かねてから発売が予告されていたMicrosoftの折りたたみ式Android搭載デバイスの「Surface Duo」ですが、9/10に1,399ドル(約15万円)で登場することが正式に発表されました。
Surface Duoはスマートフォンではなく業務用の端末
Surface Duoの主なスペックは以下のとおりです。
- SoC : Snapdragon 855
- RAM(メモリ) : 6GB
- ROM(ストレージ) : 128GB / 256GB
- ディスプレイ:5.6インチ2枚、あわせて8.1インチのPixelSense Fusionディスプレイ
- カメラ : 11MPシングルカメラ
- バッテリー : 3,577mAh、18W急速充電
- 畳んだ状態で9.6mmの厚さ
スペック的には一昔前のスマートフォンですが、最大の特徴は見ての通り折りたたみ式のデバイスであること。縦横比は書籍に近く、左右に違うアプリを開いて文庫本のような感覚で利用することが可能です。
また、MicrosoftはAndroidアプリに加えて同社のクラウドサービスのMicrosoft 365が利用できるため、外出先でも2画面を利用したオフィスワークが簡単にできることや、クラウド経由の仮想デスクトップ機能でAndroid上で完全なPC版のWindows 10を動作できること、そして業務レベルのセキュリティをアピールしています。販路も個人向けよりかは法人向けのほうが整備されており、いかにも法人用途を想定した端末となっています。
気をつけばければいけないのがSurface Duoは決してSurface Phoneではないこと。Microsoft製Androidスマートフォンとしてではなく、あくまでもMicrosoftのソフトウェアがモバイルで動く業務用のAndroidデバイスですのでご注意ください。
20万超えのGalaxy G Fold 2と比較すれば安いといえば安いですが、このハードウェアスペックで約15万円というのは我々一般人には手が出にくい価格となりました。とはいえAndroid上でMicrosoftがどれだけ自社サービスを快適に利用できるように工夫しているかは注目すべきポイントですね。
なお、昨年同時に発表したフルのWindows搭載デバイスの「Surface Neo」に関しては新しい情報はいまだにありません。
Source : Microsoft Techcommunity
薄く軽く仕上げたのは十分称賛に値すると思うが
Microsoft製Android端末でもないなら誰が使うのかわからん