サムスンの5nmプロセス製造ミドルレンジSoC「Exynos 1080」初搭載となるVivo X60、X60 Proが正式発表されました。また、以前噂されていたX60 Pro+については、1月下旬発表となる模様です。
Vivo X60
- Exynos 1080
- 6.56インチ1080p AMOLEDフラットディスプレイ(パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR4X RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,300mAhバッテリー、33W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX598 f/1.79 4軸OIS)+13MP超広角(120° f/2.2)+13MPポートレート(f/2.46)
- インカメラ:32MP(f/2.45)
- 159.63×75.01×7.36/7.4mm、175.6/176.2g(グレー/水色・白)
特徴としてはやはり、Exynos 1080を初搭載し、Vivo X50 Proでお披露目されたジンバルカメラの第二世代、そしてZeissと共同開発されたカメラを搭載している点でしょうか。ソフトウェアに関しては、以前発表のあったVivoによる新たなカスタムスキン、OriginOSが当シリーズでは初期搭載となります。
他に目新しい機能としては、パノラマ撮影においても夜景モードが使用可能であったり、白黒写真に色を付けることなどができるように。
また、Vivoは当モデルを最薄の5G対応スマホとしており、カラーによって少し差は有れど、重く厚いがスタンダードとなった現代において比較的薄く軽い仕様となっています。
Vivo X60 Pro
- Exynos 1080
- 6.56インチ1080p AMOLEDカーブディスプレイ(パンチホール)
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 12GB LPDDR4X RAM + 256GB UFS3.1 ROM
- 4,200mAhバッテリー、33W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX598 f/1.79 4軸OIS)+13MP超広角(120° f/2.2)+13MPポートレート(f/2.46)+8MPペリスコープ(f/3.4 光学5倍、最大60倍ズーム)
- インカメラ:32MP(f/2.45)
- 158.57×73.24×7.59/7.69mm、178/179g(グレー/水色)
X60との違いとしては、カーブディスプレイ、ペリスコープカメラ搭載、バッテリーが100mAh少ないなどといったところで、あまり大差はない模様。もちろん、第二世代ジンバルカメラやZeissカメラが搭載されている点も変わりません。
RAMストレージ構成が12GB+256GBモデルのみとなっている点が、そこまで必要ない人にとっては気になるところでしょうか。
また、Vivoはこちらを5G対応カーブディスプレイ搭載スマホにおいて最薄としており、こちらもX60同様比較的薄くて軽いモデルであるのは間違いないでしょう。
約5.6万円から
カラーはX60がグレー、白(グラデーション)、水色(グラデーション)の3色、X60 Proがグレー、水色(グラデーション)の2色のみで、予約受付は本日より開始しており、1月8日に販売開始となっています。気になる価格は以下の通りです。
Vivo X60
- 8GB+128GB 3498元(約5.6万円)
- 8GB+256GB 3798元(約6万円)
- 12GB+256GB 3998元(約6.3万円)
Vivo X60 Pro
- 12GB+256GB 4498元(約7.1万円)
Vivo X60 Pro+は1月下旬発表
Snapdragon 888搭載と噂されていたVivo X60 Pro+ですが、こちらは今回の発表はなく、1月下旬に発表とのこと。公開された画像からして、Snapdragon 888、第二世代ジンバルカメラ、Zeissカメラ搭載であることは間違いないことでしょう。
LPDDR4Xが惜しいなぁ