夜景が得意じゃないと高得点は狙えない…?
Xiaomi、Redmi Note 8 ProのカメラがDxO Markにレビューされ、84点を記録しました。この点数はゲーミングスマホBlack Shark 2と同じであり、64MPのカメラを持つRedmi Note 8 Proにとって厳しいものになりました。
日中の屋外では「まあまあ」
Redmi Note 8 Proのカメラは64MP+8MP+2MP+2MPという構成で、メインカメラと広角レンズをマクロと深度センサーが支えるという一般的なものです。まず見ていくのは日中に屋外で撮影された画像です。
光量が落ち着いている箇所はよく描写されていますが、左上の空は完全に飛んでしまっています。また、右上の木々も少々のっぺりした印象を与えますね。良いカメラに欠かせない、ハイダイナミックレンジ、HDRが弱いのではないでしょうか。
64MPのカメラを搭載しているため解像度は十分ですが、指摘されている弱点は解像度によってカバーできる範囲ではありません。Honor V30 Proのメインカメラは40MPですが、DxO Mark上で2位に位置する122点というスコアを持っています。
厳しい評価を受けたナイトモード
ここ最近、DxO Markから高評価を受ける機種は軒並み夜景の撮影に優れています。反対に夜景が苦手な機種は低評価となっており、Redmi Note 8 Proも例外ではありません。
こちらはオレンジで囲われた箇所を拡大したものですが、明るい箇所がまとめて飛んでしまい周辺はまるで爆発が起きたかのように写っています。何か強い光が発生した瞬間であればこのように写ってしまっても仕方ありませんが、平常時でこうなってしまうと夜景が苦手と指摘されても仕方ありません。
日中に撮影された画像でも指摘された、HDRの弱さが夜間においても出てしまっています。右側にあるライトアップされている階段なども光によってディテールが失われています。空の雲も、ノイジーになっていますね。
ナイトモードの評価は42点と非常に低いものになっており、Honor V30 Proの69点と比較しても明らかです。
DxO Markは端末の価格を考慮しないため高額な機種と日本円で2万円代のRedmi Note 8 Proを比較するのは酷かもしれません。しかし昨今、カメラの画素数のみを前面に押し出したマーケティングが目立つのも事実。カメラの評価は数字で表すことが難しく、特に発売前であれば画素数が高い機種が注目されるのももっともです。カメラに拘りたい方は、発売後によく吟味してから購入した方が良いでしょう。
Source: DxO Mark
発売直後から7Pと散々比べられてたよなぁ
俺もようつべで見たけどまぁ・・・ね