XiaomiはRedmi K30i 5Gを公式サイトに掲載しました。6月2日に中国通販サイトJD.comで発売開始するようです。価格は1899元~(約2.8万円~)となる予定です。
中国では日本円で2万円台の格安5G機の発表が今月に入って続いています。まず、HuaweiがHonor X10 5Gを先週発表しました。また、5月24日にEnjoy Z 5Gも発表しました。
Xiaomiも、Redmi 10X 5Gの発表を5月26日に予定していますが、こちらも人民元ベースで2000元を切る(つまり、約3.2万円を下回る)可能性が十分あります。
まずは、Redmi K30i 5GがXiaomiの格安5G機の先陣を切る形となりました。
カメラスペックを落としたRedmi K30 5Gの廉価版
K30i 5Gは、Redmi K30 5Gのカメラスペックを下げた廉価版に当たります。主な違いは、K30のメインカメラが64MPだったのに対し、K30iのメインカメラは48MPとなっている点です。
ただし、他の3つのレンズは同じものが搭載されているため、機能はほぼ同じとみられます。48MPでも十分解像度は高いため、よほどのこだわりがなければ問題ないでしょう。
カラーリングはブルー、レッド、パープル、ホワイトが発表されています。今のところ、レンダリング画像にあった黒いカラーリングのモデルは発表されておらず、K30 5Gと同じ4種となっています。
K30i 5GのSocにはK30 5G同様、Snapdragon 765Gを搭載しています。SDM 765GのAntutuスコアは約30万点とかなり高く、ほぼ全ての動作において困ることはないでしょう。
Pocoブランドによるグローバル版発売も期待できるかも
XiaomiはRedmi K30シリーズを、Poco X2(Redmi K30)、Poco F2 Pro(Redmi K30 Pro)とリブランドしています。Poco F2 Proはグローバル版となりました。低価格5G機であるRedmi K30i 5Gの(Pocoブランドによる)グローバル販売も期待したいですね。
Source:gizmochina, 公式サイト
OSの使い勝手とか対応バンドとかっていう海外版端末の癖は置いといて、別にカメラが64MPから48MPに落ちたとしてもどうせ普段使いでは最大画素で撮ってる訳じゃないし、SDM765G積んでる端末としては(たとえ4G端末だったとしても)十分安いんだよなぁ…