2019年6月発売のRedmi K20 Proが、スマートフォンカメラの評価サイトとして有名なDxOMarkにおいて、トータルスコア102を記録しました。
この数字はGoogle Pixel 3と同等で、あのiPhone XRを上回るものとなっています。両機種との2倍近い価格差を考えると、今回のスコアは快挙と言えるでしょう。
DxOMarkの評価結果
カメラ単体のDxOMarkスコアは108。これは、2018年のフラッグシップモデルに比肩する点数です。参考として、Galaxy Note 9のスコアは107、iPhone XS Maxのスコアが110となっています。
これだけ高いスコアを記録した理由の一つは、48MP(広角)+13MP(超広角)+8MP(望遠)という構成のトリプルカメラ。共にシングルカメラのGoogle Pixel 3・iPhone XRに対して、非常に大きなアドバンテージになりました。
また、メインカメラのセンサーとして、ソニーのIMX 586を採用。0.8µmのピクセルサイズを実現した描写力が、今回の高スコアに貢献しています。
ただし、高いカメラスコアとは裏腹に、ビデオスコア89という数字が足を引っ張ってしまいました。
全般的な性能は好印象であるものの、ダイナミックレンジが狭く、ハイライトの白飛びが目立ってしまうことなどが理由として挙げられています。
DxOMarkの評価ページでは、講評と併せて下記のようなレビュー動画も閲覧可能です。
約40,000円の価格とは不釣り合いな高スペックで、フラッグシップキラーとして知られるRedmi K20 Pro。
ビデオカメラ性能に改善の余地を残すとは言え、今回の結果はその異名に恥じないものとなりました。
Source: DxOMark
これは間違いなくOnePlus killer