中国で発生した、新型コロナウイルスとそれに関連した肺炎が世界を揺るがしています。日本人の感染者も確認されるなど、依然として緊迫した状況は変わっていません。
中国国内では、感染を予防するマスクの需要が急激に高まっており、Webサイト・実店舗を問わず、人々は在庫を求めて奔走しているようです。
そんな中、Xiaomiの通販サイト「小米有品」が売り出したマスクに購入希望者が殺到し、サーバーが一時ダウンする事態が起きました。中国のニュースサイトGizmochinaが報じています。
マスクの価格は、1箱20枚入りで39.9元(約600円)。コロナウイルスが猛威をふるう地として、日本でも報道中の「武漢」を含む湖北省の住民には、さらなるディスカウントが用意されていました。
爆発的な需要を予想したためか、1人1箱の購入制限を設定。Weiboによる事前告知もおこなわれ、万全の状態での発売と思われました。
ところが、1月28日16時(現地時間)の発売と同時にアクセスが殺到してしまい、サーバーはクラッシュの憂き目にあうことになります。これを受けた小米有品は、謝罪のメッセージをWeiboに掲載。
オンラインの小売担当者によれば、サーバーの処理能力を上回るアクセスが生じたため、今回のような想定外の事態につながってしまったとのことです。
気になる今後について、小米有品は新たなマスクの在庫を速やかに用意することを約束しています。
余談ですが、筆者が日本国内の100円ショップを訪れた際も、新型コロナウイルスによる影響からか、マスクの購入制限(1人1箱)が告知されていました。
必要な人にマスクが行き渡ることと、一連の騒動の早期収束を願わずにはいられません。
Source: Weibo
日本のドラッグストアでもマスク箱買いする人いるしなぁ
それらがメイドインチャイナというのも皮肉だ