今年9月にvivo X70シリーズを発表したvivoですが、vivo X60t Proとされる機種が中国の認証機関TENAAに登場。Dimensity 1200をSoCに採用し、64MPメインカメラを搭載するなど、既存のX60シリーズ機種とは異なったスペックとなっているようです。
軽さが特徴のモデル
vivo X60t Proとされる機種の画像も公開されており、カメラモジュール右上にはvivo Xシリーズの特徴でもあるZeissロゴが確認できます。
またカメラモジュールのデザインにおいては、フラッシュライトや文字がカメラの下に配置されていることから、X60シリーズであることは確かなようです。(X70シリーズはフラッシュライトなどがカメラの横に配置)。
TENAAに記載されているそのスペックは、以下の通り。
- 2.4GHzオクタコアSoC(Dimensity 1200?)
- 6.44インチFHD+(2,400×1,080p 20:9)AMOLEDエッジ?ディスプレイ
- 6/8/12GB RAM + 64/128/256GB ROM
- 4,000mAhバッテリー
- リアカメラ:64MP+2MP+?MP
- インカメラ:16MP
- 160.63×73.91×7.79mm、167.9g
SoCは、2.4Ghzオクタコアとの記載があるだけで、どのSoCが採用されているのかは確かではありませんが、Dimensity 1200搭載とされています。
ただ、vivo X70及びX70t Proで、vivoによりカスタマイズされたDimensity 1200tが採用されているため、こちらも同様となる可能性もあるでしょう。
特筆すべき点としては、167.9gというその軽さ。エッジディスプレイ搭載のようであることもあり、Xiaomi Civi辺りと競合となるのではないでしょうか。
完全な新モデルか
過去にも名前に「t」が付いたX60シリーズの派生モデルは発売されており、X60t、X60t Proなどがありますが、どれも既存モデルのマイナーチェンジモデルとなっていました。
一方で、vivo X60t Proとされる当機種は6.44インチディスプレイ搭載とのことで、X60 Pro含め全て6.56インチディスプレイ搭載となっている既存のX60シリーズ機種とは異なっています。
また、メインカメラも同シリーズでは初となる64MPセンサーを採用しており(既存モデルは50MPか48MP)、単にSoCやカメラを入れ替えただけのマイナーチェンジモデルというわけではなさそうです。
発表時期については不明ですが、TENAAに登場していることもあり、近くに発表されるものと思われます。続報に期待ですね。
Via:mysmartprice
Dimensity 1200なら3.0GHzでは?