Apple Watch Series 4
Counterpointの調査により、Apple Watchが2019年のスマートウォッチ出荷台数の35.8%のシェアを獲得したことが分かりました。
スマートウォッチ市場は上位9ブランドが75%を占めています。中でもApple,Huawei, Samsung,Fitbitが市場を牽引しており、全体の市場規模は前年同期比48%+と急成長を遂げています。
中でも、Apple Watchは市場におけるシェア率が35.8%を記録しており、加速するスマートウォッチ市場の中でも前年同期の35.5%から僅かに増加しています。出荷台数は前年比から49%増加しています。
今回のデータはスマートウォッチ市場が急速に成長していることを表しています。
CounterpointのSatyajit Sinha氏によると、Appleの最新モデルであるApple Watch series4の主なセールスポイントの1つは、心電図センサーなどの豊富な健康関連機能です。
Appleは香港やフランス、イギリス、そしてドイツを含む20カ国以上の新しい国々に心電図機能をサポートするために取り組んでいます
Huaweiはシェア率を1%を3%へと急上昇させました。その最大の理由は最新モデルであるHuawei Watch GTの売れ具合が好調だったためです。
印象的なデザイン、手頃な価格、そして現在急成長を遂げているHuaweiブランドへの関心が売上向上に繋がったのでしょう。Huawei Watchは交換用のバンドが少ないと思われがちですが、サブブランドであるHonorからたくさんの種類の交換用バンドが販売されています。
調査会社ガートナーのアナリスト、Brady Wangは「スマートウォッチのフォームファクタの進化はまだ始まったばかりだ。ヒットする為にはかさばらず、スタイリッシュであり、高耐久化され断片化されていないソフトウェアを搭載しているスマートウォッチを作る必要がある。そしてそのようなスマートウォッチは2025年に主流になるだろう」と述べています。
NFCやGPS、及びフィットネストラッキングは、スマートウォッチの購入者に非常に人気の高い機能です。スマートウォッチは現代社会での利便性が人気の要因の一つですが、一方で価格と地域に関係なく、バッテリー寿命の存在が購入を躊躇させる最大の理由です。
今後、Apple Watchが引き続き市場シェアを堅持するのか、それともスマホで好調なHuawei等新興メーカーが今後もシェアを伸ばすのか。スマートウォッチ市場が盛り上がってまいりました。
Source:Counterpoint Research, Gsmarena
AppleWatchの市場てもっと大きいのかと思ってたらそうでもないのね