Redmiより同ブランド初となるゲーミングスマホ、Redmi K40 Gamingが正式発表。Dimensity 1200、磁力式ショルダートリガーを搭載し、ゲーミングスマホにしては比較的薄型軽量である8.3mm、205gで約3.3万円からとRedmiらしいコスパに優れたモデルとなっています。
目次
基本スペック
- Dimensity 1200
- 6.67インチ1,080p OLEDディスプレイ(中央パンチホール)
- Gorilla Glass 5(両面)
- 120Hzリフレッシュレート・480Hzタッチサンプリングレート(3本指)
- 6/8/12GB LPDDR4X RAM(6,400Mbps) + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,065mAhバッテリー、67W有線、QC3+/PD3.0に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(f/1.65 1/2)+8MP超広角(120° f/2.2)+2MPマクロ(f/2.4)、最大4K30FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP、最大1080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー by JBL Dolby Atmos Hi-Res Audio/Wireless
- NFC
- IRブラスター
- IP53
- 161.94×76.93×8.3mm、205g
- MIUI 12.5初期搭載
- 充電器付属(67W)
Realme GT Neoに次いでDimensity 1200をSoCに採用しており、そのAntutuスコア(v9)は724,495点と高性能。
比較的薄型軽量に
ゲーミングスマホの最大のデメリットであるその厚さと重さですが、それぞれ平均で10mm前後、220g以上ある中、当機種は8.3mm、205gの比較的薄型軽量に。Redmiはこれを、2021年最も薄いゲーミングスマホになるだろうとしています。
今回、Redmiはゲーミングスマホ市場への参入を発表しており、ゲーミングスマホでありながらも日常使用にも適し、コスパに優れ、プロ用にもなり得る端末の3つのスローガンを掲げています。
また、RedmiはCoD Mobileの公式戦略パートナーとなり、当機種は同ゲームの公式指定端末に。
またそのベゼルの薄さもアピールしています。(下部が2.7mm、他3辺は1.8mm)
それでいてバッテリーは5,065mAhと大容量で、67W急速充電に対応し42分で満充電が可能と十分。
磁力式ショルダートリガー
Black Shark 4シリーズにも見られた、磁力により昇降するショルダートリガーを搭載。その昇降は左右それぞれ隣にあるスイッチで操作する模様です。
定番のRGBライトも
ゲーミングスマホということもあり、カメラモジュールの両端には通知LEDとしても機能するRGBライトが。
また、その下のフラッシュライトはその枠が雷のような形となっており、ここにもゲーミングスマホらしさを見ることができます。
冷却性能は十分
冷却性能については、VC液冷やグラファイトシートなど、総冷却面積は11,540㎟となっており、安定したFPSでゲームをプレイ可能。充電時においては、その冷却性能により2℃の温度低下をはたしています。
話題のゲーム、原神では他のゲームと比べ所々不安定さが見られるものの、その要求性能の高さ、そして当機種が約3.3万円からであることを考慮すると十分頑張っていると言えるのではないでしょうか。
JBLチューニングの特徴的な形のスピーカー
スピーカーはもちろんステレオとなり、JBLによりチューニングが施され、スピーカー口はMi 11シリーズとはまた異なった特徴的な形となっています。
ちなみに、JBLも、Mi 11シリーズでスピーカーのチューニングを行ったHarman Kardonも、両者ともにHarman Internationalの一ブランドです。
ED超低分散光学ガラスレンズをメインレンズに採用
超低分散のレンズを採用していることにより、通常の64MPカメラと比べよりデティールを捉えることが可能なようです。
Razerとのコラボによるキーボードスキンも
Razerとのコラボによるキーボードスキンも実装。その見た目だけでなく振動にも特徴があるようで、タイピングがメカニカルキーボードを使用しているように感じられるとのこと。
またそのX軸モーターによる振動の特徴の一つとして、FPSゲーム、和平精英(Game for Peace)向けに、銃の種類によって振動が異なり、200種類以上もの種類がある4D遊戯振撼なる機能も。実際に、プロモーションビデオでは目隠しをした人が、その振動だけで使用している銃の種類を当てていました。
L字型ケーブルが付属
付属の充電器およびケーブルは、これまでにはない黄色と黒が主体のものに。またケーブルは、接続端子部分が横持ちの際に邪魔にならないL字型となっています。
対応バンド
- 4G : B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
- 5G : n1 / n3 / n28A / n41 / n77 / n78
アクセサリー類
アクセサリーとしては、1分で15℃冷却が可能としているBlack Sharkブランドの冷却ファン(99元、約1,700円)と純正バンパーケース(49元、約820円)が用意されています。
ブルース・リー特別版が存在
背面に「BRUCE LEE KING OF KUNG FU」(ブルース・リー カンフーの王)の文字があり、ブルース・リーらしい黄色と黒が特徴の特別版。こちらは全世界で4,000個限定とのこと。
ブルース・リーの壁紙がプリインストールされていたり、化粧箱、付属品も特別なものとなっています。
約3.3万円から
カラーは銀翼(シルバー)、光刃(ホワイト)、黒影(ブラック)の3色展開。4月30日より販売開始となっており、その価格は以下の通りです。
- 6GB+128GB 1,999元(約3.3万円)
- 8GB+128GB 2,199元(約3.7万円)
- 8GB+256GB 2,399元(約4万円)
- 12GB+128GB 2,399元(約4万円)
- 12GB+256GB 2,699元(約4.5万円)
- 12GB+256GB(ブルース・リー特別版)2,799元(約4.7万円)
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