クアルコムは12月3日から5日かけてQualcomm Snapdragon Tech Summit 2019を開催することを予告しました。Snapdragon 865が発表されると見られており、既にSnapdragon 865の様々な仕様が判明しています。
特徴
前モデルと同じ7nmプロセスで製造されるとのことですが、Snapdargon 865はEUV(極端紫外線)リソグラフィによって製造されるようです。このメリットとしては低コスト化と製造の迅速化が挙げられます。なお、トランジスタ密度も20%ほど向上すると見られています。
メモリは最新のLPDDR 5Xを搭載。このことによりSnaddragon 855やSnapdragon 855 Plusに搭載されていたLPDDR 4Xより1.5倍処理速度が早くなり、バッテリー消費量も30%ほど減少するとのこと。また、ストレージはUFS 3.0規格に対応しています。
なお、Kirin 990と同様に4Gのみに対応したモデルと5Gに対応したモデルの2モデルが展開されると見られています。
ベンチマークスコアも流出
これがSnapdragon 865を搭載した試作機のものだと見られているGeekbench4スコアです。シングルスコアは4149、マルチスコアは12915となっています。
また、中国の有名リーカー"数码闲聊站"によると、Snapdragon 865を搭載した試作機では Antutu Ver.8スコアは53万〜55万点、そのうちCPUが18万、GPUが20万ほどという結果を出したとのこと。また、この試作機に搭載されていたメモリは一世代前のLPDDR4Xとのことなので、本来搭載されるLPDDR5Xと携帯電話メーカーの最適化が組み合わさることによりさらに高いスコアが期待できます。
ちなみに、Snapdragon 855PlusのAntutu Ver.8スコアが45.3万点、Snapdragon 855の場合は45.2万点、Snapdragon 845は32.0万点となっています。
Source:腾讯网,TechWeb,数码闲聊站,HOTHARDWARE
インフレ過ぎる
5Gはいいとして、そこまで高いともはや何が違うかわからんぞ(´・ω・`)