.7GHz)のKyro 460(第四世代)で、GPUはAdreno 612という構成になっています。GPUに関しては、新型Snapdragon 855と同じものです。
今回Snapdragon 675の比較の対象となったのがSnapdragon 845とSnapdragon 660。Snapdragon 845は2019年4月現在ではSnapdragon社のSoC全体で二番目にグレードが高い製品となっており、Snapdragon 660は600番台の中級グレードとして知られた製品です。
Geekbench(注:シングルコアでのスコアです)でのベンチマークスコアをグラフにしたものがこちらです。オレンジ色がSnapdragon 845、黄緑色がRedmi Note 7 Pro(Snapdragon 675)、水色がSnapdragon 660を指します。
驚くべきは、Snapdragon 845(オレンジ色)とSnapdragon 675(黄緑色)でスコアに大きな差がないことでしょう。それぞれ2475点と2402点と、その差(73点)は僅かです。Geekbenchのベンチマークスコアというと、あまり馴染みがないものですが、Snapdragon 660とSnapdragon 675のスコア差(787点)を考えると小さい差だと言えます。
Snapdragon 675の性能の高さはもちろんですが、Redmi Note 7 Proのパフォーマンスの高さもよく分かるデータでした。
なお、AnTuTuベンチマークでは、Snapdragon 660のスコアが140,000前後だったのに対し、Snapdragon 675(Redmi Note 7 Pro)は185,115というスコアを出しているということです。Snapdragon 845の搭載機種では260,000から270,000台後半ほどのスコアとなっているため、AnTuTuで比較した場合は差があるようです。
Redmi Note 7 Proは中国とインドのみで販売されるスマートフォンとなっていますが、Aliexpressでは複数のセラーから販売されているため、日本からでも注文して入手することが可能です。
Source:快科技
質問失礼いたします。Redmi Note 7は防滴に対してproの方は防滴ではないのですかね?