画像Source: Canalys
勢いの止まらないvivoが、インド市場において第一四半期でサムスンを抜かし二位になりました。
インドは中国に次ぎ大きな市場となっており、世界中のスマートフォンメーカーから注目されています。
インド市場の現状
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調査会社Canalysによると、インド市場では市場の30%を占めるXiaomiが他に大きく差をつけ一位になっています。第一四半期の間に1000万台を超えるスマートフォンを出荷しています。
サムスンを抜かし二位になったvivoは前年同期比で₊48.9%と成長を遂げているのに対して、サムスンは同13.7%マイナス成長とインド市場での苦戦しています。
尚、最も大きく成長したのはOPPOから分社化したRealmeです。前年比200%と爆発的な伸びを見せました。
Top 5には入っていませんでしたが、OnePlusもOnePlus 8 Proのインド市場向け価格を低めに設定する等、インド市場を重視しています。
コロナウイルスにどう対応するか
第一四半期は成長したインドのスマホ市場ですが、今後COVID-19(コロナウイルス)の影響が大きくなると考えられます。オフラインの店舗がほとんど閉鎖されており、多くの工場も閉鎖されているため、間違いなくスマホの在庫などへの影響が出るでしょう。
vivoがタイトルスポンサーを務めるインドのプロクリケットリーグ、IPL(インディアン・プレミアリーグ)も中止となり、今後の売り上げに対する影響も懸念されます。
また、幸いIPLに備えた在庫があったため、vivoは第一四半期では大きく売り上げを伸ばすことが出来ましたが、ロックダウンが解除された後の在庫を維持するのが困難になるとの予想もあります。
コロナウイルスにより読みにくくなっている今後の売り上げには、スマホメーカーも対応に苦戦しているようです。今後のメーカーの動向に注目が集まっています。
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インドは値段下げないと売れないんだっけか