2011年にSony Ericssonが発表したXperia Playの後継機、Xperia Play 2のプロトタイプ実機が中国の中古市場Idle Fishに出品されています。このプロトタイプ実機は販売はされておらず、掲示目的のようです。なお、SonyはXperia Playの後継機を発売する予定は現状無いようですです。
ゲームコントローラーとスマホが一体化したモデル
実機の側面と背面画像も公開されています。側面の写真からはL-RショルダーボタンやSDカードスロットが確認できます。
背面はシングルカメラとLEDフラッシュ、Xperiaロゴが確認できます。このモデルを開発していた時期は不明ですが、おそらく2012年、2013年頃なのでしょう。
2020年現在では、単にスマホとコントローラーを一体化しただけだとゲーミングスマホとしての魅力に乏しく、処理性能や冷却機能で高いものが求められる時代になっています。コントローラーは外付けでも、スマホ本体との互換性が高いものが販売されています。
Xperia Playシリーズ復活はあるか
Sonyのスマホ事業は2014年9~12月がピークで1200万台(四半期ベース)を出荷していましたが、現在はその10分の1程度に落ち込んでいます。
現在のSonyのスマホ事業は、Xperia 1 IIやXperia 5 IIのようにカメラ性能に力を入れることで復活のきっかけを掴みつつあります。
Sonyが主力のXperia 1シリーズ / 5シリーズシリーズとは別にゲーミングスマホ開発を再開する可能性は今後ゼロではないでしょう。ゲーミングスマホの分野はLenovo、ASUS、ZTE、Xiaomi等のハードのコスパを追求できるメーカーが主導しています。Sonyが仮にゲーミングスマホに取り組む場合、ハードとソフト一体となった独自の「ゲーム体験」のようなもので勝負したほうが賢明な気がします。Xperiaのゲーミングスマホを再度見てみたい気はしますね。
Source: xda-developers, Idle Fish
これはないと思ふ