Redmi Noteシリーズ最新モデル、Redmi Note 11T Pro及び11T Pro+が中国にて正式発表。 11T Pro、11T Pro+ともにDimensity 8100をSoCに採用し、後者は鉄腕アトム限定版が用意されている点が特徴的です。
目次
Redmi Note 11T Pro+
- Dimensity 8100
- 6.6インチFHD+(2,460×1,080p 20.5:9)LCDディスプレイ(中央パンチホール)Dolby Vision 輝度650nits
- Gorilla Glass
- 144Hzリフレッシュレート・270Hzタッチサンプリングレート
- 8GB LPDDR5 RAM+ 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,400mAhバッテリー、120W有線充電、PD2.0/3.0に対応(19分で満充電が可能)
- 側面指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(ISOCELL GW1 1/1.72)+8MP超広角(120°)+2MPマクロ、最大4K30FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP、最大1,080p60FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー Dolby Atmos Hi-Res Audio/Wireless
- イヤホンジャック
- NFC
- IRブラスター
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.3
- IP53
- MIUI 13
- 163.64×74.29×8.9mm、198g
- 充電器付属(120W)
SoCにDimensity 8100を採用
今回パフォーマンス重視となるRedmi Note 11Tシリーズですが、SoCには、Redmi K50同様のDimensity 8100を搭載。そのAntutuスコアは、836,317点とのこと。
冷却性能においては、Redmi Note 10 Pro(中国版)比で面積32%アップの2,268㎟のVC液冷や、7層のグラファイトシートなどを採用。
王者栄耀を30分プレイした際の平均フレームレートは117.3fps、端末最高温度は43.3℃となったとのこと。
フラッグシップ級LCDディスプレイ搭載
ディスプレイは、フラッグシップ級と謳うLCDとなっており、ダイヤモンド配列よりも字がくっきりと表示されるRGB配列を採用。
リフレッシュレートは、30/45/50/60/90/120/144Hzの7段階可変となり、270Hzタッチサンプリングレートに対応。
その他ディスプレイスペックとしては、DCI-P3、HDR10、Dolby Vision、最大輝度・最大リフレッシュレートにおけるDCディミング対応、ΔE≈0.44、JNCD≈0.36、10 Pro比で30%のブルーライト低減など。
またLCDディスプレイ搭載機では初となる、DisplayMate A+評価を取得しています。
4,400mAhバッテリー・120W超急速充電対応
バッテリーに関しては、Redmi K50 ProやXiaomi 12 Pro同様、Xiaomi独自開発の充電チップ、Surge P1を搭載し、シングルセル方式を採用。
120W超急速充電に対応し、容量は4,400mAhと他2機種よりも少ないですが、19分で満充電が可能としています。
カメラ性能においては、64MPメイン、8MP超広角、2MPマクロの3眼構成と、ミドルレンジモデルとしては一般的なものに。
またRedmi Noteシリーズとしては初の、ストレージが512GBのモデルが用意されています。
その他としては、X軸モーター、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、NFC、IRブラスター、イヤホンジャック搭載、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応など。
対応バンド
- 4G : B1/3/5/8/19/34/38/39/40/41(2496-2690 194MHz)/42
- 5G : n1/3/5/8/28A/38/41/77/78
約4万円から
カラーは原子银(シルバー)、时光蓝(水色)、子夜黑(ブラック)の3色展開。予約受け付けは8GB+512GBモデル以外は既に開始されており、全モデルともに現地時間5月31日午後8時(日本時間同日午後9時)より販売開始。価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 2,099元(約4万円)
- 8GB+256GB 2,299元(約4.4万円)
- 8GB+512GB 2,499元(約4.8万円)
618セールではそれぞれ100元引きの1,999元(約3.8万円)、2,199元(約4.2万円)、2,399元(約4.6万円)となっています。
Redmi Note 11T Pro
ProモデルとなるRedmi Note 11T Proですが、11T Pro+との違いは基本的にバッテリー、サイズ、RAMストレージ構成のみとなり、Dimensity 8100搭載やデザイン等、他スペックは同モデルと同じものに。以下相違点となっています。
- 6/8GB RAM + 128/256GB ROM
- 5,080mAhバッテリー、67W有線充電、PD2.0/3.0に対応
- 163.64×74.29×8.87mm、200g
- 充電器付属(67W)
約3.4万円から
