ここ1年の間で4つのピクセルを1つのピクセルとみなし、センサーピッチを大きくする技術であるクアッドベイヤーセンサーがスマホカメラにも使用されるようになりました。これにより、48MPのセンサー搭載スマートフォンがハイエンドに限らず多く発売され、最近になってはRealmeやRedmiが更に大きい64MPのカメラを搭載したスマートフォンを発売しようとしているところです。高画素化の流れは止まらず、64MPを大きく超えるイメージセンサーが出てきそうです。
先日、2020年までには108MPのセンサーを搭載したスマートフォンが発売されるかもしれないというニュースをお伝えしたばかりですが、早速Samsungが108MPのイメージセンサーを8/12に発表するようです。
Stay tuned for the next big news. August 12, 2019. #NextGenCapture pic.twitter.com/bE8treRBTD
— Samsung ISOCELL (@samsungisocell) August 9, 2019
こちらがそのSamsungの公式発表です。ここからは108MPということはわかりませんが、その数日前に行われたXiaomiの発表からこのセンサーは108MPであることが推測されます。
Big news: Xiaomi announced that it will first adopt Samsung's 108MP ISOCELL CMOS! pic.twitter.com/zYHQllNesq
— Ice universe (@UniverseIce) August 7, 2019
Xiaomiの発表によりますと、Xiaomi Mi MIX 4はSamsungの12032*9024ピクセルの108MP ISOCELL CMOSセンサーを搭載するようです。普段は1/4の27MPの画像を撮影できますが、光量が豊富なときは108MPの撮影も問題なくできるようになると思われます。
MIXシリーズの発表周期から考えると、今年中には108MPカメラを搭載したスマートフォンが発売されることになります。
ISOCELLとは?
ISOCELLは、Samsungのイメージセンサー技術である。各ピクセルの間にバリアを設けることで正確で色飽和のない光の情報をフォトダイオードに届け、取得することができ、特に小さなイメージセンサーで、ピクセルの間隔が詰まった高画素センサーにおいて有効である。名前はおそらくIsolated Cellの略。
このセンサーに関してはセンサーサイズ等の情報はまだ不明ですが、発表時には仕様がすべて公表される予定です。
Source : Twitter
画素数が多いとセンサーサイズあたりの画素サイズが減るから、受光量が減るわけだけど、どう改善するんだろ
バカデカセンサーだったりして