Vivoのフラッグシップシリーズ最新モデル、Vivo X70シリーズが中国にて正式発表。最上位モデルとなるVivo X70 Pro+は、Snapdragon 888+を搭載し、4眼全てOIS、IP68、50Wワイヤレス充電に対応するなど、スペックモリモリのハイエンドモデルとなっています。
目次
Vivo X70 Pro+
- Snapdragon 888+
- 6.78インチQHD+(1,440p 20:9 517PPI)E5 AMOLED LTPOエッジディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,500nit
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、55W有線、50Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(ISOCELL GN1 f/1.57 1/1.3 OIS)+48MP超広角(IMX598 114° f/2.2 ジンバルスタビライゼーション)+12MPポートレート(IMX663 f/1.6 OIS)+8MPペリスコープ(5倍光学、最大60倍ズーム対応 f/3.4 OIS)、最大8K動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.45)
- Vivo V1搭載
- ステレオスピーカー Hi-fi対応(CS43131)
- Bluetooth 5.2
- NFC
- IRブラスター
- IP68
- OriginOS 1.0(Android 11)
- 164.54×75.21×8.89mm、209/213g(その他/ブラック)
4眼全てOISに対応
最上位モデルとなる当モデルの特徴は、何といってもそのカメラ。メイン、超広角、ポートレート、ペリスコープレンズ全てにおいてOISに対応しており、超広角においては5軸の通称ジンバルスタビライゼーションに。360°回転しても水平を保っていられるとしています。
独自開発ISP「Vivo V1」搭載
当モデル及びX70 Proにて初採用となる、Vivo独自開発のISP「Vivo V1」ですが、その効果は主に夜景、動画、ディスプレイの3つ。
夜景においては、リアルタイムエクストリームナイトヴィジョンとの名で、撮影画面においても対象が明るく表示可能に。またスーパーナイトモードでの消費電力は50%減、撮影可能時間は39.4%増加しています。
動画においては、極夜においても動画の明るさを上げるのはもちろん、ノイズリダクションで綺麗な動画撮影が可能に。
ディスプレイにおいては、MEMC技術でゲームのFPSを60から90に増加させることが可能となっています。
更には超低分散高透過レンズを採用しており、そのアッベ数(光の分散量の逆数)は81.6にも上ります。(眼鏡のレンズが30以下、スマホのプラ製レンズは50前後、普通のガラスレンズは64.1)
ポートレンズのIMX663は、X60を基準として光を取り込む量が225%増加。他には、ALDコーティングやSWCスーパーレイヤーARコーティング、IRCFハイブリッドコーティングなど様々な面でカメラに拘っている模様です。
他には、SoCにSnapdragon 888+を採用(Antutu v9.1.1 約87.6万点)し、ディスプレイには最新のサムスンE5 AMOLEDを採用。解像度は2K(1,440p)となり、LTPOで1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応。
更にはIP68防水防塵、50Wワイヤレス充電にも対応するなど、正にハイエンドモデルといったスペックに。カメラ以外は、先日発表されたiQOO 8 Proに近いスペックとなっています。
冷却に関しても、液冷を採用するなど、その性能は十分なものとなっているようです。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41/42/66
- 5G SA : n1/n3/n5/n8/n28/n41/n77/n78/n79
- 5G NSA : n38/n40/n41/n77/n78/n79
約9.4万円から
カラーは至黑(ブラック、AGガラス)、旷野(ブルー、レザー)、旅程(オレンジ、レザー)の3色展開。予約受付は既に開始となり、9月17日より販売開始。その価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB 5,499元(約9.4万円)
- 12GB+256GB 5,999元(約10.2万円)
- 12GB+512GB 6,999元(約11.9万円)
また予約ないし発売の3日前までに購入したユーザーには、先着数量限定で50Wワイヤレス充電器が付属。(同ワイヤレス充電器の通常価格は329元(約5,600円))
更に最上位構成となる12GB+512GBモデルには、Vivo TWS 2やVIPサービスが付属して通常と同価格の尊享版も存在。こちらも先着数量限定で50Wワイヤレス充電器が付属となっています。
Vivo X70 Pro / X70t Pro
- Exynos 1080/Dimensity 1200-vivo
- 6.56インチFHD+(1,080p 19.8:9)AMOLEDエッジディスプレイ(中央パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,450mAhバッテリー、44W有線充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766V f/1.75 ジンバルスタビライゼーション)+12MP超広角(116° f/2.2)+12MPポートレート(IMX663 f/1.98)+8MPペリスコープ(OVO8A 5倍光学ズーム対応 f/3.4 OIS)、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.45)
- Vivo V1搭載
- Hi-fi対応
- Bluetooth 5.2
- NFC
- OriginOS 1.0(Android 11)
- 158.30×73.21×7.99/8.08mm、185/186g(その他/グラデーション)
Proモデルとなる当モデルは、SoCに前モデルX60 Pro同様のExynos 1080を採用。X70t Proにおいては、VivoがカスタマイズしたDimensity 1200-vivoを採用しています。
一方カメラでは、メインレンズにiQOO 8 Proでも見られるIMX766Vを採用。通常のIMX766を比べ、第二世代CFAを採用し、透過率は4.6%増加しているとのこと。
X70シリーズ現状全機種で共通となる、ポートレートレンズのIMX663は、光を取り込む量がX60基準で147%増加。前シリーズ最上位モデルとなるX60 Pro+のものと比べても、その量は上回っています。
また、当モデルにおいてもVivo独自開発のISP、「Vivo V1」が採用されています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/7/8/12/17/28A/34/38/39/40/41
- 5G : n1/n3/n5/n8/n28/n41/n77/n78/n79(n3/n5/n8/n28はOTAで対応)
約7.3万円から
カラーは独白(ホワイト)、至黑(ブラック)、星云(グラデーション)の3色展開。こちらも既に予約受付は開始となり、9月17日より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+128GB 4,299元(約7.3万円)
- 8GB+256GB 4,599元(約7.8万円)
- 12GB+256GB 4,799元(約8.2万円)
- 12GB+512GB 5,299元(約9万円)
Vivo X70 / X70t
- Dimensity 1200-vivo/Exynos 1080
- 6.56インチFHD+(1,080p 19.8:9)AMOLEDフラットディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,500nit
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR4X RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,400mAhバッテリー、44W有線充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:40MPメイン(IMX766V f/1.89 ジンバルスタビライゼーション)+12MP超広角(f/2.2)+12MPポートレート(IMX663 f/1.98 光学2倍ズーム対応)、最大4K動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.45)
- Bluetooth 5.2
- NFC
- OriginOS 1.0(Android 11)
- 160.10×75.39×7.55mm、181/182g(その他/グラデーション)
シリーズ現状最下位モデルとなる当モデルは、SoCにX70(t) Proとは逆にX70はDimensity 1200-vivo、X70tがExynos 1080を採用。
他2モデルと比べると、Vivo V1は非搭載のようで、カメラ構成もペリスコープレンズ非搭載など削られるところは削られていますが、メイン及びポートレートレンズはProモデル同様IMX766V、366であったり、ZeissのT*コーティングも健在と中々悪くない出来となっています。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/28A/34/38/39/40/41
- 5G SA : n1/n3/n5/n8/n28A/n41/n77/n78
- 5G NSA : n41/n77/n78
約6.3万円から
カラーは独白(ホワイト)、至黑(ブラック)、星云(グラデーション)の3色展開。こちらも既に予約受付は開始となり、9月30日より販売開始。その価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 3,699元(約6.3万円)
- 8GB+256GB 3,999元(約6.8万円)
- 12GB+256GB 4,299元(約7.3万円)
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