5月下旬~6月冒頭にかけて、XiaomiとHuaweiから日本円換算2万円台(人民元ベースで2,000元以下)の5G対応スマホが4モデル登場しています。
Xiaomi/Huaweiの5G対応スマホ4機種
Huawei
- Honor X10 5G (約2.6万円~)
- Huawei Enjoy Z (約2.9万円~)
Xiaomi
- Redmi K30i 5G (約2.8万円~)
- Redmi 10X 5G (約2.5万円~)
Huaweiは、Honor X10 5G、Huawei Enjoy Zを発売しました。
Honor X10 5Gはポップアップカメラが特徴的なスマートフォンです。ポップアップカメラ搭載のスマートフォンは減少傾向にあるため希少です。SocにはKirin 820 5Gを搭載し、Antutuスコアは約38万点と価格の割に高めです。
Huawei Enjoy ZはMediaTek製Soc、Dimensity 800を搭載しています。Antutuスコアは約30万点です。
Honor X10、Enjoy Zは両機種ともIPSディスプレイなのは少し残念ですが、代わりにリフレッシュレートは90Hzと若干高めです。
Xiaomiは、Redmi K30i 5G、Redmi 10X 5Gを発売しました。
Redmi K30i 5Gはカメラ解像度を48MPに落としたRedmi K30の廉価版です。Socは変わらずSnapdragon 765 5Gを搭載し、Antutuスコアは約30万点とみられています。ディスプレイはIPSですがリフレッシュレートは120Hzとかなり高めです。
Redmi 10X 5Gはこの4機種の中で唯一OLEDディスプレイを搭載しています。SocはMediatek Dimensity 820を搭載し、Antutuスコアも41.5万点で4機種中一位と見られます。リフレッシュレートが60Hzなのが難点ですが、それを除けば断トツで一番の高コスパです。
Redmi 10X 5Gが飛びぬけている
あくまで筆者の印象ですが、この4機種の中ではRedmi 10X 5Gが飛びぬけているように思えます。約2.5万円~と最も安価なのにも関わらず、OLEDディスプレイを搭載し、Antutuスコアはトップです。
なお、通販サイトGiztopにおいて、Redmi X10 5Gが販売開始されています。日本向けにも発送しており、269ドル+日本宛て送料29.99ドル(6GB/64GBモデル)となります。
Honor X10 5Gのポップアップカメラも魅力的ですが、やはりGMS非搭載が二の足を踏む原因となりそうです。Huawei Enjoy ZもGMS非搭載という時点で購入の選択肢から外れてしまいます。
5月下旬から一気に姿を見せ始めた2万円台の5Gスマホ。コスパブランドであるvivoやRealmeも早晩格安5Gスマホを出してきそうですね。
2万円台で5Gの恩恵を受けられるってほんと凄いな。
XiaomiはRedmi Note9sとかMi note10 liteをあの値段で出してくれたし、日本じゃ5Gはまだまだやけど「5Gを○万円で!!」みたいなの期待してる。