Xiaomiが「Miエクスプレス・キオスク」というスマートフォンを含むガジェット類の自動販売機をインドの街中に設置予定であることを認めました。Xiaomiは、Miエクスプレス・キオスクを通じて「スマートフォンはショップを通じて売るもの」という常識を覆そうとしています。
設置場所は国内の空港や駅、ショッピングモールなどを予定しているということです。SIMフリー端末が空港で24時間手に入るというのは、出張中のサラリーマンや観光客にとっては便利です。
Miエクスプレス・キオスクではXiaomi製品のスマートフォンはもちろん、Xiaomi Mi Bandやイヤホンなどのアクセサリー類も購入可能になっています。画像では、一番高額な商品ではPOCO Phone、そのほか一万円台半ばで購入できるRedmi 7やMi A2 Liteなどの人気スマートフォンが並んでいることが確認できます。
支払いにはインドルピーだけでなく、クレジットカードやデビットカードも使えるようになっています。
Xiaomiはここ数年で「小米之家」というメーカー直営店を世界各国でオープンし、代理店を通さない正規の価格で消費者に自社製品を届けようとしています。Miエクスプレス・キオスクによって、Xiaomiはスマートフォンを販売することで正規の価格で販売できるのはもちろん、人件費などのコストも抑えられるでしょう。
これまで、世界各国の空港などでも携帯キャリアなどによってSIMカードやスマートフォンが自動販売機で販売されている風景はありましたが、メーカーによるスマートフォンの自動販売機という新たな取り組みは、Xiaomiというブランドの効果的なプロモーションになりそうです。
一方で、日本だけではなく世界中で自動販売機のお金を狙った強盗事件が話題になることがありますが、電化製品という高価な商品を無人で販売するのはセキュリティ面では大丈夫なのでしょうか。また、不良品だった場合などに購入者はどういう対処をすれば良いのか気になるところです。
詳しい情報や設置場所のリストは、今後Xiaomiの公式ウェブサイトで確認できるようになります。私の家にも1台設置して欲しい所です。
Source:GSMArena
日本では販売代理店が許さないでしょうね