カラーはPro+モデル同様の原子银(シルバー)、时光蓝(水色)、子夜黑(ブラック)の3色が用意。予約受け付けは全モデル既に開始されており、現地時間5月31日午後8時(日本時間同日午後9時)より販売開始。価格は以下の通りです。
- 6GB+128GB 1,799元(約3.4万円)
- 8GB+128GB 1,999元(約3.8万円)
- 8GB+256GB 2,199元(約4.2万円)
また618セールでは、それぞれ100元引きの1,699元(約3.2万円)、1,899元(約3.6万円)、2,099元(約4万円)となっています。
Redmi Note 11T Pro+ 鉄腕アトム限定版
11T Pro+には、今年で誕生70周年となる、鉄腕アトムの限定版が用意。
背面には、右半分がスケルトンとなったアトムが描かれており、右上には鉄腕アトムの英名である「ASTRO BOY」の文字が見られます。
化粧箱や付属品も特別なものとなっており、専用ケースやアトムのステッカーなどが付属。
ソフトウェア面でも、アイコンや充電アニメーションなど、専用のカスタムスキンが搭載されています。
RAMストレージ構成は8GB+256GBモデルのみとなり、現地時間6月18日午前0時(日本時間同日午前1時)より販売開始。全世界で1万台限定となり、価格は2,499元(約4.8万円)です。
また西安にあるXiaomiストアでは、6月1~7日の間、鉄腕アトムのラッピングが行われているとのこと。
ちなみに、OPPO Reno6 Pro+名探偵コナン限定版発表会において「運命のルーレット廻して」が流れていたこともあり、筆者は、今回、鉄腕アトムの主題歌が流れることを期待していたのですが、残念ながら流れることはありませんでした。
日本の作品とのコラボと言えば、最近はOPPOが目立っていますが、過去にはXiaomiも、Redmi Note 4XとMi 6Xにて初音ミクとのコラボ、Mi 10 Youth 5Gではドラえもんとのコラボモデルを出していたりもするので、今後の更なるコラボに期待したいですね。
Redmi Note 11SE
- Dimensity 700
- 6.5インチFHD+(2,400×1,080p)ディスプレイ(中央パンチホール)
- 90Hzリフレッシュレート・180Hzタッチサンプリングレート
- 4/8GB LPPDR4X RAM+ 128GB UFS2.2 ROM
- 5,000mAhバッテリー、18W有線充電に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(f/1.79)+2MP深度(f/2.4)、最大1,080p30FPS動画撮影対応
- インカメラ:8MP(f/2.0)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- イヤホンジャック Hi-Res Audio
- Bluetooth 5.1
- MIUI 12(Android 11)
- 161.81×75.34×8.92mm、190g
- 充電器付属(22.5W)
こちらはその見た目からも分かる通り、POCO M3 Pro 5Gのリブランド・マイナーチェンジモデルとなっています。
主な違いとしては、リアカメラが3眼(48MPメイン+2MPマクロ+2MP深度)から2眼となっている点、対応Bluetooth規格が5.0から5.1となり、背面の「POCO」の文字が「Redmi」となっている、といったところ。
対応バンド
- 4G : B1/3/5/7/8/34/38/39/40/41(2515-2675MHz)
- 5G SA : n1/41/78
- 5G NSA : n41/78
約2.1万円から
カラーは暗影黑(ブラック)、深空蓝(ブルー)の2色のみ。こちらも予約受け付けは既に開始されており、現地時間5月31日午後8時(日本時間同日午後9時)より販売開始。価格は以下の通りです。
- 4GB+128GB 1,099元(約2.1万円)
- 8GB+128GB 1,399元(約2.7万円)
こちらも618セールでは100元引きとなり、それぞれ999元(約1.9万円)、1,299元(約2.5万円)となっています。
Redmi K50シリーズに新色・K50には512GBモデルも
Redmi K50及びK50 Proに、新色の「晴雪」(ホワイト)が登場。2,399元(約4.6万円)からとなり、現地時間6月18日午前0時(日本時間同日午前1時)に販売開始。
それに加えRedmi K50は、RAMストレージ構成が12GB+512GBのモデルが今回発表されており、現地時間5月26日午前10時(日本時間同日午前11時)より予約受付開始、5月31日午後8時(日本時間同日午後9時)より販売開始となっています。
通常価格が3,099元(約5.9万円)、618セール価格は2,899元(約5.5万円)です。Redmi K50 Proの512GBモデルについては、端末発売時より既に販売しています。
ちなみに、無印モデルのRedmi Note 11Tに関しては、発表及び予告はありませんでした。
インドにて既にRedmi Note 11T 5Gなる機種が発売されていますが、そちらは中国ではRedmi Note 11 5Gとして発売されているため、中国で発表されるであろうRedmi Note 11Tは異なるモデルとなることでしょう。
またXiaomiのスマートバンド最新モデル、Xiaomi Band 7及び、RedmiブランドのTWSイヤホン最新モデル、Redmi Buds 4 / 4 Proが同時発表されています。
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