先日、10/26にXiaomiから、スライド式インカメラ搭載で画面占有率を格段に向上したモデルのMi MIX 3が正式発表されました。
Xiaomi Mi MIX 3はノッチの無いベゼルレス端末で、ディスプレイは6.39インチ 2340 x 1080の有機ELです。画面占有率は93.4%と、ほぼディスプレイで占められています。ちなみにiPhone XS Maxの画面占有率は85%で、ノッチの有無だけで10%近く差が出ます。
一足早く発売していたOPPO Find Xの画面占有率は93.8%とほんのわずかだけMi MIX 3が負けています。
同様の機能を持ち、一足早く発売されているOPPO Find Xはバネを使って自動でスライドするようになっていましたが、Mi MIX 3はネオジム磁石を使った手動式のスライドです。バネを使った自動式と比べて3倍の、30万回のスライド試験に耐えられたそうです。一日百回スライドしても10年は持つ計算ですので、スライドの寿命の前にバッテリーの寿命の方が尽きるでしょう。
Find Xは自動でスライドする
Mi MIX 3のスライドの構造は昔のBlackberryのように2層になっていて片方が動く仕組みになっています。イメージとしてはスマートフォン本体に薄いディスプレイユニットが載っている感じでしょうか。
下の本体にメインカメラが搭載されているので、OPPO Find Xと違ってスライドせずともアウトカメラは使えるようになっています。インカメラ使用時以外はスライドする必要がないので嬉しい仕様ですね。ちなみにアウトカメラはDxO Benchmarkで103点と、Galaxy Note9と同等、P20以上でXS Maxにわずかに及ばずというそこそこいい結果になっていますよ。
SoCはSnapdragon 845、RAM/ROMは6GB/128GB、8GB/128GB、8GB/256GB、10GB/256GBの4種類、バッテリーは3200mAhです。詳しいスペックはこちらから。
価格は6GB/128GBが3299元(約5万3000円)、8GB/128GBが3599元(約5万8000円)、8GB/256GBが3999元(約6万5000円)、10GB/256GBが4999元(約8万1000円)になっています。中国では発売済み、グローバル展開は不明です。
また、2019年には噂通り5G対応版が発売されるそうです。やっぱり今年は販売されないのね。
まだ触ったことはないですが、ネオジム磁石を使った2層式のスライド、絶対に気持ちいいと思います。意味もなくカチカチスライドしてしまいたくなるかも...。でも30万回までできるから安心ですね!
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