2019年に発売されたRedmi Note 8 Proですが、セキュリティ要件を満たしながら映像コンテンツ配信サービスでのHDストリーミングができないとして問題になっています。
今回はDRM関係が原因となっており、Amazon Primeなどでコンテンツの画質をHDに設定することができないと報告されています。
原因となったDRM(Widevineサポート)とは?
DRMとはDigital Rights Managementの略称、日本語で言うならデジタル著作権管理です。
DRMは多くのスマートフォンでサポートされているものですが、その一つにWidevineというものがあります。Widevineにはセキュリティレベルという項目があり、そのレベルに応じて映像コンテンツ配信サービス利用の自由度が変わってきます。
それぞれのスマートフォンは、Widevine L1という最も高いセキュリティレベルを保持していることにより、NetflixやAmazon Primeなどの映像コンテンツサービスにおけるHDストリーミングがサポートされます。
Android 10でL1をサポートしたのにHD非対応のまま
Redmi Note 8 Proですが、工場出荷状態ではWidevine L1をサポートしていませんでした。ユーザーの声を受け、Xiaomiは約束通りAndroid 10アップデートでWidevine L1を通しています。
ようやくユーザーはHDコンテンツを楽しめるはずでしたが、NetflixとAmazon Primeの両方でHDストリーミングのサポート外となってしまい、Xiaomiの公式コミュニティに意見が寄せられています。
つまり、Redmi Note 8 Proのユーザーは、映像コンテンツ配信サービスにお金を払っているのにも関わらず、Xiaomiが原因で高画質でコンテンツを楽しむことができていないのです。
今回のようなケースは珍しい
通常、一度Widevineのセキュリティレベル要件が満たされている場合、HDコンテンツが利用可能になります。原因はDRMとそのWidevine関係であることは間違いなさそうですが、具体的な内容は分からないままのようです。
今回のケースですが、記事執筆時点ではXiaomiからのコメントはありません。
スマートフォンやタブレットを購入するときは、その機種のDRMサポート仕様をチェックするのも大切であるといえそうです。
Source: Mi Community
タイトル、Redmeになってますよ〜