Softbankは10月28日、ワイモバイル向けの新料金プラン「シンプル20」を発表しました。2020年12月下旬に提供開始します。
また、Softbank/ワイモバイルの全ての窓口で、2021年春をめどにMNP手数料を完全撤廃することを明らかにしました。さらに、これまで9時から20時までしか受け付けていなかったMy SoftBankとMy Y!mobileでのMNPの受付を、24時間対応することも明らかにしました。
KDDIもサブブランドのUQモバイルで新プラン(20GBで税込の月額4378円)を同日(10月28日)発表しました。Docomoはサブブランドがないだけにどのような追随策をとるのか注目です。
ワイモバイルの「シンプル20」
「シンプル20」では、月額4480円(税込では4928円。)で20GBまでデータ通信を利用でき、20GBを超過した後の通信速度は1Mbpsとなります。また、10分以内の国内通話は無料で利用でき、10分を超える国内通話は30秒あたり20円がかかります。
既存のワイモバイルの3つのプラン(下図の料金は税別)とは「別建て」のシンプルな料金体系として位置づけます。
つまり、既存のプランと違い、各種割引やテータ増量は提供されません。
Softbank/ワイモバイルは、総務省による携帯料金値下げのための「アクションプラン」発表(10月27日)の翌日を狙って、あえて28日に今回の新プランの発表をしたのでしょう。
「総務省 vs 3大キャリア」、「Softbank vs au vs Docomo」の駆け引きは今後も興味深いですね。ちょっと、「狸の化かし合い」を見ているような印象はありますが、結果として消費者にとってメリットが大きくなれば良いことだと思います。
Source: Softbank
SoftBankの他2社ほど触れないけど突如真っ向から喧嘩売る姿勢そのものは嫌いではない
ブツはともかく